イグニス(ラストオリジン)
いぐにす
韓国発のターン制SRPG『ラストオリジン』に登場するバイオロイド。
元々はPECSの系列の「ゴールデンフォンサイエンス社」製廃棄物焼却処理用の、高温環境で耐えられるオリジンダストが注目され開発された。
イグニスが名を連ねる「パブリックサーバント」はPECSの最大ブランドでもある。
その後戦争に際し火炎放射器を装備することになるが、後述の大人しく戦いを好まない性格から、戦場には出ていかなかった。
鉄虫が現れ人類がほぼ滅亡した後、PECSの秘書バイオロイドだったレモネードアルファ(メインストーリーの第8章に登場)の後継機である、レモネードガンマによって復活させられた。
実は人類滅亡後、ラビアタ・プロトタイプ率いる抵抗軍に入ったのは相当初期で、レモネードオメガがラビアタから復元の相談を受けた際、高い忠誠心と戦闘能力等からイグニスを推薦している。
メインストーリーのネタバレを防ぐため詳細は書かないが、オメガとガンマはラビアタとはまた異なる思惑のもとに動いており、イグニスを復元させたのも彼女が自身の意のままに従うものと考えていたためのようだ。
しかしオメガとガンマに対し「PECSの会長達を復活させるなんて冗談じゃない」と考えたイグニスは、オメガ達の配下になることを拒否して直後にきたアルファの助言通りそのままラビアタに合流、人類再生のための戦列に加わった。
ゲーム中では滅亡前に何を焼いていたかについて問われて、一瞬言葉に詰まる描写がある。
「何かロクでもないものを焼かされていたのではないか?」とプレイヤーからは推察されている。ただ、公式の回答によると「イグニスが生きた物を焼いたことはない」との事。
この事から「廃棄処分になったバイオロイドを焼いていたのでは?」とも。
戦闘時は実にSFチックないかついアーマーを着込んでいるが、脱ぐとムチムチなダイナマイトバディと凄まじい爆乳の持ち主なのが分かる。
その上乳首まで浮き出るピッチリスーツ、吊り目、髪型は青のメッシュの入ったショートヘアの赤髪に片目を隠したメカクレ、汗かきと色々フェティッシュな属性が詰め込まれている。尚、片目を隠してる理由だが「恥ずかしいので顔の半分だけでも隠しておきたい」そうだ。
規制版でもあからさまに左乳首が浮いているが、なぜFANZAGAMES版『ラストオリジンR』まで規制を逃れられたかは不明。
ちなみにムチムチ体型の理由は、「オリジンダストを含む厚い皮下脂肪で火炎の熱を遮断し、自滅を防ぐ為」というもの。
口数が少なく寡黙で大人しい印象の少女だが、実直で心優しい性格。
司令官(主人公)達の本拠地である潜水艦「オルカ1号」内でも所属を問わず、多くのバイオロイドに慕われているようだ。
滅亡のメイやB-11ナイトエンジェルにも相談役として頼られているほか、ダッチガールやバミューダチームの実験体にされた子たちのように、心に傷を負ったバイオロイド達からの信頼も厚い。
また、可愛い小物が非常に好きなようで、メインストーリー第8章の物資調達前のエンプレスとの雑談では「可愛いキーホルダーが見つかればいいな」と言っている。
エンプレスから「ペンギンのキーホルダーをあげる」と言われた際はとても嬉しそうにしていた。
バランスのとれた、最後まで頼れるメインタンク少女。
高い属性耐性が目を引くが、物理攻撃に対しても十分な耐久性を持てる汎用性の高い盾役。
特に火属性攻撃と状態異常攻撃に滅法強いので、一部の敵キャラに対して強力な防護壁として立ちはだかってくれる。
Sランク重装保護機には優秀な機体が多いが、イグニスは保護範囲・耐久性能の両面でもSSランクにも決して見劣りしないものを持っている。
前述のように配置や装備で射程をコントロールして、役割に変化をつけられるので状況に応じて上手く活用したい。
欠点は重装機の宿命ともいうべき、足の遅さ(初動の遅さ)と行動範囲の狭さであろう。
とはいえ最近は比較的高頻度でイベント序盤マップのドロップに置かれていることもあり、周回編成に投入される機会も多い。首尾よく手に入ったのならぜひ育ててあげよう。
典型的なタンクなので、育成はHP+防御で良い。
フルリンク(他のゲームでいう完凸)ボーナスはHP+20%で問題ない。
2023年3月8日からLv90以上、好意度100以上でSSランクに昇級可能となった。