スーパーロボット大戦シリーズに登場するメカはヤルダバオトの項目で。
概要
ヤルダバオートとは、グノーシス主義における創造神(創造主)である。
グノーシス主義においては「デミウルゴス」やキリスト教の唯一神である「YHVH」などと同一視され「サクラス」(馬鹿な、という意味)「サマエル」(堕天使のサマエルというよりは盲目の神と意味でのサマエル)とも同一視される。
また悪魔サバオトの父であるとも言われている。
その容姿は蛇にて獅子、母に投げ捨てられた後、無知ゆえに神を自称し物質界を創造したといわれている。
メガテンにおけるヤルダバオート
真・女神転生NINEのラスボスとして登場。
ペルソナにおけるヤルダバオート
統制神ヤルダバオトを参照。
SCPにおけるヤルダバオート
サーキック・カルトと呼ばれる要注意団体に関わる神性。
カルト内で丁重に扱われる存在であるものの、崇拝されているのは神格そのものでは無く、その力のみ。
カルト内の神話によれば、教祖であり真の崇拝対象である「カルキスト・イオン」は何らかの方法でヤルダバオートから神性を奪い取り、鎧のようにその肉体を纏ったという。つまりカルトが彼女を信仰しているのはイオンの一部としてである。
「神を喰らうもの」や「貪るもの」(scp-2371も同様の通り名を持つが、【かの者を縛る鎖はかの者の妻の遺体から造られた】とあるので妻を持つ事から男性的であり、女神たるこちらとは恐らく別個の存在)などの二つ名を持ち、神々と星々に"餌をやり"、"生命を吐き出す"者と表現される。破壊と創造の神でもあるようなので、前述の性質が創造だとすれば、破壊神としての性質は恐らく育てた生命を喰らうことなのでは無いだろうか。