T-8Wヴァルキリー
ばるきりー
韓国発のターン制SRPG『ラストオリジン』に登場するバイオロイド。
ブラックリバーの山岳・局地戦部隊「シスターズオブヴァルハラ」の副官として、隊長の鉄血のレオナを支えている。
ラストオリジンの公式漫画を描いているDiyap氏のお気に入りキャラの一人で、LRL、シザーズリーゼ、T-14ミホ、コンパニオンシリーズ同様に良く出番をもらっている。
名前の由来は北欧神話に登場する、ヴァルハラ(天国)に誘う戦女神・ヴァルキリーから。
モデルはヴァルキリーの製造国の設定がフィンランドであることから、冬戦争にて多数のロシア兵をあの世に送った「白い死神」ことシモ・ヘイヘと思われる。(パッシブスキル2の名称が『白い死神』である)
イラストの検索は2024年現在、ハングル語表記の「발키리」で検索した方がヒットする。
ヴァルハラ特有のミニスカートの白い軍服に、厚手のハーフコート。ワインレッドにも見えるロングヘアに、色の違う左右の目が特徴。
これはオッドアイではなく、右目に狙撃用の特殊なスコープ機能を持つ眼球に変えられているため。この目のおかげでヴァルキリー曰く「司令官を簡単に見つける事ができます」。
愛用しているボルトアクション式ライフルも、シモ・ヘイへの愛用していたモシン・ナガンそっくりである。
普段はハーフコートのせいで目立たないが、スタイルはかなりいい。
レオナ同様、周囲にもあまり表情の変化を見せないポーカーフェイスのクールビューティー。しかし厳しそうな外見や表情とは裏腹に、とても穏やかな常識人。
オルカ艦内ではコンスタンツァS2、ダフネらと共に穏健派であり、年下にも丁寧語で親切に対応するため、LRLを始めちびっ子バイオロイド達にもかなり人気がある。T-13アルヴィスも「ヴァルキリーお姉ちゃん」と呼び、心から慕っているのが分かる。
また、仕事第一の性格で司令官(主人公)が「(AG-2Cセイレーンと)ヴァルキリーは仕事の事しか頭にないんじゃって思う時がある」と心配する程。
ただしイベント『リオボロスの遺産』(2020.07.29-2020.09.09)では水着ではしゃぐいだり、ウサギなど可愛いものが好きだったりと年頃の女性らしい一面も覗かせる。
………が、そんな穏やかな性格とは裏腹に、ポイに負けないくらいあっちの方は積極的。しかも喘ぎ声が凄まじいそうで「夜な夜なバイオロイドの叫び声が聞こえる」と一時はオルカ7大ミステリーになったほど。
隊長のレオナを出し抜いて先に主人公と関係を持ってしまい、それがバレて一時レオナと不仲になってしまった事もあった。
2023年11月22日に実装された外伝では、人類滅亡前の戦争で『不死身のヴァルキリー』と異名を取った117と呼ばれている個体の記憶を代々受け継いできた事が明らかになっている。主人公からは「これからは117と呼んだ方がいいか?」と尋ねられたが、「いえ、私たちの存在が忘れられることはもうないでしょうから」と答えていた。
鉄虫との戦いではまさに白き死の戦女神と化す。
アクティブスキル1『かく乱射撃』とパッシブスキル2の効果により、攻撃するたびに高倍率の回避率バフと確定反撃をゲットする。
攻撃機でありながら回避型保護機にも匹敵するほどの生存性を誇り、反撃による手数の多さもあいまって単騎でも高速かつ安定した周回ができる。
ステータスを回避に全振りすれば、一部のステージを一人で周回することさえ可能。ソロで出撃して敵の攻撃をかわしながら相手を沈める姿は本当に女版シモ・ヘイへ。
さらにLv90以上、好意度100以上でSSにランクアップ可能。2021年6月のアップデートも、昇級ヴァルキリーにはプラスに作用しており、特にパッシブスキル3『ヴァルハラへ導く者』で攻撃力と回避が大幅に増加し、強力な自己バフと指定範囲の軽装支援機への攻撃支援が実装された。
また、Lv10になるとヴァルハラの姉妹機達も対象に含まれるようになる。
欠点は軽装攻撃機の宿命で敵に狙われやすい事。ヴァルキリーが高い回避と確定反撃を発揮するのはアクティブスキル1を撃った後である。そのため行動順で先になりやすい相手の機動型鉄虫に先制され、被弾しやすいので注意。
育成だが昇級前は回避振りで、SS昇級後は命中、クリティカルを中心に攻撃にするのがベストか。
フルリンク(他ゲームでいう完凸)ボーナスはスキル威力+15%かクリティカル+20%を推奨。
メインステージでもドロップするので、何とかフルリンクし昇級させて使いたいキャラである。
2024年2月28日からのアプデで、さらにパワーアップされた。