概要
韓国発のターン制SRPG『ラストオリジン』に登場する、バイオロイド販売企業。
Public Emergency Call Service(公共緊急コールサービス)の略で、主にアメリカを本拠地とする七つの大企業が、多数の中小企業を吸収しつつ結成した複合企業。『PECSコンソーシアム』とも呼ばれる。
当初は三安産業、ブラックリバーに遅れを取っていたが、レモネードアルファを始めとする7体のレモネードシリーズの辣腕ぶりのおかげで、三安、ブラックリバーと共に三大バイオロイド企業と呼ばれるまでにシェアを伸ばした。
グループ内最大手である「オメガ産業」を中心に、民生用・産業用のシリーズを主に製造する。
オメガ産業の会長を含めた「七賢人」と呼ばれる7人の企業代表が議決権を持っているが、一枚岩でもなく互いに牽制している事が多かった。ただし外部からの脅威に対しては、(止むを得ず)団結して対抗していた。
企業連合体という性質ゆえか、開発ラインナップはきわめて多様。家庭用メイドでは三安、軍事用ではブラックリバーに劣るが、それ以外の大半のジャンルをカバーしている。
製造するバイオロイドのその能力の幅広さにより人間から殆どの仕事を奪い、世界の失業率が9割を超えるという異常事態を引き起こした元凶でもある。
人類滅亡後
アルファ以外のレモネードシリーズは死去した会長と会社が持っていた土地・インフラとバイオロイドをそのまま引き継ぎ、独立勢力の独裁君主として君臨している。アルファは主人公の配下に付き、レモネードオメガ、レモネードデルタは会長復活という目的のため主人公勢力と敵対し、レモネードガンマは無敵の龍との戦いに執着し、その他のレモネードシリーズは静観を決め込んでいる。