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神ならぬ身にて天上の意思に辿り着くもの

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SYSTEM/神ならぬ身にて天上の意思に辿り着くものとは、ライトノベル『とある魔術の禁書目録』の概念。魔術師アレイスター=クロウリーを筆頭に「学園都市」が目指しているもの。
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初出:1巻の下記の台詞、名称は3巻

1巻 御坂美琴
はぁ?…ああアレね。何だったかしら、確か『人間に神様の計算はできない。ならばまずは人間を超えた体を手にしなければ神様の答えには辿り着けない』だっけ?

概要

学園都市の創設者・魔術師アレイスター=クロウリーの計画と関連する概念。

絶対能力(レベル6)の先にある概念だが、到達過程のレベル6すら未知の領域であるため同一視される、SYSTEM研究者の木原幻生も暫定的にレベル6と同一の概念として扱っている

学園都市が目指しているものでもあるため、創始者のクロウリーだけでなく研究者・教師・生徒も当然把握しており、第1巻の上条達の会話や第3巻のインデックスと姫神に対する小萌の説明でも触れられていた。

下記の様に「一部の魔術思想」との類似点が言及されている。これは学園都市の正体が科学に偽装されたテレマ僧院であることの伏線。それゆえに読者の間ではテレマが正体に関わってくるものと予想されているが…。
(2巻で創設者があの変態魔術師と判明して7巻で法の書、エイワス、Magickが出た時点で)

カバラ神秘主義とグノーシス主義

月詠小萌「私達人問には世界の真理は分かりません。ならば話は簡単で、人間以上のステータスを持つ者が現れれば、神様の答えだって理解できるに決まっているのです」

インデックスはここからカバラとグノーシス、姫神は錬金術を連想している。

カバラ神秘主義には『生命の樹(セフィロト)』という概念が存在する。10の球体(セフィラ)と22の小径(パス)から成るこの樹は、アイン(0,無)からアインソフ(00,無限)へ、アインソフからアインソフオウル(000,無限光)へ至って放出された、世界創造論の象徴である。

現在主流のカバラは真理の探求思想として存在し、現実でも本作でも魔術師により神秘思想の根幹に用いられている。

グノーシス派の台頭

『生命の樹』には人間では理解不可能な領域が存在する。

セフィラは放出された概念が集中した宇宙の光球で、禁書2巻・4巻・22巻で暗に説明されている通り〈流出界〉含む四界に属する概念である。
要は至高の3セフィラ〈ケテル〉〈ビナー〉〈コクマー〉も常人の理解に余るのにそれ以上なんて無理じゃない?ってことになる。
ダイアン=フォーチュンの見立てでは、本作の魔神は少なくともこの上位3セフィラ以上に属する。それすら格下扱いできるのが某鎌池作品の未踏級

十字教の最初期、それを逆手に取って「人間に理解できないのならば、人間を超えた肉体を手に入れれば良い」という思想を持ち、十二使徒ヨハネも異端視した「完全なる知性主義(グノーシズム)」が台頭した。
グノーシス主義にも様々な派閥が存在するが、根本的には「物質世界は劣化コピーのゴミ!真の善神との合一により肉体という檻から魂を解放するぞ!」という霊肉二元論ベースの思想である。
※3巻でも姫神が連想しているが、グノーシス的系統としては「錬金術」(ヘルメス文書に端を発し、世界の創造を辿るアルス・マグナ)もこの内の一つに数えられる。

(以下、3巻より引用)
『神様の力を横取りできる』グノーシス主義は道を外れたオカルト側の人間に好まれやすい。だが、それが何故インデックスの住む世界とは対極の学園都市に根付いているのか。人間、考えは違っても結局行き着く先は同じという事なのか。それとも

【元ネタ】科学に偽装されたセレマ

学園都市はテレマの僧院である。
無論、「集められた科学で無知な子どもたち」にはそれを知る由も無いが。

ニュー・グノーシスの一派

クロウリーがO.T.O.の端的思想として記した〈LiberOz〉には
人は無く ただ神が在るのみ
と中々衝撃的な一文が記載されている。

クロウリー(というよりエイワス)の主張によれば、人間は一人一人が“真の意志”に目覚めて神となる時代が来た、それが〈ホルスの時代〉だという。

霊肉二元論」に基づくグノーシスは、その時代の科学を反映している。史実のアレイスター=クロウリーがエイワスから授かった〈法の書〉に端を発する一連のテレマは「魔術の科学基盤」を整えた一派と言えるし、「ニュー・グノーシス」(新たな霊智)と表現される事もある。

ちなみに他記事・wiki・考察動画なんかを見た人なら知っている方も結構多いと思われるが、この思想は本作でも引用されている。

第7巻 インデックス
『法の書』は彼の守護天使とも許されざる者とも語られる謎の存在エイワスによって伝授された内容を記したもので、一説には天使が使用する術式がそのまま使えるとも評されてるんだよ。その威力は絶大なもので、『法の書』のページが開かれた瞬間に十字教の時代は終わりを告げ、新たな時代が始まるとすら伝えられてるの。

第22巻 アレイスター=クロウリー
私の持論は、『法の書』の完成と共に十字教術式の時代は終わった、というものでね。実際、君は良い所まで行っていたと思うよ。『神上』という着眼点も含めてね。オシリスの時代……つまり十字教単一支配下の法則ではなく、その先のホルスの時代をフォーマットに定めていれば、私と似たような地点を目指していたかもしれないな

〈深淵〉を乗り越えた先

人造の樹(クロノオト)クリファパズル545を参照

一方通行(アクセラレータ)が超えたクロノオトの深淵の先がどの「領域」の話なのかは不明。SYSTEMではなくレベル6かもしれないし、全くの別軸の可能性もある。

第三の樹(クロウリー絡み)、三位一体という意味ではレベル6かもしれないが、クリファパズル545が関わった時点でどの程度原型を残しているやら…。

関連タグ

とある魔術の禁書目録 科学サイド セレマ
レベル6 人造の樹(クロノオト) アレイスター=クロウリー
魔神(とある魔術の禁書目録) レベル5 神浄

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