cv:鈴木達央
概要
フルネームは「アイメリク・ド・ボーレル」。異名は「蒼剣のアイメリク」。
イシュガルド神殿騎士団総長。
やや癖のある黒髪が特徴のイケメンエレゼン。
貴族であるボーレル家の養子。
名門の出身ではないが、その才と数々の功績により、若くして神殿騎士団のトップに上り詰めた。
「蒼の竜騎士」エスティニアンとは騎士時代からの親友。
一見冷静なリアリストだが、教皇庁が絶対的な権力を持ち、身分によってすべてが決まるイシュガルドの体制に異を唱え、誰よりもイシュガルドの変革を夢見る男。
光の戦士とは新生編メインストーリーをクリア後に接触。
イシュガルドはガレマール帝国に対するエオルゼア軍事同盟に一度は参加したものの脱退し、以降鎖国を続けてきた国だが、度重なる対話の求めに応じ、特使として派遣されてきた事により光の戦士と出会う。
その後仔細あって「亡命」を余儀なくされた光の戦士とアルフィノを迎え、ドラゴンのみならず人間にすら及ぶイシュガルドの深き闇を晴らすべく立ち上がる。
知るものは少ないが、イシュガルド正教最高指導者・トールダン7世の隠し子。
本来高位の聖職者は妻帯を許されず、生まれてはならない子だったが、ボーレル家に預けられる事で沙汰止みとなった。
総長という大役を任されたのも、彼が教皇の子だった事が一因。
その為反発する者も少なくなく、神殿騎士団も一枚岩とはいかなかった。
竜詩戦争の真実が暴かれ、イシュガルド正教が欺瞞で構築されていた事、ほかならぬ父が民を騙し続けていた事を知り、真実を明らかにして問いただすべく、あえて教皇庁に向かう。
その後説得も空しく幽閉されていたが、光の戦士、エスティニアン、オルシュファンの活躍で生還。しかし、オルシュファンの死という悲劇に繋がってしまった。
後に光の戦士によりトールダン7世および蒼天騎士団が成った「騎神」ナイツ・オブ・ラウンドは討滅、竜詩戦争の真実は国内外に広く明らかとなる。
教皇代行となったアイメリクはドラゴン族との融和を解き、長らく続いた鎖国体制を解除。エオルゼア軍事同盟に復帰した。
大きく揺れながらも、イシュガルドは新たな時代へと踏み出した。
その過程において旧体制派から暗殺されかかるなど災難は尽きなかったが、紆余曲折の末にドラゴン族との歴史的な和解が成立。
同時に王権を放棄し、イシュガルドの共和制への移行を宣言。貴族院の初代議長に選出された。当初は「自分が就任したら体制が変わっていないと見られかねない」という理由で議長就任の求めを固辞していたが、他に有望な人物がいないこと、何よりアイメリク自身への人望による強い求めにアイメリクが折れ、議長を引き受けた。
以降、軍事同盟でイシュガルド軍を派遣する際は前線指揮官としても活躍している。
旧FF14の設定において「イシュガルドには「青太子」という若きリーダーがいる」という設定があった。
これをリライトした結果生まれたのがアイメリクであり、設定や人間関係が増えていったという。
「紅蓮のリベレーター」では、エオルゼア軍事同盟の一員として参戦。
対竜砲のノウハウを生かした砲撃戦を指揮し、アラミゴ王宮での最終決戦では自らも前線に出て戦った。
「漆黒のヴィランズ」では、第一世界が舞台な事もあってほぼ未登場。
「黒薔薇」によって第八霊災が起きた未来では、光の戦士、暁の血盟、各国盟主ともども死亡した事のみ明らかとなっている。
「暁月のフィナーレ」では、ロールクエスト(魔法DPS)の中心人物。
イシュガルドに襲撃を繰り返す偽神獣ファーヴニル、いまだ続く民からの糾弾によって絶望から獣化する聖職者。そして姿を消した一人の男を巡り、物語が展開する。
改めてイシュガルド正教のあり方を見直すべく公会議を開催し、様々な立場に置かれた人々による議論の末、正教の新たな道を開く事に成功。その上でファーヴニルを教皇庁屋上で迎えうち、光の戦士、アルトアレールと共にこれを討伐した。
戦いの後、もし一歩間違えれば、偽神獣になっていたのは自分かも知れないと胸の内を語るアイメリクだったが、光の戦士はそれを否定。苦しみ、傷つきながらもイシュガルドという国を守り、前に進む事を示唆して物語は終わる。
パッチ6.1で実装されたロールクエスト(エクストラ)にも各国盟主や協力者と共に登場。
国の滅亡を目の当たりにし、絶望から偽神獣となったネルウァ・イェー・ガルヴァスを討伐し、エーテルが暴走しかけているバブイルの塔の破壊を防ぐ事に成功する。
また、実装されたイシュガルドのハウジングエリア「エンピレアム」では、ごくまれに「幸せの青い象」なるマスコットが姿を見せ、界隈を盛り上げている。
これはエスティニアンが入手した着ぐるみ(連続FATEの報酬品)で、これを贈られたアイメリクが中の人をやっているらしい。しっかりトレードマークの剣を装備しており、見かけたらイイ事があるともっぱらの評判。