概要
腐向けカップリングはこちら → ゼオデュ
作中でも屈指の実力を持つコンビであり、特にデュフォーに関してはパートナーとして最高レベルともいわれている。このコンビがファウード編におけるラスボスである。
二人の出会いは北極。
デュフォーが持つ特殊能力であるアンサートーカーが研究者に目をつけられ、母親に売られた挙句、北極の研究室で数年に渡り非人道的な研究の実験材料にされた末に、能力を危険視した研究者たちに殺されそうになったところを、ゼオンに助けられたことから。
一方、ゼオンの方は父である魔王が弟のガッシュ・ベルにバオウ・ザケルガと言う圧倒的な力を与え、城から出して自由に暮らさせる反面、自分には文字通りの意味で血反吐を吐くような訓練を与え続けた。という過去からガッシュの事を恨んでおり、ガッシュを苦しめることを一つの目標としていた。
二人とも、その過酷な境遇から何かを憎んでいる。と言う共通点があり、同時にその過去があるがゆえに他を圧倒する実力を持っているという共通点もある。そのこともあってか、コンビとして相当に息が合っている。
敢えて弱点を上げるとすれば、ゼオンは基本的に余裕と冷静さを崩さないが、戦闘中に熱くなることが多く、単身で前線に出張ることが多い。一方でデュフォーはそもそも無表情と言えるほど感情を見せることが少なく、基本的に大技か本気で戦うとき以外にはゼオンの傍にいることが少ない為、戦闘が激化すると二人の距離が空き、連携しづらい場面が出てくることくらいである。
それですらもデュフォーはその優れた頭脳から逆転の一手を打ち、ゼオンも瞬時にその意図を汲むことができるあたりに二人の実力が現れている。