巴術士
はじゅつし
『ファイナルファンタジー14:新生エオルゼア』のクラスのひとつ。
英語では「Arcanist」。ロール(役割)は、「DPS(アタッカー)」。
旧版では設定のみ存在しており、選ぶ事はできなかった。これについて、巴術士の育成は伝統的な師弟関係に依存しており、伝承者が限られていた為とされる。
これを憂慮したメルウィブ提督の提案により「巴術士ギルド」が設立され、後継育成が活性化。現在ではリムサ・ロミンサのメルヴァン税関公社にギルド本部を置き、入港する船の臨検を主な業務とする。
現在ギルドマスターは所在不明となっているが、業務に支障はない模様。
巴術とは南洋渡来の「算術」を源流とし、独特の幾何学模様「魔紋」で精神力を制御する技である。
数々の魔紋が描かれた「魔道書」を媒介とし、これに己のエーテルを奔らせて魔法に変換する。
また属性の異なる3種類の使い魔「カーバンクル」を召喚し、使役して共に戦う。
使用する攻撃呪文は毒を付与するDoT(継続ダメージ)に特化されていたが、「暁月のフィナーレ」にて別ジョブと呼ばれるほど大幅に仕様変更。
DoTは全廃されて無属性魔法攻撃となり、「エーテルフロー」からの「ミアズマバースト」で大きくダメージを稼ぐ事が出来る。
またカーバンクルを使役し、各属性攻撃を行うほか、「守りの光」でバリアを張れる。更に回復呪文「フィジク」と蘇生呪文「リザレク」を使用でき、ヒーラーを補助する事も可能。
Lv30で「召喚士」(魔法DPS)、または「学者」(ヒーラー)にジョブチェンジ。
どちらかをレベリングすればもう片方もレベルアップしていくので、育成難易度は低め。
召喚士は古代アラグ帝国に隆盛した魔科学を応用し、属性魔法を操る。過去には使い魔「エギ」だったが、「暁月」の仕様変更によりカーバンクル3種に変更となった。
レベルが上がるとバハムートやフェニックスを召喚できるようになり、Lv90では遂にイフリート、タイタン、ガルーダを限定的な状況で召喚・使役できる。
学者は古代都市国家ニームを支えた軍学を応用し、癒し手たるフェアリーを召喚。
フェアリーを使役して傷ついた味方を癒やしつつ、潜在能力を引き出す事が可能となる。
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