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鷹野三四

たかのみよ

鷹野三四とは、「ひぐらしのなく頃に」の登場人物。
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CV:伊藤美紀、幼少期=田無美代子大浦冬華

概要

「祭囃し編」の主人公。入江診療所に勤務する看護婦。

容姿

ヘアースタイルは金髪のストレートロングヘアー。
(ただし、原作者によればこの髪色は、生まれつき茶髪や金髪・染めているわけではなく、キャラクターを区別するための配色であり、キャラクター本人が金髪や茶髪などではないとのこと。)
また胸も大変大きく、羞晒し編の魅音曰く「巨乳禁止法違反」。

診療所ではナース服を(自分の趣味で)着用している。

人物・性格

 普段は知的で物腰柔らかいが、時に他人を見下したような態度をとり、ヒステリックな面ものぞかせる。
筋金入りのオカルトマニア。雛見沢の暗黒史を資料としてスクラップ帳に保存している。
雛見沢の謎に対してさまざまな説を立て、村の子供に聞かせていたようだ。自分の趣味的欲求が満たされるのなら、金に糸目をつけない。

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野鳥観察、ぬいぐるみ集めなど、至って普通の趣味も持つ。
富竹ジロウと仲がいいことが知られており、富竹と一緒にいる時は、二人してカメラを持ち歩き、村の中をあちこち歩き回って撮影しているという。医師免許を持っている。

夏コミ新刊表紙 ひぐらし富鷹



過去

 三四の過去は悲惨であり、幼少時に両親が事故に遭い死亡。
(原作と漫画版では鉄道事故、アニメ版ではバスの運転手が突然の発作を起こしたことによる交通事故に変更されている。)

 その後、施設職員らによる監視虐待が横行する劣悪な環境の施設に送られてしまう。表向きには人里離れたような場所にある孤児院だったが、実態は国の補助金を目当てとした名ばかりの施設だった。(一説では、人手不足や大人数の子どもの世話など、施設職員たちの心のケア・ストレスケア不足等諸々の労働環境が、施設の悪化に繋がったのではないかといわれている。)

彼女は隙を見て仲間たちと施設を脱走した際、父の恩師・高野一二三の連絡先を思い出し助けを求めたが一度は職員に見つかり連れ戻されたものの、助けを聞き施設を探しあてた一二三に引き取られ、同居、さらには養女(厳密には孫養女)として引き取られることになる。

「お祖父ちゃん、だいすき!」


名前も田無美代子から高野美代子に変わるが、自らを救ってくれた一二三を今度は自分が救えるようにかつその先を行くという意味合いを込めて、自分の名前である美代子を「三四」と改名(この時点ではまだ「高野三四」だった。)、一二三とも穏やかな日々を送っていた。

ひぐらしのなく頃にを終えて1/4(ネタバレ


ところが、不幸はまた三四に襲い掛かる。当時の学会で養祖父・一二三の研究論文が踏みにじられた上で否定されるというのを目のあたりにしてしまったのである。ともにいた三四は踏みにじった学者に対し

やめてええ!踏まないでええ!!

と泣き叫びながら制止しようとした(この一二三の論文を踏みにじられたトラウマから、本編でも自ら持つ書類を踏まれると、「やめて!踏まないで!!」と泣き叫びながら取り乱す)。この後、一二三は失意に陥り、ついには急死してしまったのである。このことで三四は養祖父・一二三の無念を晴らすことを決意、一二三の遺産である研究を受け継いで鷹野は勉学に勤しんだ末に日本最高峰の大学を首席で卒業。さらには卒業後に陸上自衛隊に入隊。そして名字も「鷹野」を名乗る(理由は、高野姓を名乗ることで一二三の身内だと分かると「私情で研究を行っている」という印象を持たれ、研究費のスポンサーを得られなくなる可能性があったため)。陸上自衛隊では本編登場時は「三佐」にまで昇進した(ただし、現実では舞台となる昭和58年(1983年)当時、三四が所属しているであろう陸上自衛隊において、佐官になった女性自衛官はまだ存在していない。)。

私にできること
※番目の美代子


東京」と小泉という、政界に重きをなす出資者を得、さらには陸上自衛隊の強力な工作部隊《山狗》(やまいぬ)買収して兵隊として擁する入江機関の実質上最高権力者となった。(ただし、当時の東京は三四を代表にするのを避けたい意向だったため、三四がスカウトした入江京介を代表に据えている。)

三四


「三佐」の階級と山狗の地域に浸透した諜報網、そして必要とあれば県警から日本政府に至るまでを動かすことができる絶大な権力を手中に収めた。この「三佐」という階級はかつて、祖父である一二三に与えられていた階級(少佐)に相当するものであったが、正式な軍人ではない(自衛隊における医官とされる。)ため、軍事訓練は受けていない。拳銃は扱えるが、小隊指揮に関しては全くの素人同然だった。

その後、鷹野は後ろ盾であった小泉の死により研究が三年後に打ち切られるという事態に直面し一度は打ちひしがれるものの、野村と名乗る女性によって終末作戦による雛見沢滅亡という事実で祖父の論文を世界に刻むという道を示され、終末作戦の実行へ邁進することとなる。

野村


 しかし実際は、一二三の無念を晴らすための研究が雛見沢の破滅的結末に及ぶ恐怖という弱味を野村に付け込まれただけに過ぎなかった。
終末作戦による責任追及によって「東京」から旧小泉派などの勢力を一掃するべく利用されていただけであり、作戦が実行されれば野村の属する派閥によって口封じのため、暗殺されるのは間違いなかったはずである(実際、下記のように目明し編BAD ENDで作戦は実行されていないものの暗殺されている)。

ネタバレ

雛見沢大災害の実行者。梨花の母親を残酷に殺害した後、自殺を装い処理するなど、目的のためならば手段を選ばない。(皆殺し編では、自分達の障害となる梨花と仲間である圭一をはじめとした子供達を自らの手で殺害している。)

誰だろう


 命の恩人で養祖父と慕った研究者・高野一二三(たかのひふみ)の研究課題、「雛見沢症候群」と「寄生虫」を受け継ぎ、後世まで研究が語り継がれる「(オヤシロさま)」になることで永遠の存在になろうとする狂気に取り付かれているが、症候群の研究を成功させたいという願いと同時に、それに苦しむ人々も救いたいと願っていた一二三の研究は、歪んだ形で三四に引き継がれていた(前述のことから、一二三の仇討ちも多分にあったと思われる。)のである。

鷹野三四


 羽入によると、強い意志を持つ者は運命を自らの願いによって変える力があるらしく、自分を救ってくれた一二三のため、研究を否定され救われることなく鬼籍に入ってしまった彼の無念を晴らそうとする鷹野の執念は凄まじく『皆殺し編までで舞台に上がった全員の力を合わせても彼女には及ばない』という程の物。


 雛見沢大災害を完全成功させた「皆殺し編」エンドでの正気の沙汰とは思えない言動や、「祭囃し編」で末期症状を起こしている。(この時、大災害を実行した部隊の人々は、あまりの惨さに懺悔に近い黙祷を行っていた。)鷹野自身、このような心労や野村に唆された事からこの時既に「雛見沢症候群」を発症しており、悪化させたその果てが「オヤシロさま=神となって祟りを下す」という妄執に取り憑かれて本来の目的を暴走させていったとも取れる。

The Death


 富竹同様に5年目の被害者として焼死体が発見されるが、それは「山狗」によって用意された別人の死体。アクシデントにより遺体の死亡推定時刻が綿流し祭の前の時刻になっている。
 医学知識を持つ鷹野はその死体を使うことで生じる矛盾を知っていたが、死人が堂々と綿流しに参加しているのも面白いと、あえてその死体を使うよう「山狗」に指示。

そのため、死んでいたはずの鷹野が祭に参加していたという矛盾が生じ、部活メンバーなどが戸惑うこととなる。
彼女の収集していたスクラップ帳は後の世界にも残り、オヤシロ様の祟りの唯一の手がかりとして保管、祭囃し編では皮肉にもその事を覚えていない部活メンバーや、彼等に協力した大石蔵人から逆に「梨花が48時間前に既に死亡している」というブラフをかけられている。
正確に言えば鷹野は連続怪死事件の犯人ではない。
ほとんどの場合、事件は鷹野の意志とは無関係に生じており、彼女はたまたま起こった事件を入江機関における雛見沢症候群の研究にうまく利用していただけに過ぎない。

センシティブな作品
目明し 


原作者の竜騎士07の要約を借りれば、この物語における惨劇を生み出す最大の敵は個人の意志ではなく、雛見沢村に住む人々の思い違いや疑心暗鬼を生む村の閉鎖的環境である。

ねーねーとみんなと一緒


鷹野はシンボルとしての目に見える本編の黒幕であり、彼女との戦いはエンターテインメントに過ぎず、本当の戦いは思い違いと疑心暗鬼という環境自体を打破することであるとまで言い放っている。

古手夫妻怪死事件(想像図)


とはいえ、偶然から二年続いた怪死事件について園崎家が自らが黒幕であると示唆したことや、古手・園崎の両家の対立を利用し、鷹野が初めて意図的な殺人事件として三年目の事件を起こしたことは確かであり、再び生じた翌年の怪死事件を経て、鷹野が最終的に終末作戦を発動させ、雛見沢村を壊滅させる存在であることは間違いない。

悪メーテル


 デイブレイクのエンディングでは一同の目の前で世界滅亡プランの話をするが、この後の富竹の行動で、終末作戦は何もせず回避できてしまう。

祭囃し編」においては、終末作戦をついに実行するものの部活メンバーに阻まれた上に、《番犬》の出動を許してしまう。皮肉にもこの時点で彼女自身が雛見沢症候群の末期症状を起こし、特有の錯乱状態に陥った。配下であった山狗一同より責任追及を加えた報復を受け殺害されかけたところで、鷹野の前に富竹が現れ、ひとり救われぬ立場となった彼女を優しく抱きしめた。

祭囃しらすと


 そして梨花が「本当に僕たちが望む世界には敗者などいらない」と、鷹野に復讐する代わりに、その罪すらも許す宣言を行うことで、ついに惨劇と殺し合いから解き放たれた世界としての「祭囃し編」が完成することになる。

コミックアンソロジー「ひぐらしのなく頃に〜新奇譚集4〜」収録の「侵略される世界と幸せの鍵」という話では、祭囃し編後の彼女の闘病生活が描かれている。

では、終末作戦計画や反旧小泉派の陰謀を懲罰委員会に告発することを決意し、綿流しの賑わいに乗じて富竹と共に雛見沢を脱出していたことが「猫騙し編」にて判明した(富竹の『時報』が無かったのも、入江機関が改装工事という名の封鎖状態になっていたのも全てはこの為)。
「猫騙し編」で梨花から償う気になった理由を問われた際、「言っても信じないだろう」と言っていた。
「郷壊し編」では終末作戦を断念した裏話が描かれた。梨花とは別のもう一人の繰り返す者がループを繰り返した結果、三四にも記憶の継承が発生し、自分が破滅する未来を何度も見せられてしまい、それでも祖父の遺志を継ぐという強い意志の元に作戦の遂行を決意していたが、本来なら薬の処方も必要とするほどの繰り返しの悪夢に精神が擦り減り、祖父との夢が叶ったら開けると決めていた祖父のアルバムを心のぐらつきから開いて見てしまう。そこで偶然、祖父が認めていた三四への手紙を発見する。手紙は認知症が進行しつつあった時期の祖父・一二三からの手紙であり、三四に自分の研究を継ぐことをやめて自分の道を歩んでほしいという願いが込められていた。これにより、三四の決意の最大の事由が決壊し、終末作戦を断念することになった。

名言

以下名言は原作・旧版アニメ・コミック・ゲームから抜粋

  • 人生にはいいことと悪いことの2つがあって、どっちも長続きしないって、お父さんが言ってた……。
  • もし私を殺し損ねたらその代償に…、私の運命をひっくり返して見せろ!
  • 私は単なる孫ではなく、それ以上の存在でありたい。血は繋がっていなくても祖父の名前が「一二三」と三までを数えるなら。⋯私は祖父と共にその三を数え、そして続く四を数えるような、魂を継ぐ人間でありたい。その絆を名前に込めよう。これからの私の名は高野三四。それが私の新しい名前だ。
  • 踏まないで!踏まないでッ‼︎おじいちゃんの踏まないでったら‼︎
  • 勤勉なのは、勉強することでしか至れない、私の目標があるからです。社交性を疎かにしないのは、”孤独な天才”があまりに無力であることを知っているからです。私はまだまだ、自分の望む姿に至れていないんです。大学に入るのなんて、私にとっては単なる経過に過ぎない。そこで何が学べるかなんです。
  • サイコロの目など私は超越する。サイコロの目は私が決める。運命すらも私が決める。挫けぬ絶対の意志で⋯!
  • 願いを成就し、運命を紡ぐ力。紡がれる糸の強さは、意志の強さ。気高く強き願いは、必ず現実となる。
  • それは小さな胸に宿る、大きな決意。人の命が、もしも地球より重いなら。私の小さな決意は、地球よりも重い。
  • あの時の十円玉が無かったら…それだけは、あなたに感謝するわ…
  • 結構、掛かっておいでなさい!どちらの意志(おも)いが強いか見せてやる‼︎私は私の運命を一歩も譲らない‼︎…間抜けな餓鬼め、貴様を神の座から引き摺り降してやるッ!!!!
  • 人の世のルールはババ抜きと同じ。誰もが一枚のババを互いに押し付け合う。それは勝ちを求めるゲームではなく、一人の敗者という生け贄を求めるゲーム…
  • 私にはお金で買った忠実な部下がいる。けれど本当に欲しいものは、決してお金では買うことができない。
  • 運命は個人だけじゃなく、人を世界を支配する絶対の力。それはつまり、もはや運命。私が紡ぐのは、運命。実現の約束された願いは、もはや願いとは呼ばない。
  • 結局私は最後まで、あと一本の”旗”を手に入れる事ができないみたい…
  • 私はただ…「人として、生きて良いよ」って誰かに認めてもらいたかっただけなのに…
  • ……生きてていいの…?私は……生きてていいの。…?みんながお前が死ねば丸く収まるって私に言うよ……?それでも、……それでも、私は生きてていいの…?それでも、ジロウさんは生きててもいいと言うの?それでも、私は許してもらえるの…?

関連イラスト

鷹野さんのリボンを例の紐の位置に変えたけどたいして変わらなかった
ともしび 表紙 ひぐらし鷹野さん


三四
狡猾鷹野さん


関連タグ

ひぐらしのなく頃に ひぐらしのなく頃に解 15話
哀しき悪役

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富竹ジロウ 入江京介 高野一二三 田無美代子

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富鷹 こころむすび

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