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(※)当記事は解説の都合上、漫画「金色のガッシュ!!2」第19話までのネタバレが含まれます。

単行本派かつネタバレを避けたい方はブラウザバックを推奨いたします。











ブラゴってのはなあ」

「オレが一番戦いたかった相手なんだ」


「ブラゴォオオオオオオッ!!!」


概要編集

漫画「金色のガッシュ!!2」にて初登場した謎の勢力『カード』の1体にして、ブラゴにとっての今作における初戦の相手となる存在。


リーザジモダガムと同じく「ゼブリット・ブラザーズ」の1体であり、ほぼ間違いなくリーダー格だと思われる。


また、現状での描写から、一部の読者からはロデュウに似ていると評されているキャラクターでもある。


人物像編集

容姿編集

背中まで届くほどの長髪、腹筋が見えるように改造したような独特のスーツ姿が特徴的。


これまで登場した『カード』達の中でもスレンダーな体型をしており、(作画の都合かもしれないが)口紅を塗っているようにも見える。


一見すると女性のように見えなくもないが、第17話にてジモダから「兄貴」と呼ばれ、リーザも「男と女は思考が違うのよ」と述べているため、男性で確定している。


性格編集

敵対者と見なした相手には容赦なく攻撃を仕掛け、重傷を負った相手が逃げた時にも躊躇なく追撃を加える等の残忍な面が目立つ。


また、「自分の知らない内にブラゴが倒されていた」事を惜しんでいたり、いざブラゴが復活しそうになった時には意気揚々とする等、強者との戦いを望む好戦的な一面も描かれている。


総じて、今まで登場した『カード』達の中ではワイグと似たような性格をしていると言えるだろう。


編集

所持しているケースの中には、読者から見て左から順に、

  • 無数の棘が生えた球体の紋章
  • 分厚いたてがみの中央に牙が付いた紋章
  • 黒い太陽あるいは惑星のような紋章
  • 十字の模様が走った球体の紋章

……という4つの瓶が確認できる。


これらについては、

  • 無数の棘が生えた球体の紋章:第18話でガムが瓶を介して「ガドルク」という術を発動しているため、前作で登場した「ギガノ・ガドルク」の存在を踏まえるとバランシャだと思われる。
    • 紋章に関しても「ギガノ・ガドルク使用時に全身から棘が生える様子」を表現していると考えれば筋が通る。
  • 分厚いたてがみの中央に牙が付いた紋章:作中でリオウと明言されている。
  • 黒い太陽あるいは惑星のような紋章:作中でブラゴと明言されている。
  • 十字の模様が走った球体の紋章:第18話でジモダがボギル系の術を使用しているので、十字の模様という特徴からも千年前の魔物のバビルだと思われる。

という該当者になっていると考察できる。


瓶を介して使用した術編集

グラビレイ編集

「次から次に…」

「人間ごときに手こずるもんだ」


前作でも登場したブラゴの初級術。

詳細はブラゴの記事を参照。


何気に今作で初めて「ある程度遠くにいる相手にも命中させられる」という性能が明らかになった(前作では至近距離の相手にしか使っておらず、遠距離の相手に重力をかけるような描写が無かった)。


ギガノ・レイス編集

「最後は愛しのブラゴの術で葬ってやるぜー!!!」


前作でも登場したブラゴのギガノ級呪文。

こちらも詳細はブラゴの記事を参照。


ギルファドム・バルスルク編集

「ギギャアアアアアアアアアアァアアアアアァアア!!!」


前作でも登場したリオウのバルスルク系呪文(いわゆる「禁呪」)。

詳細はリオウの記事を参照。


今作で瓶を介して使用した際も、ジリオンの体格が数倍以上に膨れ上がり、理性を失って暴れ回るという「禁呪」特有のメリット・デメリットが描写された。


尚、第18話でこの術が使用された際、なぜかガッシュが「リオウの禁呪」とすぐさま反応しているが、なぜガッシュがギルファドム・バルスルクについて知っているのかは現状不明。


前作においてリオウはガッシュ戦で「禁呪」を使用しておらず、発動したのはゼオン戦のみである。

ガッシュが知っているのはデモルトの「禁呪」の方なのだが……(一応、アニメ版147話ではゼオンvsリオウ戦がガッシュ達の目の前で行われたが、禁呪を使う前にガッシュ達はゼオンの攻撃で気絶しているため、やはり術を直接見聞きしていない)。


もっとも、現在のガッシュは魔界の王なので、ここ十数年の間で色々な魔物の術を知る機会があった可能性は充分に高いのだが。


『合力』後の描写編集

「闇の血脈を旅するものよ 7つに分かれた器の者共」

「ゼブリットの血肉を分けた強き絆のその名を唱える」

「抑圧された異端の力よ」

「依り代となる器の形に力を変えよ」

「我が体の4つの口が転力への手助けをせん」

「抑圧されし力よ 転生し次なる形となりて解き放たん」

「契約により己が意志を我に渡さん!!」


第19話にてリーザから特殊な詠唱を受け、他の『カード』達と同じように術の力を直接取り込んだ。

『合力』の読み方はワイグやレビーとも異なっており、「エイシャント」となっている。


しかも、ジリオン&リーザの『合力』に関しては、

  • ギルや你好が『合力』を発動する際の描写と比較しても明らかに詠唱が長い
  • 瓶を割るところまでは共通だが、瓶に含まれている術の力が『合力』へ変換されているというより、既に発動し終えた術(ギルファドム・バルスルク)がジリオンの身体へ戻っていくかのような演出となっている

といった具合に、今までの『合力』とはどこか違うような印象も受ける。


見た目の変化としては、胸部に「不気味な目玉が中央に位置する漆黒の翼」のような模様が描かれ、筋肉質になった全身を締め付けるようなアーマーが至る所に装着される。


見た目に違わず、肉体強度は「禁呪」たるバルスルク状態をも遥かに上回っており、現在のブラゴのパンチを片手で軽々と受け止めるほど


更に、右腕全体を「それぞれの棍の左右から刃が伸びたような蛇腹剣」のような武器に変化させることも可能。

先端の棍のみは刃ではなく鈍器になっているが、それでもガードしたブラゴの腕の骨を一撃で折るほどの威力となっている。


また、独特な形状故に搦め手も可能であり、「棍と棍の間に相手を挟み、前後から切断する」「バラバラになった棍を同時に動かし、多方向から同時攻撃を仕掛ける」等のトリッキーな戦法も披露した。


活躍編集

第17話にて、「ゼブリット・ブラザーズ」の仲間である3体の『カード』と共にベルモンド家を襲撃。


人質に取ろうとしたジャンは爺の援護射撃によって逃がされてしまうものの、シェリー本人に対してはすぐさまグラビレイをかけて拘束。


そのままシェリーに攻撃を続けて重傷を負わせるも、ブラゴの声を聞いたシェリーが力を振り絞って走り出したため、グラビレイで追撃。

それすらもブラゴへの想いで逃げ切ったシェリーの元へ漆黒の棺が運ばれてきた時には一瞬動きを止め、その隙に合流してきたガッシュ&清麿から攻撃を受ける。


攻防の中でガッシュ達にブラゴの術が入った瓶を取られてしまうも、彼らの相手をジモダ&ガムに任せて分断させ、自身はブラゴとの戦いに心を躍らせながら丘を登っていく。

リーザがギルファドム・バルスルクを唱えたことでバーサーカー状態となり、シェリーを棺ごと粉砕しようとするも、間一髪で復活したブラゴに素手でバルスルク状態の拳を止められてしまう


棺を壊して現れたブラゴに再び拳を放つも、再び素手で右腕を潰されてしまい、グラビレイによって動きを封じられた直後に顔面に拳を受け、あっけなく首を飛ばされてしまった(一応、第18話時点では「核」の球が砕ける描写が無く、『合力』も使用していないため、死亡が確定したわけではなかった)。


そして一部のファンの予想通り、やはり首を飛ばされても死亡しておらず首から離れた全身を遠隔で動かすという不気味な能力により、リーザが『合力』の詠唱を終えるまでの時間を稼ぐ(ギルファドム・バルスルクの効果と考えるにはさすがに気味が悪いので、おそらくジリオン自身の能力だと思われる)。


そして『合力』形態となってからは、現在のブラゴと素の肉弾戦で渡り合えるほどの驚異的な力を発揮し、シェリーとブラゴ両名でも僅かに回避が遅れれば首を切り落とされていたほどの猛攻を仕掛けていく。


『合力』のタイムリミット直前には、特殊な棍によってシェリーに全方位攻撃を仕掛けるも、シェリーは前作の時点で自身の動体視力や身体能力のみで魔物の術を回避できるほどに鍛え上げられていたため、ジリオンの不意打ちをも華麗に回避。

そして予想外の動きに驚いた一瞬の隙に、ブラゴから頭に手を置かれてしまう。


最後には「最高の決闘だったぜ」とブラゴとシェリーの実力を認め、どこか満足そうな笑みを浮かべたままギガノ・レイスを頭部に受けて敗北した(描写的に頭部ごと「核の球」を潰されているため、今度こそ死亡したと思われる)。


関連タグ編集

金色のガッシュ!!2 カード(金色のガッシュ!!2)


ブラゴシェリー・ベルモンド……フランスにて交戦。


リーザジモダガム……ゼブリット・ブラザーズの仲間達。特にジモダはジリオンを「兄貴」と呼び慕っている模様。


ワイグ……今のところ登場している『カード』の中では気質が近いと思われる。第19話で描かれたように、死に際の台詞回しや態度も非常に似通っている。


ロデュウ……「長髪で細身の男性」「意気揚々と強者に挑みかかり、返り討ちにされる」「ラストシーンでは読者からも好感を抱かれるような描き方がされる」等、キャラクター性に似通った部分が見受けられる。

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