図鑑データ
所属 | ゴールデン・ワーカーズ |
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No | 186 |
等級 | SS |
タイプ | 軽装型 |
役割 | 保護機 |
身長 | 185cm |
体重 | 69kg |
身体年齢 | ??? |
CV | 汐見雪菜 |
絵師 | Taesi |
「機械であれば何でも自由自在に生産、組み立て、解体が可能です」
概要
韓国発のターン制SRPG『ラストオリジン』に登場するバイオロイド。
PECSが極少数開発した高性能技術者型バイオロイドで、「ゴールデン・ワーカーズ」に属しており、フォーチュンをして『PECSの工学技術を集約させた、非常に優れたエンジニア』と太鼓判を押し、大ファンだと自認する能力の持ち主。その為旧人類が滅亡する前も極少数しか生産されなかった。アイシャ曰く「ゲームに登場するアザズは最後の一体」との事。
解体者の二つ名は伊達ではなく、頑強に封印されていた扉を細かい部品になるまで解体して突破したり、バイオロイドの装備品を瞬時に無力化した他、分解した際に生じたパーツを用いてAGSのミニチュア模型を作る(レモネードアルファとの会話から趣味との事)、戦場で手に入れたパーツを用いて無線機を現地改修する等、解体だけではなく組み立てや改修の技術もかなり高度なものを持っている。
アザズの技術はPECS産バイオロイドにはかなり知れ渡っているのか、前述の扉の解体痕を見たイグニス、フォーチュン、慈悲深きリアンはその独特な突破法や作業技術から即座にアザズの仕業と看破した他、アザズが敵側にいるかもと危惧したリアンは「(敵側の)AGSがどんな化物になっているか分からない」と恐れた程。
実際AGSにはかなり精通しており、落ちていた外骨格の破片を見ただけでそれがゴルタリオンのモノだと即座に判別出来るレベル。
ちなみに司令官(主人公)曰く夜行性らしいが、これはイベント『Project ORCA 〜スターナイトステージ〜』(2022.10.06-2022.11.30)によると「だって夜の方が司令官と会う確率が高いですから」。
容姿
自身の足元にまで迫るほどの茶色のロングヘアで(ポニーテールにすることもある)、前髪は右に流されている他、内側の後ろ髪や前髪の一部は銀色のメッシュが入っている。
最も目を引くのは彼女が纏う、まるで某宇宙戦艦の女性乗組員のような黄金色のメカニカルなボディスーツであり、身長185㎝にしてむちむちな体つきや、爆乳等がはっきりと分かる程ボディラインがくっきり出ている。(プラグスーツ等に近い)
彼女の話だと、自身の技術はスーツと手に持つドライバーに依るモノらしいが、水着に身を包んでいた時でも素手でドライバーを作り、戦場で無線機の現地改修や乗り物や爆発物の製作を行っていた事から、アザズ本人そのものに加工技術が備わっている模様。
マキナ、サラカエル同様、アザズも足がスラリと長い。全身図を描く時は足の長さを意識するといいかも知れない。
性格
凛とした佇まいや丁寧な言葉遣いから、非常に真面目…かと思いきや、神出鬼没で自由奔放且つマイペースな性格であり、周囲と何処かズレた感性の持ち主の残念な美人。
メインストーリー第8章で初登場。とある研究所内にて暗躍していて、当初は敵として警戒されており、マングースチームや途中からシティガードも加わって多数のバイオロイドから追跡されていたが、いきなり現れては言葉巧みに撹乱し、一瞬の隙をついてP-24ピントの装備を即座に無力化したり、研究所から外に出た際には懲罰のサディアスやC-77紅蓮が見ている目の前で鉄虫の残骸からパーツを漁り、投降を促された際はあっさり承諾したと思いきや、「パーツ取りがまだ終わっていない」という理由で再度逃亡しながらパーツ漁りをする等、彼女の行動は糸の切れた凧そのものであり、主人公や他のバイオロイドも終始困惑していた。
さらに彼女が当初敵として疑われた行動も「(レモネードオメガに)頼まれたからやっただけ」という理由であったりと、良く言えば『裏表がない』性格であり、悪く言えば『何をするか全くわからない』性格。8章クリア後にスノーフェザーも「………リーダー(生命のセレスティア)より変わった方がいらっしゃるとは思いませんでした」と言葉を無くしていた。
とは言え全く常識やポリシーが無い訳ではなく、瞬時に状況を理解し、その場に合わせた対応を即座に行ったり、「動力の生きているロボットは解体しない」等のポリシーを持ち、弁える部分はしっかり弁えている。
概要にあるように「AGSのミニチュア模型を作るのが趣味」な事から解体者の二つ名は「実はあまり好きじゃない」そうである。
イベント『光届かぬ聖域』(2022.07.27-2022.09.07)では主人公の部屋に現れては突然スーツを脱いで水着姿を披露し、司令官からコウヘイ教団の警備AGSの話をされた途端、そのパーツを手に入れるべくあっさりと主人公の部屋から離れた。(主人公も『本当に変わった子だなあ……』と呆れていた)
近くを通りかかったドラキュリナとエタニティを半ば強制的に引き連れコウヘイ教団のカゴシマ支部へと向かう等、相変わらずのマイペースっぷりを見せつけた。(この際同行する交換条件としてドラキュリナには「(皆の前で歌いたいなら)最高のステージを用意します」と約束したが、エタニティには「司令官と私だけが知っている最新ドアロックの暗証番号をエタニティさんにも教えます」と約束しており、さらっと主人公を売っている)
紆余曲折あり、アザゼル達と合流し、アザゼルが飛んで移動する事を提案した際には「飛んでいたら蜂の巣にされていた」と忠告したり、外部と通信が遮断された状況でありながらも無線機を現地で拾ったパーツで改修し、司令官と連絡を試みる等、その高い技術で道を切り開いていった。もっとも、これも興味からの行動であった他、アザゼル達と別行動し、ドラキュリナが歩けないと言った際には即興で乗り物を作り、文句を言われた際に特製エンジンを増設し、最終的には爆弾でも取り付けたのか、乗り物を工場に高速で特攻させて爆破したりと、やりたい放題であったが。
ただ、前述の夜行性な理由のようにあっち方面に興味がない訳でもなく、イベントの後日談である選択を選ぶとエタニティと一緒に主人公に夜這いをかけてくる。
イベント『箱舟と春待つ護り手』(2022.12.28-2023.03.08)によると、エタニティと共にドラキュリナの部屋にサプライズパーティーと称して一方的に入ってくるなど、ドラキュリナを完全に友達だと思っている模様。
『Project ORCA 』ではスカイナイツとミューズが歌うステージの製作を担当する事になったが正式な報告書を提出せず、主人公が見に来たら「AGS数人と一緒に作業します。アザズ」と手書きで書いた紙を渡し、主人公を絶句させていた。
性能
バフ・デバフで味方、特にAGSを支援する能力に長けている爆乳メカニックお姉さん。
基本的な性能は同じくPECSのメカニックであるフォーチュンと似通っており、パッシブスキル3『協同修理』により立っているだけで味方全体のAGSに多様なバフをかけることができる。また、このバフはフォーチュンと同時に起用することで倍率が1.5倍に上昇する。
またアクティブスキル2『ゴールデンファクトリー設置』で自陣に設置できる置物「ゴールデンファクトリー」も味方全体の攻撃機・保護機に強力なバフとバリアを付与する能力を持っている。
全体的にサポーター寄りの性能ではあるが保護機らしくタンク向きの能力も備えており、ゴールデンファクトリーが設置されている間は「部品確保」状態となり待機することで自己標的と被害無効化を得られる。
この状態のアザズは敵の攻撃を全て自分に集中させた上で無効化してしまうため非常に強力。
しかしこのゴールデンファクトリーが設置されている状態で待機という条件がかなりの曲者で、まずゴールデンファクトリーの設置そのものにAPを8も消費してしまうため自己標的+被害無効化を発動するまでにそこそこ時間がかかり、その間は味方を無防備なままにさせてしまう。
しかもゴールデンファクトリーは極端に高い防御力を持つ一方でHPがたったの12しかなく、その上各種属性抵抗も皆無なので防御貫通攻撃や属性攻撃を食らうと即破壊される。また攻撃されなくても設置から4ラウンド経つと消滅してしまうため、設置から待機までに時間をかけすぎないようにしなければならない。
『ゴールデンファクトリー設置』を使用した上で待機、という手順を踏む都合上オート戦闘で発動させるのが難しいというのも困りどころ。
その性格同様とにかくクセの塊のような性能であるため、実戦で活躍させたいならかなり頭を悩ませることになるだろう。
N2E-888アラクネーに標的を付与してもらえば、初動まで味方が無防備になってしまう問題とゴールデンファクトリーを破壊されるリスクを一挙に帳消しにできるが、その場合もアザズ自身の耐久性のなさをカバーしておく必要はある。
育成の際にはHPや防御に割り振り、耐久力を少しでも増やしておく方が無難。
関連イラスト
関連項目
아자즈:ハングル表記
関連リンク
公式動画