概要
CV:沢城みゆき
赤坂いわく、その行動は梨花の生き写しらしい。
美雪という名前とグラフィックが最初に登場したのは漫画版であり、漫画版とDS版「絆」以外では名前などは明らかにされていない。
結婚し「反町美雪」となっている世界線が存在しており、引退した父と入れ替わるように警察官となっている。
人物
掴みどころのない性格。幽霊などはあまり信じない方で、怖がって男の腕にしがみついてくるようなシチュエーションは期待薄。感は良く状況と物的証拠でどんな謎でも解決に導ける探偵脳を持っている(ぜひ米花町へお越しください)。
凹凸な感情は無いに等しく、表からは何を考えているのか読み取れない。父からも「何でこんな奴に反町君が惚れたのかわからない」などと言われる始末。
暇潰し編の後日談で、会うことのできない古手梨花と友達になりたいと願っていたが、祭囃し編では綿流しの会場でしっかり梨花と出会えており仲良くなっている。
どうでもいいことだが中の人と名前の読み方が同じ(沢城『みゆき』)。
暇潰し編での美雪
初登場。母親の赤坂雪絵は病院屋上の階段から転げ落ちて死んでしまうが、何とか生誕。
父親の赤坂衛が大石蔵人とともに活躍して犬飼環境大臣の孫を奪還し、古手梨花に謎の予言を聞かされてから7年後の後日談に登場。当時7歳。大石に会いに行く父に連れられて北海道にやってくる。初めて大石を見た時ビビり散らかしていた。
雛見沢村が消滅し古手梨花が予言通り殺されていた事実を知り、予言を真面目に聞かなかったせいで妻だけでなく梨花も救えなかった事実に深く後悔し泣き崩れる赤坂衛は、心配して寄ってきた美雪の行動を梨花と照らし合わせて「梨花の生き写し」と感じたらしい。いかにも何かしらの伏線になりそうな展開だが、この展開が後の編に活かされることはなかった。
宵越し編での美雪
コミック外伝が元となっている「宵越し編」だが、美雪はコミック版では登場しないものの、ひぐらしのなく頃に絆に収録された際には父親共々登場。反町という男性と結婚したことで、名字が赤坂から反町に変わっている。
フリーライターを名乗っていたが、最終的に自身が警察官であることを明かした。
赤坂父子が登場したことで展開がコミック版と若干変わっており、
・コミック版では描写されなかった荒川龍ノ介の単車が美雪の運転している車になっており、荒川が美雪と行動を共にしている。
・魅音の推察ではなく美雪の物的証拠提示によって十和田八重が黒澤工の殺害を認めている。
・集会所を襲撃してきた三船派の連中に、刀を持った魅音ではなく主に銃を持った美雪らが応戦している。
・園崎本家での騒動の後始末を赤坂衛がやっている。
など細かな違いを見ることができる。
またゲーム版宵越し編によって、荒川龍ノ介が赤坂衛と認識があることも判明した。
祭囃し編での美雪
物語の本筋には絡んでこないが、本編終わりの綿流し祭に母親と顔を見せている。
これまでどのカケラでも会うことが叶わなかった古手梨花と、本編にて遂に相見えることとなった。まるで姉妹のごとくとても仲睦まじい様子だったらしい。これらの一件で綿流し祭及び雛見沢村を気に入ったようだ。
澪尽し編での美雪
表では祭囃し編と同じく綿流し祭に参加。しかし前編とは展開が異なり、毎度おなじみの部活メンバーに1日加入し屋台の勝負を競い合っている。それであのメンツに負け続けたのかといえば全然そんなことなく、持ち前の推察力を使い部活メンバーに一矢報いる活躍を見せる。部活メンバーには大変気に入られたらしく、特に竜宮レナからは弟子扱いされている。
美雪も楽しかったようで、両親に部活メンバーから引き離された時には泣いて嫌がっていた。
裏では南井巴との関係が語られる。巴はやがて美雪が結婚する彼女の親友、反町雄一の父と結婚する。美雪とは義母という家族関係であることがここに明かされた。
ちなみに、初対面で抱っこした美雪に「おばさん」呼ばわりされた南井巴は落ち込んで影で泣いていた。
ひぐらしのなく頃に命での美雪
上記のようにこれまでは後日談や番外編などでしか登場しなかったが、2020年9月3日にリリースされたスマホゲームひぐらしのなく頃に命にて10年後の成長した姿でメインキャラクターとして登場。
成長して中学生となった彼女は父の死んだ原因を探る為に親友の黒沢千雨の協力の元、廃村となった雛見沢村を訪れた所を主人公の公由一穂より先に神を名乗る田村媛命と出会い、ツクヤミと戦う力を得て、先に過去の雛見沢に来ていた。
戦う力であるロールカードの名前や決め台詞などは彼女が決めたもの。
元気溌剌で喧嘩っ早くて勝気な感じな性格だが父親を亡くしたショックを隠す為に空元気を出してる可能性もある。
後から来た一穂と鳳谷菜央を先に来た先輩として引っ張っていく。