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我が名は、リットアティン・サス・アルヴィナ!

ガイウス閣下の盾にして矛なり!

貴様をここで叩く!


CV:遠藤大智

概要編集

ガレマール帝国軍第XIV軍団陣営隊長。

漆黒の甲冑に身を包み、攻防一体の武器・ガンシールド「タルタロス」を装備した巨漢。

名は古ルガディン語で「正しく裁く者」を意味する。

紅蓮のリベレーター」で登場したグリーンワート・ピル・アルヴィナと同じ苗字だが、「アルヴィナ」は同郷のルガディン族に与えられる帝国名としてポピュラーなものであり、血縁関係はない。


生粋の帝国市民ではなく、属州のルガディン族の出身。

類まれな用兵術をガイウスに認められ、血統や身分による差別を乗り越えて現在の地位についた。その為ガイウスには命をかけた忠誠を誓い、その言葉に強く心酔している。

彼の口から語られるガイウスの理念は「弱き為政者が神にすがり、破滅に誘う混沌の打破によるエオルゼアの平和」。力ある者による絶対支配の下、万民が分け隔てなく生を謳歌できる世界を望んでいた。


活躍編集

初登場は東ラノシアの帝国軍拠点「カストルム・オクシデンス」。着任したガイウスに、ネロ、リウィアと共につき従っていた。

次に登場するのはタイタン討滅後。エーテル値を計測するネロと共に戦いの顛末を見届けるが、個でなく数に重きを置く用兵家としての視点もあり、アルテマウェポンおよびその利用を唆すアシエン・ラハブレアには不信を抱く。


メインクエスト終盤、エオルゼア軍事同盟および暁の血盟による一大反攻作戦「マーチ・オブ・アルコンズ」が発動。

第一手として、リットアティンが視察に来た西ザナラーン・ウエストウインド岬に存在する前哨基地を冒険者が強襲する。

これに対しリットアティンは部下達に「お前達がかなう相手ではない」と告げ、ガイウスに報告するよう後事を託すと、全力をもって彼/彼女の前に立ちふさがる。


冒険者の力量に追いつめられる中、撤退を命じたはずの部下達が決死の覚悟でリットアティンを支援すべく帰参。

彼らが無残にも冒険者に一蹴される様を見て激昂、己の限界を超えて冒険者に挑みかかる。

これをも退けられるが、最後の手段として冒険者を鎖で捕らえ、自分ごと火炎ミサイルで撃ち抜き、道連れを図ろうとする。凄まじい気迫と執念でもって冒険者に食い下がったものの、あと一歩及ばず敗北。その命を散らせる。


かつてのリットアティンさんの活躍編集

現在ではアップデートにより1人で戦うこととなったリットアティンではあるが、かつては初となるフルパーティー(8人戦)であり、その強さについては


「すぐ死ぬので気をつけて」

「一人は必ず死ぬ」

「毎回床を舐める事になる」

「ギミックを理解する間もなく死ぬからよく解ってない所ある」


などと大変な評価になっており、若葉マークの初見勢を震え上がらせていたのだが……



以下ネタバレ










一人は必ず死ぬ(嘘は言ってない)




実装時点では確かに強かったのだが、冒険者の装備のアイテムレベル(高ければ高いほど強い)が跳ね上がっている。

その為よほどの事がない限り、1分持たずにフルボッコで討伐されてしまっていた。

リットアティンの方が。


ネタバレを我が身で食らった若葉は爆笑する者あり、怒る者ありと様々。若葉の洗礼とはよく言ったもの。

最早流れ作業で解体されていく事から「ティンさん」と呼ばれ愛されている。


またメインクエストクリア後に制作できる「ゾディアックウェポン」を強化する為の「輝き集め」に際し、実装当時は周回効率が良かった為に通うヒカセンは多かった。

この為1分未満=1ティンとして基準値扱いされる事もあった。


とは言え、実装当時を再現できる「アイテムレベル下限」で挑んだ時のリットアティンはそれなりに強く、ティンさんの本当の実力を知りたい人に親しまれていた。


2022年2月19日、「第68回プロデューサーレターLIVE(PLL)」にて、新生のクエスト改修が発表。そしてその一環として「リットアティン強襲戦」の削除が発表された

リットアティンとの戦いはクエストインスタンスバトルに変更されるため、リットアティンそのものがいなくなることはない。しかし今までのように気軽に会える存在ではなくなってしまうため、長らく愛され続けてきたティンさんとの別れを惜しむ声が多く上がった。

かくして「追悼戦」と称した募集が様々なサーバーに貼られ、「ティンさん」がTwitterトレンド一位を飾ったのであった。



その後編集

パッチ5.2で実装されたクロニクルクエスト「ウェルリト戦役」において、7年ぶりに素顔が公開となった。

回想では、最上級士官でありながらわざわざ部下を呼び戻す為に現地へ出向くなど、気さくな姿が見られた。属州民から実力でのし上がった事もあって、部下からの信頼もあつかったという。


2021年8月27日、「暁月のフィナーレ」に備えて公開負荷テストがManaサーバーで開催。この時負荷を計算する為に指定されたコンテンツが「リットアティン強襲戦」だった。

一応彼が選ばれたのにはちゃんと理由があり、フルパーティー戦、かつ長時間拘束されず、テスターが参加しやすい為である。断じてイジメではない。

これにさきがけてきちんとした解説動画が上がったり、定番のネタマクロが流れたりとちょっとしたお祭りになった。

ちなみに公開テストの生放送では吉田P/Dも複数回参加し、もしかしたらマッチングするかもという事で「吉田ガチャ」と呼ばれた。なおチャットでの挨拶は「よろてぃんです!

また「6.0以降にリットアティンの姿と仕様を変えようかなと思う。いなくなるわけではない」と発表があった。


果たして1人用クエストとして生まれ変わったリットアティン強襲戦だが、従来より大幅な演出の強化が入り、リットアティンの強さや人となりをこれでもかというほど体感させてくれる内容に仕上がっている。

これほどまでに開発に気合を入れさせたのは、今まで散々に扱われた彼自身の怨念か、はたまたそんな彼への光の戦士からのある種歪んだ愛情か。


ディープダンジョン「死者の宮殿」では、死してなお彷徨う魂「黒き鎧の帝国将校」として登場。

そして……






覇道を共に歩むと誓ったのだ……!


奈落に堕ちたとて、諦められるものではない……!







暁月のフィナーレ」メインクエスト終盤に解放されるID「星海潜航 アイティオン星晶鏡」。

死を迎えたすべての魂が還る星の中心「星海」にて、生前の未練から「宿執のリットアティン」として顕現。

巨大な盾を持つ異形の姿となり、光の戦士たちの前に立ちふさがった。


討伐後は不覚を取った事をガイウスに詫びながら消滅。

その姿に対してウリエンジェは「忠義の将」と呼び、魂の安寧を祈る。また「このような戦いをガイウスは望んでいないはず」と憂うアルフィノに対し、サンクレッドが「これは未練の影だ、本人も望んじゃないさ」と告げている。

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