ヒゲ(金色のガッシュ!!)
がっしゅのひげ
「フン… オレ様とこの魔物、ゾボロンと組んでるんだ」
「勝ってあたりまえだ」
漫画「金色のガッシュ!!」及びアニメ「金色のガッシュベル!!」の登場人物であり、魔物の子の一人(一匹?)であるゾボロンの本の持ち主(他の名前の似た記事に関しては髭やヒゲの記事を参照)。
CVは石井康嗣氏。
活躍についてはゾボロンの記事を参照。
プロフィールについて
清麿や恵といったメインキャラとは違い、公式からプロフィールが明かされていないため、年齢や職業等は不明。
国籍のみ「イタリア」だと公式ファンブック「金色のガッシュ!!まるかじりブック」にて判明している(スギナ&春彦と同様、本の持ち主の国籍と魔物が降り立った国が一致しないタイプ)。
イタリア、つまり何気にフォルゴレと国籍が同じである。
作中では「ヒゲ」という見た目そのままの名前で一貫して呼ばれており、原作・アニメ版ともに結局本名は明かされず、カードゲームに収録された時も「ヒゲ」と表記されている。
なので、2023年12月現在では「ヒゲ」というのがニックネームなのか本名なのかも一切不明。
容姿
まさに「名が体を表している」と言わんばかりに、口周りの地肌が全く見えないほどにモッサリと蓄えたヒゲが特徴的。
上述のようにヒゲの国籍はイタリアなのだが、ゾボロンの降り立った場所がギリシャのためか、全体的にキトン(古代ギリシャの衣服)を模したような服装をしている。
性格
こちらも見た目通りというべきか、あまり理性的な印象は無く、どちらかといえば気ままでやや乱暴な性格だと思われる。
現にパピプリオ達と長期間コンビネーションを練習していたにもかかわらず、いざガッシュ戦で追い込まれた時には「何がコンビネーションだ!」「てめえらの能力なんざ何の役にも立たねえんだよ!」と感情的になってしまい、隙を晒したことが敗北に直結してしまった。
ゾボロンに対しては嫌っている様子こそないものの、犬か何かのように常に紐で繋いで連れ歩いており、「魔物と本の持ち主」というよりは「ペットと飼い主」とでもいうような構図となっていた。
また、ガッシュ達と戦ったモチノキ遊園地や最終回の手紙を受け取るシーンにおいてソフトクリームを、クリア戦前の「元本の持ち主達」のシーンではキャンディを舐めていたので、甘い物が好きな模様。
金色のガッシュ!!2にて(ネタバレ注意?)
「おっ!! お前日本で見た奴だな」
第7話にて、なぜかフォルゴレや恵といった主要キャラよりも先に再登場。
ダブル主人公である清磨に次いで2番目に登場した過去作の本の持ち主となった。
とはいえ、まさかのゾボロンが2人目の仲間に……という展開ではなく、清麿が村を観光名所として整備する際の作業員として3コマだけ登場したのみ(有り体に言えば「本格的な再登場」ではなく「ゲストキャラ的な再出演」である)。
今回も木材を担ぎながら、相変わらずソフトクリームを舐めていた。
当然ながら魔本も持っていないしゾボロンも同行していないため、清磨は「あいつ誰だっけ?」と首を傾げるだけだった。
また、「まだあの本持ってるか?」と清磨に尋ねていたことからおそらく前回の戦いが終わったことすら知らない可能性さえある(ゾボロンの記事でも解説しているように、おそらくゾボロンは魔界からの手紙を書いていない可能性が高いため)。
ちなみに、前述のように公式ファンブックにてヒゲの国籍はイタリアと明記されていたのだが、なぜ彼がエジプトで働いていたのかは不明。
これについては第7話公開後、作者の雷句先生がTwitterで「ヒゲは古代エジプトの服装だから近くをウロウロしていると思って描いたが、入稿後にまるかじりブックを見てイタリア出身だと気付いた」と裏話をツイートしている(実際のツイートはこちら。2022年10月14日分)。