ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

グノーシス

ぐのーしす

ギリシア語で、知の探求、認識、秘教的叡智などを意味する。紀元前1世紀から4世紀頃、地中海世界を中心に流布したグノーシス主義の中心概念としての叡智、覚知。また、これと関連して、様々な転用がある。
目次 [非表示]

概要編集

古代ギリシア語で、γνῶσις(gnosis, hee)の日本語読み。グノーシスは、「認識する、気づく」というような動詞の名詞化で、認識覚知などの意味があるが、紀元前1世紀から4、5世紀にかけて、地中海世界で流布した宗教運動、グノーシス主義の中心概念である。グノーシス主義の求める「叡智、覚知」を意味する。


より詳しくはグノーシス主義に記すべきであるが、グノーシス主義では、人間の存在は、善なる永遠の世界から転落し、本来の永遠の故郷を忘却して、肉体(サルクス)に囚われた存在である。の三元論を展開する。


グノーシスは、智慧であると共に覚知(智慧への気づき)を表す。人間が本質的には、永遠の世界の霊的存在の一部であり、グノーシスを得ることで、悪のこの宇宙から脱して、永遠の善の宇宙へと霊魂として帰還することが可能になる。いかにして、このような永遠的な救済が可能になるのか、これもグノーシスを得ることで開示されるとされる。


グノーシスからの派生編集

グノーシスはギリシア語としては、「認識」「気づき」「知識の探求」などの普通名詞である。秘教的叡智としてのグノーシスや、普通名詞としてのグノーシスなどから、様々な派生がある。

英語版ウィキペディアに、Gnosis と言葉で呼ばれるものの簡単な一覧がある:


en-wikipedia 様々な gnosis


日本語での派生編集

・ゲーム「ゼノサーガ」のキャラクター名。


メイン画像編集

グノーシスを示す絵というのは難しい。ピクシビにはそのような絵はないので、天体現象として、ダイヤモンドリングの絵を画像とする。アイオーンにおける、救済の光の放射を暗示していると解釈できる。


関連タグ編集

グノーシス主義 アイオーン プレーローマ キリスト教 プラトン 両性具有 宗教 秘教 ゼノサーガ

関連記事

親記事

グノーシス主義 ぐのーしすしゅぎ

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 23784

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました