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CV:川澄綾子

人物

十字教の旧教三大宗派のひとつであるイギリス清教の最大主教(アークビショップ)であり、必要悪の教会(ネセサリウス)の魔術師のトップも兼ねる女性。

(この作品の英国には政治的な三大派閥によるせめぎあいがあり、彼女はその内の清教派のトップ。ただし、イギリス清教の名目的なトップは英国国王もしくは女王である)


身長よりも長い金髪が特徴。ただし、作中のローマ教皇の発言によれば20年前から同じ姿を保ち続けているらしいとのことで、実年齢は不明である。それゆえに一部にBBA扱いされることもあるかもしれない。


禁書目録のシステム、記憶消去を一定周期にさせる枷を作ったのは何を隠そう彼女。

つまりインデックスに関しての黒幕的な存在であるため、主人公上条当麻と直接面会はしなくとも相応の関わりはある人物である。


土御門元春から教えてもらったという日本語を使うが、何故かエセ古文風のおかしなものとなっており、作中でも(色んな意味で)おかしい人だと思われている。

また、基本的には優雅にのんびりとふるまっているため、部下であるステイル=マグヌスにきつく当たられることもある。

ただし、上のようなのは表面的な振る舞いであり実際は極めて狡猾で腹黒く、あくまで自己陣営の政治的な利益を最優先する。


必要悪の教会が対立組織やその他の組織からの転向者を結構受け入れている関係で、彼女の部下として、天草式十字凄教より建宮斎字浦上五和などの面子や、ローマ正教よりオルソラ=アクィナスアニェーゼ=サンクティスルチアアンジェレネなどの面子なども加わった。


学園都市の総括理事長がアレイスター=クロウリーであることをうすうす感づいており、魔術サイド科学サイドのいずれでもそれなりに関わっている人物ではある。

「ローラ」の正体(※ネタバレ注意)

新約18巻で遂にその正体が判明した。


※以下ネタバレにつき、閲覧注意※















アレイスター=クロウリーの2人目の娘・ローラ。

つまり彼女は史実における「ローラ=ザザ=クロウリー」その人であったらしい。


ただしローラの体は「大悪魔コロンゾン」に乗っ取られており、禁書ではコロンゾンがイギリス清教の最大主教ローラ=スチュアートを演じていた。彼女の物凄すぎる腹黒さも、恐らくコロンゾンの素の悪性が滲み出ていたのだと思われる。


(これについては新約21巻でどんでん返しがあった。色々考察されており、新約21巻時点ではまだ確定とは言えないので、下記別項で解説したい)


コロンゾンは「混乱と拡散」を好んでおり、“虚構”“疑念”“不和”を並べて世界に混乱を拡散し、人の世に破滅を招く存在とされている。

コロンゾン自身にも思惑があるらしく、メイザースとの契約のもとクロウリーを亡き者にして契約から解放された後にそれを実行に移そうとしている様子。


悪魔は、ローラは普段から父クロウリーの悪口を言うほど嫌っていたと語る。

だがコロンゾンに取り憑かれる直前、

助けて、お父さん

と、その場にいない父に泣きながら助けを懇願したのだという。


スチュアートというファミリーネームはコロンゾンが名乗っている偽名で、かつて自身を召喚したサミュエル=リデル=マグレガー=メイザースの趣向に由来する。


新約21巻ネタバレ

インデックス「でも、根拠になっているのは大悪魔コロンゾン自身の言葉しかない。世界の結合を妨げるあの悪魔が、聞かれもしない真実をそのまま話すだって?ありえないんだよ」


※ローラ=スチュアートが(禁書世界の)歴史に初めて出てくるのは1909年。


烏丸府蘭「何か不審な点でも?アレイスターが大悪魔コロンゾンを呼び出したとされる年と変わらないはずですが」


※2彼女の容姿はその頃と一切変わっていなかった。それでは辻褄が合わない。


インデックス「その時、二人目の娘ローラがこんな大きな姿に成長してると思う?最初にリリスが生まれたのだって1904年だったのに」


インデックスなら、これは誰?


元ネタについて

元々、ファーストネームから早い段階でローラ=ザザ=クロウリーが名前の元ネタではないかと予想されていた。

初登場巻は旧約7巻。父親とされている男が書いた「法の書」編なのだが、実はローラの姉「リリス」の存在もステイルのセリフで判明している。

つまり、ローラの初登場巻自体が伏線となっていたのである。


元ネタの「ローラ」は、アレイスター=クロウリーとローズ=イーディス=ケリーの第二子として生まれた。彼女が生まれたのは1907年、第一子リリスの死とアレイスターの浮気が原因で夫婦仲が悪化した時期だった。

その後すぐに離婚が成立。ローラはまだ幼い頃にローズが引き取り、魔術とは関係ない世界で暮らし、1990年にイギリスのレディングで死亡したと記録されている。


灰村曰く、デザインは大学生くらいの歳のインデックスをイメージして作られている。髪留めや雨傘などもインデックスの造形が基本らしい。

こうした裏事情が、考察の鉄板ネタであるインデックスのリリス説、ローラのローラ・ザザ説の元になっている。まぁ実際の設定はもう少し複雑になってしまったが…。


没ネームはローラ=コーンウォリス。こちらはフレデリック・コーンウォリス(現実に存在したカンタベリー大主教)が元ネタだと思われる。


余談

特典映像では例によってはっちゃけており、「なぜ美琴の出番が少ないのか?」と書かれた黒板の前でお便りを読んで間をつないでいた。

素がダダ漏れになっており、曰く「結婚なんかより今の生活が大事、自由に好き勝手に生きてゆっくり死ぬことに憧れる」「(緊張して声をかけられなかった、との手紙に)声をかけろよデコスケ野郎、大事な出会いになったかもしれない」。このアークビショップ、自由すぎる。


関連タグ

とある魔術の禁書目録 コロンゾン(とある魔術の禁書目録) アレイスター=クロウリー エイワス(とある魔術の禁書目録)


以下、記事本文中に名前の挙がっていなかった部下たち

神裂火織 シェリー=クロムウェル テオドシア=エレクトラ

リチャード=ブレイブ アガター カテリナ

スラッパール スマートヴェリー レイチェル

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