プロフィール
本の色 | ブラウングレー |
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術属性 | 爆発 |
人間換算年齢 | 7歳 |
好きな食べ物 | 魚、虫 |
趣味 | 歩くこと |
魔界から降り立った場所 | ギリシャ |
CV | 無し |
(公式ファンブック「金色のガッシュ!!まるかじりブック」内の魔物大百科、及び魔物発見場所マップから引用)
概要
邂逅編で登場した魔物。
本の持ち主はヒゲ(詳細は個別記事を参照)。
パピプリオと同様、作中で初めて2vs2の戦闘が描かれた魔物である。
人物像
容姿
まさに「巨大なトカゲ、もしくはイグアナ」そのものなビジュアルとなっている。
胸部にある青いスペードのマークが特徴的。
作中ではヒゲによって常に紐(リード)で繋がれている(この行為はヒゲ曰く「常識」らしい。確かに大型の爬虫類を出歩かせるのならば必要な措置かもしれないが……)。
基本的には四足歩行だが、感情が昂った時には二本足で立ち上がる場面もある。
性格
作中では一切台詞が無かったので、正確な人物像は長らく不明であった(前述の通り、アニメ版でもCVが付いていないという異例の扱いを受けている)。
一応、ガッシュに勝ったと確信(誤解)した時には感涙していたり、ルーパーとヒゲが口論を始めてしまった時にはオロオロしていたりと、多少なり感情を露わにしているシーンが見受けられる。
だが、公式プロフィールでも年齢が7歳と明示されていた通り、実は喋ることもできたようで、完全版に収録されたガッシュカフェにて実は喋れる上、メスであることが判明(ヒゲ、パピプリオ、ルーパーもゾボロンが実は女性であったことや喋れることには心底驚愕していた)。
本人曰く、作中で喋らなかった理由は本の持ち主であるヒゲと対面したときに「ああ、コリャダメだ」と勝ち目がない事を悟り、王になることをあっさり諦めたかららしい(まあ、確かにヒゲはお世辞にも本の持ち主として優秀とは言えないので、ゾボロンが特別ドライというわけではない……のかもしれないが)。
術
術属性については、公式ファンブック「金色のガッシュ!!まるかじりブック」にて「爆発」属性と解説されている。
なんと作中で唯一ゾフィスと同じ属性となっており、爆発という属性に違わぬ高火力の術を使用する。
ドグラケル
「フン…小僧、私を忘れてはおらぬか?」
口を大きく開け、人間大ほどのエネルギー弾を放つ(作中ではティオが「破壊球」と称している)。
速度こそ作中に登場する全ての術の中でも最も遅いほどだが、足止めとして最適な術を持つパピプリオとの相性は抜群。
また、威力は逆に大多数の初級呪文を遥かに凌駕しており、ゆっくりと着弾しただけでも数メートル以上の爆風が巻き上がり、プールの底を大きく抉り飛ばすほど。
しかも初級~ガ系を余裕で防ぐティオのセウシルすら破壊する威力なので、初級術にもかかわらずゴウ級以上の威力が確定している。
連載が終了した現在でも、初級術でも中級以上の力を出せるのはゼオン・クリア・バオウ覚醒後のガッシュといった作中最強クラスの実力者ばかりなので、攻撃力に関してはゾボロンが並の魔物を遥かに超える才能を持っていたことが窺える。
オル・ドグラケル
「今よりも心の力を込めて撃ってやる!!!」
「さっきの盾じゃ防げないほどになあっ!!!」
上下左右にエラのようなものが生え、正面に中心点のような模様が付いたエネルギー弾を発射する。
やや速度が上がっているだけでなく、一度発射すれば自動的に相手を追い続ける性能が追加されており、術で防御・相殺するまで中級相当の術が延々と相手を追い続けるという強力な呪文。
活躍
初登場は原作67話。
ヒマラヤ山脈でパピプリオと共に二ヶ月もの間修行を積み、「最強コンビ」として修行の成果を確かめるべく下山。
モチノキ遊園地へ足を運び、遭遇したガッシュ&清麿と戦闘に(なぜわざわざ日本まで来たのかは不明)。
「パピプリオの術で相手の動きを止め、速度の遅いゾボロンの術を確実に当てる」という抜群のコンビネーションでガッシュを追い詰めるも、ティオ&恵が駆け付けてからは形勢逆転。
清麿が提案・実行したダレイドを逆利用する戦術に嵌められ、ヒゲがパピプリオを盾にしたことでルーパーの怒りを買っていたのも合わさり、仲間割れを起こした隙にザケルとサイスの同時攻撃により本を燃やされて魔界へ帰っていった。
原作最終回ではヨポポ・リーヤ・バランシャ・バルトロ・バーゴ(?)と一緒に楽しそうにダンスを踊っている。
同じく最終回の集合写真では、同じ獣型の魔物であるバルトロやカルディオとくっついて映っている。
また、「魔物からの手紙を受け取った本の持ち主達」の中にヒゲも描かれていたが、肝心の手紙を持っていないので、ゾボロンが手紙を送ったのかどうかは不明(ガッシュカフェでの描写を踏まえると、送っていない可能性が高い)。
関連タグ
ゾフィス……同じ爆発属性。
ロデュウ……後にパピプリオとコンビを組んだ魔物。こちらも優れた攻撃力を持つ。
ジェデュン……作中では「ヤンコ」としか喋らなかったが、ゾボロン同様に実は普通に喋れる上、性別はメスだったと判明した魔物の子(アニメ版では初登場時から普通に喋る上、性別はオスになっている)。