"Kill! Kill! Raid!" 「殺せ!殺せ!侵せ!」(部隊モットー)
概要
韓国発のターン制SRPG『ラストオリジン』に登場する、ブラックリバー社の戦闘兵型バイオロイド部隊の一つ。
ただし部隊としては三安産業に買収されていた時期があり、第2次連合戦争期にはシスターズオブヴァルハラや、ブラックリバー所属と三安所属のホード同士で交戦している。
「大群の怒り」の名前通り、高機動力・高火力を武器として敵を強襲しては速やかに去っていくといういわゆる電撃戦をコンセプトに結成され、全員がローラーダッシュ機能のあるブーツを履くか歩行型ロボットに乗るなど機動力を活かせる砂漠・草原地帯で活躍。「餓狼集団」の異名を取り恐れられたという。
部隊の性格ゆえか、フリーダムというか規律を重視しない性格のバイオロイドが多いが、隊長である迅速のカーンの人望と包容力が傑出しているため、部隊としてはよくまとまっている。
攻撃的な部隊モットーからも分かる通り戦法は極めてシンプルであり、「戦国時代の一騎駆けのようにカーンが先陣を切って突撃、残るメンバーはその支援と残党狩り」で説明が事足りてしまう。
悪く言えば作戦も何もあったものではなく、滅亡のメイには原始人呼ばわりされ、その強さは「オルカ七大ミステリー」の一つに数えられるほど。
イベント『セントオルカの秘密作戦』(2020.12.02-2021.01.20)でヴァルハラがホードと共同作戦を行った際、カーン不在で指揮を任せられた鉄血のレオナは「カーンは良くこんな連中をまとめ切れるものだな…」と呆れていた。
しかしまともなブリーフィングが成立しないレベルの問題児集団であるホードを率いる上ではそれが最適解という面もあり、実際カーンの優れた判断力と圧倒的な強さも相まって、戦果はブラックリバーの他の部隊に勝るとも劣らない。
オルカ艦内にある3Dホログラムによる模擬訓練(ゲーム中でもプレイしてオリジンダスト等を集めるのが可能)ではホードの強さに合わせて「ホードスペシャル」と呼ばれる難易度も設けられているほど。
日本版2周年を記念して日本のシナリオライターとのコラボ企画で、虚淵玄氏がシナリオを担当した日韓同時イベント『怒りの狼牙』(2022.06.15-2022.07.27)ではカーンとT-4ケシク、そしてホードのメンバーを中心に描かている。
メインストーリー第10章でヴァルハラの援護に駆け付けた迅速のカーン曰く「狼の牙の前では羊の皮などないに等しい。吠えろ!奴らを一匹残らず喰いちぎれ!」