概要
TVアニメ版と同時並行で連載されていた漫画ひぐらしのなく頃に業の続編であり、本作オリジナルのもう一つの解答編。
TVアニメ版をベースに漫画担当である赤瀬とまと氏が再構築し、自らシリーズ構成を務めている。
これまでもTVアニメ版との差異は多々見られてきたが、猫騙し編のラストにて本作の連載が発表された。
2021年10月より連載開始。 そして2024年1月で連載終了。
主な差異
- 梨花の完全な記憶継承が沙都子の誕生日会における銃殺の後に与えられており、後1度だけと制限されている。(沙都子の異変については記憶できている。)
- このためTVアニメ版の神楽し編のような殺し合いにはならないと考えられる。
- 梨花がルチーアを目指す理由としてアニメ版では雛見沢を出たいという昔からの夢と語られているが、本作では消滅する直前の羽入からの願いから、夢に向かって走りつづけられる、成長した自分になりたいという思いを持ち、ルチーアへの進学はその第一という前向きな考えとなっている。
- 沙都子がルチーアへ進学する経緯に梨花の押し付けにも見える勧誘がなく、夢に向かって走り続ける彼女と一緒に歩みたいというこちらも前向きな理由になっている。
- そのためルチーアにおける過酷な環境下で挫折した際も自己を責め、我慢してしまったことでアニメ版以上に精神が摩耗してしまっている。(タライトラップの被害が梨花本人に向かってしまったという違いもある)
- ルチーアで梨花の取り巻きとなっていた3人組が意図的に沙都子への嫌がらせをしている。
- 祭具殿における不可思議な出来事がなく、同窓会が開かれる直前にエウアが出現している。
- またアニメ版とは異なり別の世界線を匂わせる発言がない一方、以前から雛見沢における出来事を見続けていたと思われる台詞がある。(アニメ版では沙都子が触れて初めて降りたてたという発言がある。)
編一覧
関連項目
ひぐらしのなく頃に卒…TVアニメ版の解答編。