概要
「ひぐらしのなく頃に」に登場する架空の組織。
《東京》とは
旧七帝大卒業者たちによる同窓会組織で、日本政界を裏から牛耳るシャドーガバメントのひとつ(いわゆる学閥)。
陸上自衛隊内に《山狗》・《番犬》等の子飼い(ないしはすぐに命令・行動を行える)の軍事組織も有し、政財各界の名士が名を連ねる。
入会に厳正な条件を設けている。
かつては、戦後米国の傘下に納まる事を由とせず、列強諸国と肩を並べるべく戦前の日本の復活を目的としていた
(これは、戦前・戦中生まれの元軍属の政府要人やその関係者が主に所属していたことに起因している。舞台となる昭和58年(1983年)当時、現実でも元軍人であった中曽根康弘が当時首相を務めており、政府自民党のタカ派でまさにその思想だった岸信介も健在だった。)。
しかし現在では、時代の流れと共にそうした古い者たちが(高齢化などで)政界を退き、《東京》内部で世代交代が進行。
《東京》で最も力のあった小泉氏の死亡により、旧体制はほぼ瓦解。時代に即した経済・外交等を主とした平和路線へと方針が変更され、こうした新体制が主流となる。(《東京》の政変)
旧体制の流れをくむ派閥《A.B.C.理事会》の監視を目的に、《番犬》から富竹二尉を監査役として入江機関に派遣する。
存在が発覚すれば、他国からの非難の対象となる《A.B.C.プロジェクト》は危険視され、それに属する雛見沢症候群の研究も、3カ年計画を以って秘密裏に打ち切られる事になっている。
一概に《東京》といっても、様々な派閥が存在する。
関連タグ
入江機関 / 山狗 / 雛見沢症候群 / 緊急マニュアル第34号