韓国発のターン制SRPG『ラストオリジン』に登場するバイオロイド。

PECS系列の「クローバー産業」が開発した技術者型バイオロイドで、パブリックサーバントに属している。
現在はオルカそのものやAGSの整備なども担当するエンジニアチーム（他のメンバーはドクター、T-9グレムリン、コネクターユミ、のちに解体者アザズ）のリーダーで、司令官（主人公）からは正式に『チーフエンジニア』の肩書を与えられている。
主人公やバイオロイドが本拠地にしている潜水艦「オルカ1号」は滅亡した国の国営造船所で製作されていた潜水艦を、フォーチュンやエンジニアチームが大改修して現在の形や性能にしたもの。
また、オルカ内の施設工事中などに画面を飛び回っている、ボール状の工事用AGSもフォーチュンが製作した。
身体年齢が判明しているバイオロイドでは最年長の31歳。（もっともバイオロイドは1000年前後が寿命なので、身体年齢はあまり関係ないが）

2023年、イラストの検索はハングル語表記の「포츈」の方がヒットする。

容姿

ムチムチボディが一目で分かる、ピチピチのツナギスーツにショートの赤髪のソバージュヘア。
いかにもメカ好きなお姉さんの外見だが、韓国版ではもう少し熟女っぽいというか老けた外見をしていた。
寄せられた意見を元に、日本版は立ち絵が若くなったという経緯がある。韓国では元の絵に戻すスキンも発売されているが、日本での販売は未定。
ちなみにフォーチュンが戦闘の際手にしているのはリベットガンである。元々戦闘への投入は一切想定されていなかったという設定で、ゲーム内でもそれを反映したものとなっている。

性格

メインストーリーでも出番の多い、優しく頼もしいお姉さん。
あまり皆と打ち解けようとしないX-00ティアマトも心を開いているように、オルカ艦内でも多くのバイオロイドに慕われている。
シスターズオブヴァルハラの工兵であるグレムリンの師匠格でもある。（グレムリンからは『フォーチュン姉さん』と呼ばれている）
ゴリゴリと前に出過ぎないが、バイオロイドだけでなく多くのAGSにも慕われている模様。

性能

正直、フォーチュンが輝くのはAGS中心編制である。
パッシブスキルの効果で配置に関係なく問わず味方AGS全員に攻撃・防御・行動力のバフをかけることができる。倍率はそれなり程度だが腐りにくいものが揃っているのも利点で、保護機・攻撃機・支援機を問わず恩恵を受けやすい。
逆にAGSが編制にいないと、イマイチありがたみが分からないキャラである。
本当にAGSのサポートキャラと割り切った方がいい。
育成は素直に防御・HP振りでいい。