概要
ヘリオポリス系エジプト神話にて人間不信に陥った太陽神ラーが自身の眼を抉り出して生み出した、ライオンの頭をした殺戮の女神。
ハトホルの怒りの化身とも言われている。
人間を絶滅寸前まで追い詰め、さすがに人間を憐れんだラーの制止にも聞く耳を持たなかったが、用意された壷七千杯の酒に酔いつぶれた隙に憎しみを取り除かれ、王の守護神として再生した。
太陽の刺すような強い光の擬人化でもある。
聖地はナイル川のデルタ入り口にある町メンフィス。
メンフィス神話での創世神プタハの妻とされ、美神ネフェルテムを息子に持つ。
女神転生シリーズにおけるセクメト
初出は『真・女神転生デビルサマナー』で、カードゲームである『真・女神転生トレーディングカード・カードサマナーー』を除くと同作にしか登場していない。
伝承通りライオンの頭をしているが、ハトホル女神の化身である説も折衷されているらしく、牛の角を持つ。
ゴッドイーターにおけるセクメト
GODEATERにも同じ名前の敵が登場する。
こちらはライオン頭だが鳥人間。
その他のセクメト
- セクメト(リゼロ) ⇒『Re:ゼロから始める異世界生活』のキャラクター。
- セクメト(ファイナルファンタジー) 5と8に登場。5ではセクレト名義。
- セクメト(ウォーザード)
- 死滅のセクメト ⇒『ラストオリジン』のキャラクター。