図鑑データ
所属 | パブリックサーバント |
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No | 118 |
等級 | B |
タイプ | 軽装型 |
役割 | 支援機 |
身長 | 122cm |
体重 | 24kg |
身体年齢 | 10歳 |
CV | 芹澤優 |
絵師 | Kakiman |
「ふっふっふっ~来たな…。余は悠久の時を経て待っていた!」
概要
韓国発のターン制SRPG『ラストオリジン』に登場するバイオロイド。
戦闘用ではなく、PECSの「パブリックサーバント」に所属する、灯台守用の産業用バイオロイドである。
眼帯で隠した左目には光を照射する機能があり、名前のLRL(Long Range Light)の由来にもなっている。
ゲーム開始後のチュートリアルにてコンスタンツァS2、P/A-00グリフォン、プレスターヨアンナらと共に最初に仲間になるバイオロイドで、分解したり強化素材にすることが不可能(2体目以降は可能)な『21スクワッド』に所属している。
産業用バイオロイド故ダッチガールと同じ理由で幼女の姿をしている。
商品としては一般品だったが人気はなかった模様。
人類滅亡後もずっと灯台におり(後述)、ラビアタ・プロトタイプに発見・保護され、鉄虫やレモネードオメガの軍勢に反抗するレジスタンス部隊『21スクワッド』に所属するようになった。
そのためゲーム内に登場するLRLは見た目に反し、実は旧人類の滅亡前から現存する数少ない1体である。ネタバレになるので詳しい事は控えるが、司令官(主人公)と初めて会った際、彼女が「今まで見てきた人間」と主人公の見た目が違う事を、それとなくプレイヤーに教えている(『初めて見る!』とも)。
容姿
水色のロングヘアに身長122cm・体重24kgというお子様体型から分かるように、ゲーム中に登場するバイオロイドとしては特に小型。
ボロボロになった子供用の服と、夜の海を照らす目を普段は隠すための眼帯を装着し、消防用の斧を持ちクマのぬいぐるみを背負っている。
性格
一言でいうと「中二病」で、普段から大仰でもったいぶったしゃべり方をする。
一人称は「余」で自称「サイクロプスプリンセス」。
だが本来は人懐っこく、臆病で泣き虫な見た目相応の性格であり、大好物のツナ缶やハロウィンのお菓子をもらった時や、漫才コンビの相手であるグリフォンや生真面目なT-12カリアフ・ベラに怒られたり、フェンリルにビビらされたりすると素が出てしまう。
前述の容姿と併せてこうなったのには理由がある。
本来の仕事である灯台守に従事していたために、鉄虫の襲来とヒュプノス病によって人類が滅亡したのを知らず、そのまま忘れられた存在になり、文字通り「悠久の時の中」(公式によると100年以上)ずっと交代が来るのを待っていた。
そして寂しさを紛らわせるために灯台に残っていた書籍『龍殺者の証』を何度も繰り返し読んでいた中で、いつしか中二病を患うようになってしまったという背景がある。
公式サイトでも漫画を描いているdiyap氏により、その当時を漫画にしている。
有志によって日本語で翻訳されたものもあるため、気になる人は探してみるといいかもしれない。
『龍殺者の証』だけでなく読書そのものが趣味である。見た目以上に博識なのはそのせい。
ツナ缶が好物なのはラビアタに見つけられるまでの間、灯台の近くにツナ缶の無人自動製造工場があり、たまにそこにいきツナ缶を回収して食べていたため。(ドラえもんがどら焼きを好物になったのと同じような感じ)
エイミーレイザーには「お姫様」と呼ばれ、時にはからかわれながらも大切にされており、何かあったときにはエイミーに泣きつくことも多い。また、コンスタンツァや子供好きな不屈のマリー、T-8Wヴァルキリーにもかなり懐いている。
ストーリー上でも出番は多く、主人公やバイオロイド達が現在本拠地としている潜水艦「オルカ1号」内ではマスコットキャラクターといった役回りである。同じちびっ子バイオロイドのT-13アルヴィスやアクアとも仲がいい様子。
特にアルヴィスは「眷属の一人」であり、物資倉庫の中に一緒に忍び込んではツナ缶やチョコバーを失敬していく程仲良しなのがイベント『誰かが望んだ願い』(2022.02.09-2022.03.23)で描かれている。
尚、オルカ内での部屋もエイミーと同室との事。
イベント『箱舟と春待つ護り手』(2022.12.28-2023.03.08)では何と憧れの存在ともいうべき本物のサイクロプスプリンセスが登場。最初は勝手に名を名乗っている事に怒られたが主人公の執り成しもあって意気投合し、感激のあまり泣きながら一緒に冒険を満喫していた。
また、日本版三周年記念でサイクロプスプリンセスと同じコスチュームになれる課金スキン『夢を叶えた少女』が配布された。(無料配布は終わったが138ツナ缶でショップから購入出来る)
性能
手持ちの防災用斧で殴り掛かる、アクティブスキル1『アクスオブダークネス』は本人の非力さもあり、稀にダメージアップ効果があるとはいえ攻撃性能は高いとは言えない。
しかしLRLの真価は、アクティブスキル2『サイクロプス・エターナル・ビーム』によるデバフ効果にある。
まず当たらない命中率と低すぎるダメージ倍率のスキルだが、2ターンの間対象の敵の命中率と行動力を大きく阻害する効果を持ち、何と敵にかわされてもデバフ効果自体は発生し、しかもスキルレベルが10になると3×3…つまり9マスと敵全体に範囲が広がる。
耐久力は見た目通り高くはないが、回避性能は悪くはなく、前述の『龍殺者の証』も専用装備化されており、最大強化で回避が94.5%、クリティカル率30%、アクティブスキル1急所発動率20%が加算される。
加入する序盤ではイマイチありがたみが感じられないが、高難易度ではこの妨害効果が大きく作用することもあり、等級や見た目によらず侮れない存在になる。
彼女一人で鉄虫を倒す力は皆無に近いが、仲間を後ろからサポートすることによって力を発揮する支援特化の性能といえる。
よって支援として使う場合、攻撃面に振る必要は薄いため防御・HPに振って耐える方向に伸ばしたい。専用装備があるなら回避型がベターか。
回避型にする場合、反撃してくる敵に備えてきちんと命中を必中水準まで伸ばしておくのが無難。配置は『サイクロプス・エターナル・ビーム』のために最後列でいい。
確定で1体加入する反面、2体目以降はバイオロイド製造かイベントでのドロップで入手するしかないという、入手性の悪さという欠点もある。
ランクアップ機能にも対応しており、Lv70以上、親密度60以上でAに、Lv80以上、好意度80以上でSまで、Lv90、好意度100以上でSSに昇級可能。味方への強力なバフも付与できるようになるスキルを習得する。
サイクロプスプリンセスが一緒の部隊だと、バフの威力がさらにアップする。
スキン
ゴスロリLRL
その名の通り、ゴシックドレスに身を包んだLRL。眼帯も新調し、斧の代わりに剣を持っている。
デザインしたのはオードリー・ドリームウィーバー。
ハロウィンイベントや前述のdiyap氏による公式漫画でもこちらに着替えている。
漫画によってLRLの過去を知った司令官には「新しい洋服を買ってあげる」という意味も込めて購入する人も多い…かもしれない。
尚、このスキン登場以降はイベントの立ち絵は全てこちらになっている。
関連イラスト
関連項目
関連リンク
公式動画