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概要

真・女神転生Iの物語上にて、199X年に東京ICBMが撃ち落とされ焼け野原になってからほどなくした時代・202X年の物語。地上は廃墟となり放射能で汚染されていたため、生き残った人々は地下都市での生活を余儀なくされていた。彼らの唯一の楽しみは、1990年代の東京を再現した仮想空間「イデアスペース」で、在りし日の日常を疑似体験することであった。

そんなある日、主人公と親友は、新宿のライブ会場でアイドルのコンサートを見に行く。しかしその広場に「悪魔」が出現し、街はパニックになる。中央管理局の治安部隊が加勢して事なきを得るが、その際に主人公と親友は戦い方を中央管理局に見初められ、入隊を誘われる。

治安部隊の名前は「デバッカー」。この仮想空間に現れる悪魔たちは、何らかの原因でプログラムに侵入してくるバグであり、ノイズと総称される。それを取り除く意味で「デバッグ」と「ハッカー」を組み合わせた造語になっているのが命名由来。入隊する主人公と親友だが、パトロール活動などを続けるうち、イデアスペース・中央管理局の真実と、メシア教・ガイア教の対立、そして人類の運命をつかさどる戦いを知ることになる。

その結末は、秩序か、混沌か、それともどちらでもない道なのか。

メシア教ガイア教がこれまでの作品の関係と同じだと思っていると、間違いなく驚かされるだろう。

世界観

本作では、戦いも移動も全てが仮想空間イデアスペースの中で行われる。とはいえ、イデアスペースの中で死亡すると、意識が肉体に戻らない「ドール化」という脳死に近い状態となるため、現実と同じ注意を払わねばならない。極めてリアルかつ危険に満ちたシステムではあるが、そこまでするリアリティがあってこそ、イデアスペースは人々の唯一の楽しみとなりえるのだろう。

住民は1人1体だけ、プログラム上の悪魔「ナビ」を連れ歩ける。ただし、主人公や親友といったデバッカーは、警備や戦力などの都合上で、複数の悪魔を連れ歩くことが許されており、そのうちの1体をナビとして連れ歩く形態となる。

イデアスペースという事で、独特のシステムが多い。まず、現実じゃないのだから、戦っても鍛えられないので、自然なレベルアップはしない。その代わり「宝石」というアイテムがあり、これを装備することでレベルが決定する。つまりより上等な宝石を手に入れればレベルも上がるようになっている。

仲魔も、プログラム上の存在なので、容量を必要とする。全体の容量は宝石により決定するが、仲魔自体の容量を圧縮したり、機能を拡張することもできるため、カスタマイズ性が高い。

RTSシステムが存在するのも本作の特徴であり、ドアなどセキュリティロックプログラムへのハッキングをする際に使われる。例えば、開かない扉を開けたいときは、鍵を用意するのではなく、ロックを制御しているセキュリティプログラムをハッキングすることになる。そして、部隊を何隊も用意してボードを進ませるため、仲魔の所持数が非常に多い。実はソウルハッカーズまではゲームシナリオや背景設定フレーバーにしか存在しなかったサイバーパンク要素をゲームプレイ内容そのものに取り込んだ部分でもある。

希少価値

真・女神転生I・IIと密接な関係がありながらも、Xbox版のみで発売され、Xbox360ではプレイ不可能であるため、希少価値が高く、ファンの間でリメイクを要望する声は強い。

余談

TBSで放送された三浦友和主演の森村誠一ミステリーでは、劇中に登場する「リュウーエイ」という架空ゲーム会社のゲームソフトとして名前が出てくる。

以下ネタバレ

一見、真・女神転生Iと真・女神転生Ⅱの間の話に見えるが、実はどのルートでも絶対にには繋がらない展開が起こり、これによりNINEはIとⅡの間の話ではなくIのパラレルストーリーであったことが判明する。また同じく真Iベースの派生作である「偽典」とも矛盾する部分が少なくない。

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    NINEの15周年を記念して、2018年の12月までに9編の短編をアップ予定。 設定と世界観などは、主人公たちのプロフィールにそった形になっております。 予約特典に記載されている年表は、キャラクターのプロフィールと矛盾が生じているため 補足という形をとらせていただいてます。  中二的な解釈で独自設定で補強する、ご都合主義な救いのない話。  大学のノート(哲学の講義)が出てきたせいで、蘇ってしまった中二病のままに、  謎の多いこの二人と、本編中にアレなザルすぎるセキュリティーを  それっぽく形にしてみた。  極LAWな二人に、無理やり真ん中の道を歩かせてみた結果がこれです。  ノートのうろおぼえな知識を補強するために、こちらのサイトを参考引用しました。  ↓  http://karapaia.com/archives/52223738.html
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    (独自解釈/NeutralEND→ペルソナ5/ケイ(女)/暴力描写あり) 9/3加筆・誤字修正 NINEの15周年を記念して、2018年の12月までに9編の短編をアップ予定。 設定と世界観などは、主人公たちのプロフィールにそった形になっております。 予約特典に記載されている年表は、キャラクターのプロフィールと矛盾が生じているため 補足という形をとらせていただいてます。  駆け足更新になってしまいましたが、楽しんでいただけたでしょうか。  当初はトリを飾る話をギャグにしようとしたのですが、  グノーシス要素入れたい、あとシリーズを繋げたいという  変なテンションの創作意欲の結果出来上がりました。  どうしても、ケイちゃんに救いが欲しかったので、世界改変エンドです。  そのせいでソフィアがひどい目にあってしまいましたが、  調べていると、ソフィアの駄目神ぶりはラスボスより目に余るもので。  結果として、ラスボスの救済でペルソナ5の主人公はNINEのラスボスの転生した姿という  ごりおし展開。  ペルソナ5の主人公の最強ペルソナが「サタナエル」で、ラスボスが「ヤルダバオト」なのは、  何かの伏線なのでしょうか。  ペルソナ5の真エンド実装はいつですか? 『参考動画』 【ゆっくり解説】3分でわかるグノーシス主義 http://www.nicovideo.jp/watch/sm29903482 【衝撃】異端とされた神秘思想グノーシス主義 https://www.youtube.com/watch?v=bNqCWWlkFGw 宗教学(初級172):グノーシス:プトレマイオスの教説(ソフィアの転落) https://www.youtube.com/watch?v=xin7E3rYqAo 宗教学(初級173):グノーシス:プトレマイオスの教説(人間の救済) https://www.youtube.com/watch?v=V74r2-fyflk グノーシス主義の至高の天使 アブラクサス https://www.youtube.com/watch?v=59RkVcSABwg
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    (ChaosEND後/ルシファー×ケイ/暴力・流血表現あり/バラキ厳しめ) NINEの15周年を記念して、2018年の12月までに9編の短編をアップ予定。 設定と世界観などは、主人公たちのプロフィールにそった形になっております。 予約特典に記載されている年表は、キャラクターのプロフィールと矛盾が生じているため 補足という形をとらせていただいてます。  バラキ君ではなくルシファーエンドです。  バラキに対しては同情しますが、この男と世界に二人っきりはごめん被る。  無理やり真・Ⅱに繋がる感じにしました。  人修羅やデビチルの存在を出したのは趣味です。アマラ経絡という反則技で、物語が繋がっているイメージを  持っていただければ幸いです。
  • 【真・女神転生NINE 15周年記念】(終)

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    NINEの15周年を記念して、2018年の12月までに9編の短編をアップ予定。 設定と世界観などは、主人公たちのプロフィールにそった形になっております。 予約特典に記載されている年表は、キャラクターのプロフィールと矛盾が生じているため 補足という形をとらせていただいてます。 今回は 本編前の主人公視点のお話です。 プレイ当初、主人公は家族思いの良い子だと感じましたが、 時間が経過して改めて考えてみると、こんな劣悪な環境で、母はシングルマザーで、妹抱えて、 いろいろ幼少期あったであろう出来事を想像すると、普通に家族おもいな性格になるか、ちょっと疑問に思いました。 バラキ君、金持ちだし。金持ちも通う私立って、かなりお金がかかりそうです。 しかも、 悪魔との交渉は前後の会話と属性が影響しあってバリエーションに富んでいるのに、 妹を「殺す」「抱きしめる」の選択肢に影響を及ぼすことはない。 「拒絶」ではなく「殺す」という、選択肢が出ている主人公の心理状態を考えると、 なかなか鬱になります。
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    さまなあ審神者いつになくテンションが上がっている模様
  • 【真・女神転生NINE 15周年記念】(終)

    LL 救われなくても前には進める(ムビオラ×ケイ/END後)

    NINEの15周年を記念して、2018年の12月までに9編の短編をアップ予定。 設定と世界観などは、主人公たちのプロフィールにそった形になっております。 予約特典に記載されている年表は、キャラクターのプロフィールと矛盾が生じているため 補足という形をとらせていただいてます。 実際そうなったら、ムビオラは確実にグダるという話。 クローンは≒自分ではない。という、ずっと続いている議論。 ある意味使い古されたネタ。 ムビケイですが、糖分はありません(きっぱり) というよりも、女主人公の受難の8割がムビオラが原因の件。 彼が、本編前にセリがガイア教のスパイだとわかっていたら、 アルタの警備は別のデバッカーが入って、民間人を戦わせない マシな展開になっていたかもしれない可能性。 そもそも、ムビオラがガイア教に拉致されたから、 助けるために魔界に行って、十年経過のややこしい事態。 助けに行かなかった場合は、家族と一緒に洪水で死亡だけど。 うん、改めて考えるとひどい。
  • 【真・女神転生NINE 15周年記念】(終)

    DN 茨の首飾り(ミランダ視点/ケイ←ムビオラ←ミランダ・セリ)

    NINEの15周年を記念して、2018年の12月までに9編の短編をアップ予定。 設定と世界観などは、主人公たちのプロフィールにそった形になっております。 予約特典に記載されている年表は、キャラクターのプロフィールと矛盾が生じているため 補足という形をとらせていただいてます。  女主人公ルートで、裏切り行為を働いた二人の女性のお話。  まだネオメシアに帰依していないので、ミランダはニュートラル扱いです。  セリは本編中にあんまりセリフがないので、好き勝手に喋らせてもらいました。  主人公のパートナーになると、ロウサイドのパートナーがポンコツ化するのだが  どうすれば、防げることが出来るのだろうか。  絶対、いろんなところでやらかしていると思う。
  • 【真・女神転生NINE 15周年記念】(終)

    DL マイ・フェアレディはもういない(ケイ←フェリス/END後)

    NINEの15周年を記念して、2018年の12月までに9編の短編をアップ予定。 設定と世界観などは、主人公たちのプロフィールにそった形になっております。 予約特典に記載されている年表は、キャラクターのプロフィールと矛盾が生じているため 補足という形をとらせていただいてます。  マイナーカップリングなお話。あくまで片思い。  ねつ造とオリジナル設定過多なのでご注意ください。  真東京は真2のTOKYOミレニアムの原型だと考えています。  ケイのセリフの元ネタは「終ノ空」を意識しています。  作中にある二進法は、こちらの変換サイトで文言を二進法に変換してコピペしました  →「日本語→2進数変換CGI」http://berta.s27.xrea.com/cgi-bin/jto2.cgi  回想にでてきた「ヒカワ」は「真・Ⅲ」の「氷川」です。  ネオメシアの永久回帰システムと東京受胎から創成のプロセスが似ているので、 (同じメガテンだから似ているのでしょうけど)  触れさせていただきました。  登場人物の謎が多い件。  ネオメシアサイドは、いつから体を機械化させていたのか、  最初からか、大洪水あたりかで印象が変わります。
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