概要
Auto Guard Systemの略称で、AIで制御されたロボットによる都市防衛や警備のためのシステムを指す。厳密には「ロボットを統括制御するシステムそのもの」をAGSと言うのだが、劇中ではもっぱらロボット全般の総称として使われる。
システムの規模は大小あり、小さいものだと特定の施設の警備から、大きいものは政府が管理する衛星で軍用ロボットが運用されていたりする。
バイオロイド誕生以前から人間の生活を支えており、単純な戦力で言えばバイオロイドよりAGSの方が優れていた。連合戦争では政府側の主戦力として投入されており、強固な装甲やサイズ、火力の差から単純な戦闘能力では基本的にバイオロイドを上回るものとされる(設定上の話だが、最も一般的な軍用AGSのCT2199Wフォールン1機でT-2ブラウニー3機とT-3レプリコン1機の一個小隊に匹敵すると言われる)。
しかし鉄虫が襲来し滅亡戦争が勃発した際には寄生対象として格好の餌食になり、人類が迎撃のためにAGSを出撃させればそれだけ鉄虫の戦力を増大させる事になってしまった。
人類滅亡後はエイダーType-Gの指揮下で管理・統括され、鉄虫に寄生されないようアップデートをしながら機を窺っていたが、司令官(主人公)発見後はバイオロイド達と協力して行動している。
ただし現在でも一部には独立したシステムに制御されたままのAGSも存在しており、場合によってはそれらが敵として登場することもある。
製造システム
資源を投入してランダムで製造されるバイオロイドと違い、AGSは「研究」の「ロボット設計」の研究を進めることで技術が解禁、必要な前提技術と資源さえあれば狙ったAGSをいつでも製作できるようになる。
ただしこの技術研究はより高度な技術になるほど研究にかかる時間と必要な資源が増えていき、終盤ではキャラや装備の解体で僅かに得られる一般モジュールを万単位で要求され、研究時間は168時間(一週間)かかるものもざらになる。
しかしこれらの技術で解禁されるAGSはいずれも非常に強力なSS等級の機体ばかりで、必ずその苦労に見合うものと言えるだろう。
一覧
大半は軍需産業ブラックリバーの軍事用AGSシリーズAGSロボテック所属とされているが、民生用やエンタメ産業に従事していた機体も多い。
ブラックリバー
AGSロボテック
- HQ1アルバトロス
- K180セルジューク
- S5ギガンテス
- CT2199Wフォールン
- S25スパルタンキャプテン
- S25Aスパルタンアサルト
- S25Bスパルタンブーマー
- S7デスストーカー
- RF87ロク
- CT103フォトレス
- タイラント
- AT72ラインリッター
- Mr.アルフレッド
- ウォッチャーMQ-20
- ストロングホールド