「ちょっと、あなた、どこを見てるの♡」
「ボインを見なさい」
「私の名前はビッグ・ボイン」
「ボインちゃんとは呼ばないで♡」
CV:永野愛
概要
石版編序盤にて、ナゾナゾ博士の部下(?)として登場した超人集団「MJ12」の1人で、紅一点と思われる。
明らかに一人だけ別ベクトルの超人なのだが、その一周回ってエロさ0、笑い100に昇華されている個性的な名前と言動から、MJ12の中でもダントツの知名度を誇るキャラクター。
また、MJ12の中では唯一、超人になる前の職業が明言されているキャラクターでもある(後述の通り、超人になる前は看護師だったと判明している)。
人物像
容姿
まさに名が体を表しており、色々な意味で目を惹くビッグなボインが特徴的な女性。
金髪のロングヘアに星が付いた白いコスチュームと、見方によっては同じおっ〇いネタを持つフォルゴレと共通点のあるデザインとなっている。
また、作中ではギャグ寄りな描かれ方をされているものの、おそらく顔立ち自体は美人な方だと思われる。
性格
ほぼギャグシーンでのみ登場し、「イェーイ」という掛け声のような台詞を発することばかりなため、正確な人物像は不明な点が多い(ガッシュカフェでは普通に会話しているので、決して言葉を上手く扱えないわけではない。おそらくただの口癖だと思われる)。
とはいえ、数少ない台詞からも見た目通りというべきか、全体的に明るく陽気な印象を受ける。
また、クリア編後には博士と一緒にヴィノーの世話をしていたり、ガッシュカフェの特別編では看護師について「命を守りたくさんの人と触れ合える素敵な職業」と述べているため、しっかりとした良識も持ち合わせていると読み取れる。
活躍(?)
本編
初登場は原作95話。
ナゾナゾ博士が高嶺家を訪れた際、MJ12の仲間達と共に登場。
他の超人達が清麿を動揺させるほどの能力を披露する中、いきなり「ただ胸が大きいだけの女性」として明らかに一人だけ浮いたような登場シーンが描かれ、多大なインパクトを残した(しかも他のMJ12と異なり、なぜか一人だけ博士による能力説明すらされていない)。
そして全員が能力を披露し終えた後には、
「この中で仲間外れは誰!?」
という作中全体を通しても類を見ないほどの盛大な出オチをかまし、(清麿の顔芸も相まって)読者を爆笑させた。
そのような登場&退場だったので、今後も出番は無い……と思いきや、原作126話にてまさかの単独で再登場。
胸を両手でバシバシと叩き続ける「ボイン・チョップ」なる技を発動(?)し、敵が呆気に取られている内に博士が後方へ回り込んでギガノ・ゼガルを放つという作戦を実行。
奇しくもこれが大成功し、ビョンコ達全員に相応のダメージを与えることができたので、ビッグ・ボインも勝利に大きく(?)貢献したと言えるだろう。
…もっとも味方も呆気に取られていたのは言うまでもないが(約一名を除く)。
次の登場は原作176話。
謎の超巨大建造物(ファウード)について話し合うべく来訪したナゾナゾ博士になぜか付いてきており、「清麿に見てほしいダンスがある」と謎のダンスを4ページにも渡って披露し、またもや読者にインパクトを与えた。
尚、この描写から「清麿に好意を抱いているのでは?」と考察するファンもいるが、ガッシュカフェでは清麿を「キュートな坊や」と表現しているため、おそらく恋愛感情というより「リアクションが可愛いからかまってみたい」という具合なのだと思われる。
その後は本格的な登場こそないものの、ファウード編ではジェット機のパイロットを、クリア編では大型旅客機の副操縦士を務めているので、飛行機の操縦技術を持っていることが示されている(それぞれ原作242話・305話にて確認可能)。
ガッシュカフェにて
本編での活躍は以上なものの、2022年に開催された「金色のガッシュ!!と雷句誠原画展」の来場・通販特典として配布された小冊子「ガッシュカフェ 雷句誠原画展特別編」では水野鈴芽・仲村マリ子・ダルタニアンと共演。
この回にて超人になる前の職業が看護師だと本人の口から語られた。
オーダーはチョコベビー・5ドルのバニラシェイク3本。
「将来は看護師になろうと考えている」と打ち明けた鈴芽に「看護師は命を守りたくさんの人と触れ合える素敵な職業」「あなたの進路を祝福するわ」と明るい言葉をかける優しい面が描かれた。
金色のガッシュ!!2にて(ネタバレ注意!)
第20話でナゾナゾ博士が再登場したことに合わせ(?)、ビッグ・ボインも同話にて再登場。
ネバダ州へ向かう飛行機の中、ナゾナゾ博士が清麿へ送ったメール(動画)にて登場。
なぜか言葉ではなくジェスチャーによるものだったが、ガッシュ・清麿・アポロに「ナゾナゾ博士に危機が迫っている」ことを伝える役割を担った。
尚、前作から12~13年ほど経った現在でもビッグ・ボインの容姿が(おっ〇いの大きさも含め)ほとんど変わっていなかったため、一部のファンからは「ビッグ・ボインの超人としての能力は不老」等というネタが挙げられている。
余談
pixivでは
投稿されているイラストに関しては、ビッグ・ボイン本人より他作品のキャラクターによるパロディ画像の方が多い。
また、中黒の抜けた「ビッグボイン」表記のタグも偶に使われているが、こちらはイナズマイレブンシリーズに関連した「イナイレ女体化」として用いられていることもある。
関連タグ
ナゾナゾ博士……雇い主。実は「元々は医療系の職業に就いていた」という意外な共通点もある(博士がビッグ・ボインの職歴を把握した上で選んだのかは不明)。
ビクトリーム/ノリトー・ハッサミー……同じく「名が体を表している」ようなキャラクター。
パルコ・フォルゴレ……おっ〇いに関連したギャグを持ちネタとしており、作品におけるギャグキャラクター代表同士。
水野鈴芽……本編では対面したことすら一度も無かったが、ガッシュカフェにて共演。
ナース……こちらは現職のナースで金髪巨乳美人および別ベクトルで超人という繋がり。
同作者作品の関連キャラクター
- アメ・リカ先生
雷句先生が連載していた作品「VECTOR BALL」に登場する英会話教師。
ビジュアル、言動共にビッグ・ボインのセルフオマージュだと思われる。