リウィア・サス・ユニウス
りうぃあさすゆにうす
ガレマール帝国軍第XIV軍団の分権隊長を務める女性。ガレアン人。
白を基調にした甲冑を纏い、ガンバグナウ「アグライア」を武器とする。
同僚のネロと同じく専用のカスタム魔導アーマー「ホワイトデビル」を所有している。こちらも本人の甲冑と同じく白を基調としている。
ただしネロと違って作中ではこれに乗る・他人に貸すシーンは無く、課金アイテムで購入する事でプレイヤーが使えるようになるもののみ。
かつて東方属州のダルマスカにて起こった「バルハイムの反乱」において、苛烈な反逆者狩りをして勇名を轟かせたことから「ダルマスカの魔女」なる異名で呼ばれる。
自分の命令を聞き逃して殺戮に夢中になっている配下を即射殺するなど、上官としては極めて厳しい。
元は戦災孤児であり、ガイウスに天性の武才を認められて重用された。
命の恩人であるガイウスへの愛は絶対であり、彼の邪魔をする暁の血盟や冒険者に対しては異常なまでの敵愾心を燃やす。
メインクエスト中盤で暁の血盟本部「砂の家」を強襲。
多くの団員を殺害した上でミンフィリアを始めとするメンバーを拘束、帝国基地「カストルム・セントリ」に連れ去った。また咄嗟にミンフィリアをかばったシルフのノラクシアを蹴り飛ばし、これが原因で死に至らしめている。
ミンフィリアの「超える力」の解明をガイウスが欲した為だったが、その事に激しく嫉妬。ガイウスの意に賛同せず助力を拒否する彼女を足蹴にするなどの仕打ちを行った。
その後ミンフィリア達を救う為、無事だったヤ・シュトラ、イダ、合流したシドらと協力して冒険者がカストルム・セントリを強襲。
ヤ・シュトラ達の妨害もあってミンフィリア達を取り逃がし、続いてエオルゼア三国同盟による反攻作戦「マーチ・オブ・アルコンズ」が発動する。
「カストルム・メリディアヌム」にて、冒険者らに絶死の戦いを挑むも敗北。
ミンフィリアが自分のせいで同胞を失った事を思い出し、「奪われたくない」と足掻き続けてきた己に因果応報が降りかかった事を遅まきながら悟る。
そして最後に最愛のガイウスの名を叫び、力尽きた。
パッチ6.1「新たなる冒険」において、新生編のメインクエストに関連したID・討滅戦がコンテンツサポーター対応化し、ソロ攻略可能となった。
これに伴い、リウィアとの戦いも大幅に変化。演出が強化され、爆撃支援と新技の複合攻撃など、ギミックがかなり増えている。
実は姉にルキア・ゴー・ユニウスがおり、シド曰く「リウィアに瓜二つ」らしい。イシュガルド神殿騎士団総長アイメリクの副官をつとめており、会うのはだいぶ先になる。
「漆黒のヴィランズ」クリア後に発生するクロニクルクエスト「ウェルリト戦役」では、過去の姿が描かれる。
ガイウスが保護して義理の親子となった戦災孤児達が帝国軍に参加するが、出征前日に挨拶をしようとガイウスに会いに来た彼らにやきもちを焼き、妨害していた。騒ぎを聞きつけたガイウスが登場した為、結局うやむやになっている。
なおリウィアの心はガイウスも理解しており、彼女を傷つけないように求愛をうまい事かわしていたらしい。
ディープダンジョン「死者の宮殿」では、死してなお彷徨う魂「白き鎧の帝国将校」として登場。
そして……
愛を……奪わせはしない……!
それだけは……愛だけは、絶対に……!
「暁月のフィナーレ」メインクエスト終盤に解放されるID「星海潜航 アイティオン星晶鏡」。
死を迎えたすべての魂が還る星の中心「星海」にて、生前の未練から「愛執のリウィア」として顕現。
触手を操る異形の姿となり、光の戦士たちの前に立ちふさがった。
討伐後はガイウスの名を叫び、消滅。
その姿に対してウリエンジェは「その愛執を手放してお眠りなさい」と告げ、かつて砂の家を襲った悲劇に決着をつける。サンクレッドも彼女の想いが浄化される事を願い、グ・ラハ・ティアは死してなお魂に染みついた未練の深さに想いを馳せた。