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クリファパズル545

くりふぁぱずる

「とある魔術の禁書目録」に登場する悪魔。一方通行(アクセラレータ)サイドのヒロインでもある。
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『クリファパズル545。お見知りおきをですう』
『いえいえ別にい。ふふっふう、これで当面はご主人様ひとりじめー☆』

『我が名はクリファパズル545、その数は真なる11、その意味は〈邪悪という踏み台は善行を支えられる〉! 78枚の道筋をここに。未だ名もなき第三の樹全体を掌握する超越生命として契約者に力を与えん。かの存在に生存の道を授けよ、〈深淵〉の向こうにある叡智を!!!!!!』

概要

大悪魔コロンゾンが対アレイスター=クロウリー用に製造した人工悪魔。

生命の樹(セフィロト)の逆位置たる邪悪の樹(クリフォト)を基に作られた命に似た何か。或いは、この世の悪徳を示したとされるクリフォトの暗喩とも。その実態は「形のないデマ」や「断頭金貨」等、戦時下のイギリスの空気をおかしくさせていた異質な雰囲気そのもので、大半の悪魔と同様に「肉の器」を持たない。

アレイスター=クロウリーを嘲笑するかの如く、ダクトテープやピンで彩った「貧者のドレス」に英字の新聞記事(タブロイド)が貼り付けられている。これは「歴史上の魔術師クロウリーはゴシップ記事に叩かれた」という事実を踏襲した悪趣味な物だが、製造者であるコロンゾンの性格の悪さが透けて見える。
新聞紙の内容は自動で切り替わり、初登場時のクロウリー戦では「規格外の悪人」「変態」「食人鬼」等と書かれた、史実での「ジョン・ブル紙」を思わせる記事だった。

彼女に与えられた役割・能力は「憑依」。人を操ることで不和や混乱を「拡散」するという、333の悪魔コロンゾンの性質を極めてシンプルに表現した悪魔である。
また「神威混淆(ディバインミクスチャ)」の使用者に憑依し、無理解・不寛容を拡散させる使い方が想定されていたのだが……。

一方通行(アクセラレータ)との契約

神裂火織を操っていたところで正体をクロウリーに看破、霊媒を倒されて出現する。
クロウリーに「ヴィクター=ニューバーグの手法で名を引きずり出す」と脅されて名を明かした後、数億規模の接続糸でクロウリーを乗っ取ろうとしたが、一瞬で「破壊」された。

自力で復元した後、アクセラレータの魔術アドバイザーとして主従契約させられる。
出落ちキャラと思いきや、ここから名実ともに打ち止め(ラストオーダー)と対をなすヒロインあるいは相棒役に昇格していく。

新ヒロインの誕生

新約21巻ではアクセラレータの奴隷となって労働。『黄金夜明』の魔術師が勇み足を踏むようにその性質で「後押し」したり、浜面仕上を捜したり、懸命に働く。
とは言え悪魔はどうしても「契約」に束縛される。契約の強制力は彼女を作ったかの大悪魔コロンゾンを以てしても解除・上書き不可能なほど強力だった。
その上、アレイスター=クロウリーが『黄金夜明』の存在を阻害した後、地脈・龍脈からの魔力供給を阻害された余波で構造が乱され、いくつもの受難が重なりとうとう限界を迎えてしまう。

だが彼女は消滅しなかった。アクセラレータはその「真の能力」で素人ながら自力で答えにたどり着き、ベクトル操作をもってクリファパズルを構成する構造的バグ(契約)を断ち切ったのだ。

アクセラレータ
「オマエは、俺のモノだ」
「この俺が決めた事に疑問を持つんじゃねぇ!! 作られた存在?知るかそンなの。生まれてきた以上は人生を楽しめ、分かったかクリファパズル545!?」

クリファパズル545
「ふぁい!! 肝に銘じておきますう!!」

彼女が心の底から忠誠を誓った瞬間だった。

ミサカ総体との対話 - 一方通行の〈深淵〉越え

アクセラレータも参照。

一方通行と共にモ・アサイアの儀を食い止めるべくクロウリー達と別枠で動いていたが、その途中で〈魔神ネフテュスと2回戦闘している。1度目の戦闘でネフテュスはクリファを暴走に近い形でブーストさせ、一方通行は敗北している。
クリファは自分という厄介者を抱え込んだ為に主(一方通行)が敗北した事で、泣き崩れるくらい自責の念に駆られた。心配のあまりその場で泣き伏していた彼女だが、一方通行の叱咤激励で立ち直り、共に行動を再開する。

もっとも、一方通行は魔術師で言えば0=0位階(ニオファイト,プロベイショナー)相当で、弱体化したとはいえ8=3位階よりさらに上の存在である〈魔神〉に敵うはずもない。騒乱の終局に行われた第2戦でも結局ネフテュス優勢は変わらず、同様の手法で追い込まれてしまう。

これ以上、自分が原因で主が敗北する前に自分の命を断つ。そう決断した直後、一方通行を介してミサカネットワーク総体と呼ばれる存在が言葉を発した。総体はクリファに向けて「勝算」を提示する。クリファの周囲に浮かんだ彼女以外に見えないそれは、10のセフィラと関連付けられた物を含む78枚もの道筋すなわち「タロット」であった。しかし、提示されたタロットは彼女すら知らない形式だった。

悩むクリファに総体は
「ミサカ達はただミサカとしてここにある。(中略)自分の思うままに、この場にある全ての力を使って守りたいものを守ってみせろ」と言った。

そこでクリファは自分の性質を改めて理解した。彼女は〈生命の樹(セフィロト)〉の11番目のダアトと同じ〈深淵〉に潜む悪魔「コロンゾン」が自分自身をモデルに作った人造悪魔で、つまり「本来の性質」は大元の悪魔とほぼ同じなのである。

『我は10の球体のいずれにも居場所を持たぬ悪魔なり』
『故に印なき11番目の球体に居座る管理者とならん!! 我が名はクリファパズル545、その数は真なる11、その意味は「邪悪という踏み台は善行を支えられる」! 78枚の道筋をここに。未だ名もなき第三の樹全体を掌握する超越生命として契約者に力を与えん。かの存在に生存の道を授けよ、「深淵」の向こうにある叡智を!!!!!!』

魔術師アレイスター・クロウリーは、史実ではコロンゾンを召喚し〈深淵〉を乗り越えて8=3位階へと達した。しかし、本作での召喚作業は彼にとって失敗に終わった。それは悪魔が叡智を与える協力をしなかったからとされる。
だが、クリファパズルはアクセラレータに〈深淵〉の叡智を与えた。この瞬間、ニオファイトもプロベイショナーも関係なく、アクセラレータは新たな第三の樹の〈深淵〉を超えたのである。

『表層にへばりつくくそったれの「魔神」風情が!! 「深淵」を越えたご主人様に敵うだなんて、思うなぁ!!!!!!』

第三の樹〈人造の樹(クロノオト)〉

クリファ達が世界に埋め込んだ新たな樹(図面)は〈人造の樹(クロノオト)〉と呼ばれた。それは〈生命の樹(セフィロト)〉とも〈邪悪の樹(クリフォト)〉とも異なり、ミサカネットワークを母体に、現在の人間の基準に合わせて定義・創造された第三の樹である。

指先のタップ一つで加算されるSNSの賛同数、ストイックであるほど褒め称えられるフィットネスジム、グルメサイトの星の数、能力のレベルによって管理される都市。現代の人間が作った価値観・人の最先端技術に振り回される心の形。
そのような、人が技術を得て昇華した先にある「後世の魂の変化を網羅した図面」。

魔術師アレイスター・クロウリーはこう言っていた。
魔術とは、意志に応じて変化せしめる〈科学〉にして〈業〉である と

禁書の科学サイドの元ネタであろうその言葉の、さらに先にある法則と言える。

容姿

545
クリファパズル545


人間をベースにコウモリと軟体生物をかけ合わせたデザイン。

小柄だが意外にも「妖艶」と表現される程スタイルが良い。頭部は髪がクラゲのように広がり、半透明な何らかの装飾がある。背部はウーパールーパーのような羽が突出し、腰から吸盤がついた尾が張り出している。

元ネタ


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