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「はぁ、あたしはセクメト。ふぅ、面倒だけど『怠惰の魔女』とか呼ばれてるとか呼ばれてないとか。はぁ、呼んでなんて頼んでないってのに迷惑なもんさね。ふぅ、喋るのだるいから黙ってていいかい?」

プロフィール

性別女性
イメージカラー灰、黒
能力『怠惰』の魔女因子


概要

赤紫の髪を尋常でなく伸ばした、気だるげな印象の美女。
病的に青白い肌と唇。伏せた目は眠たげというより生きる気力に欠けているかのように細められていて、呼吸ひとつすら億劫そうな仕草が周囲に鬱々とした雰囲気を振りまいている。
ゆったりとした黒の法衣を着用しているが、着た切り雀であるようであちこちに汚れやほつれなどが散見される。
年は20代半ばといった所。背丈は女性でありながらかなり高め。

かつて400年以上も前に大罪を背負い、世界に災厄をもたらしたという7人の女性、『魔女』。
その内、『怠惰の魔女』として名を馳せた人物である。

冠している大罪通り普段はほとんど動かず、能動的に世界に悪影響は及ぼさないため、魔女の中では世界規模から見てもかなり危険度は低い。

ただし、いざ行動を起こした場合、大体とんでもない規模の被害を出している強大な魔女である。
かつて世界に「安らぎをもたらす」ために、龍を大瀑布へ追いやり、そのまま屠ったという経歴をもつ。


しかし龍を屠ったのちに死亡しており、物語開始時点で既に故人。
現在では『強欲の魔女』エキドナによって魂を「蒐集」されており、エキドナの精神世界でのみ再現された存在としてスバルの前に現れる。

人物

『怠惰』の名の通り、やる事なす事を面倒くさがり呼吸すら億劫にこなす人物。
髪は切らないため伸び放題、服も全く着替えないので所々ほつれや汚れだらけ、そして風呂にも入らない。
常にだらけ切っているため、基本座ってるか寝てるかのどちらか。顕現した際は大抵その長すぎる髪に埋もれており、その姿はさながら赤紫の毛玉。作者曰く立っている姿は激レアとのこと。
また、一応もとは人間であるため食事も排泄も必要なはずなのだが、一切行っている様子がない。

こんな具合にどうしようもなくだらしない女性だが、その点に目を瞑れば彼女の気質自体は魔女たちの中では相当、というか一番まとも。
自身の信念やら価値観やらが固まり色々ぶっ飛んでいる魔女としては珍しく常識人であり、何に対してもアンニュイながら冷静に対応する。

普段こそ気だるげだが、話しかけても別に無視したりすることはせず、なんやかんやで色々と行動を起こしてくれる。
エキドナのように相手の腹の中を探るような事もしないためよっぽど付き合いやすい性格である。

ただし、そこは『魔女』。
滅多に敵愾心をもつ事は無いとはいえ一旦その気になってしまえば誰も止められないレベルの被害を齎す。
魔女たちの中でも最強クラスの戦闘力を持っており、作者曰く(嫉妬以外の)全員が束になってかかっても1分で皆殺しにできるという。

とはいえ彼女自身争いが嫌いで、怒ったりすることもほぼ皆無に近い。むしろ魔女たちの中で一番年配者であるためか、他の人が争いを始めそうになった際は止めようとする程。

普段は強力な能力をもつが幼い故に制御が効かない『傲慢の魔女』テュフォンの面倒を見ているらしく、テュフォンからも「はは(母)」と呼ばれ懐かれている。
(セクメトもテュフォンの前では自身を「母さん」と呼んでいるが、血縁関係にあるのかは不明である)
因みに風呂に入らない代わりにテュフォンに体を拭かせているらしい。本人曰く「汚くしちゃいない」とのこと。

基本的には面倒くさがりでだらしないお姉さん、といった具合である。

…ただ、どうにも周りの個性が強すぎるのか、止めようとしても逆に言い争いを加速させてしまうことも多く、生前も能動的に行動を起こすことはなかったが、暴走したテュフォンを止めようとしてさらに被害拡大という事は珍しくなかった様子。


凄まじく怠惰な彼女だが、これは後述する権能が彼女にとって便利すぎたためらしく、権能さえなければ別に今ほど自堕落には過ごしていなかった模様。
しかし、彼女自身が過去の経験から安らぎを求めるようになった故に、後述のような能力が発現したのかもしれない。

能力

魔女因子に適合しており、『怠惰』の権能を行使する。
ちなみにのちに同じ因子に適合した人物とは異なったものとして現れている模様。

詳しくは明かされておらず謎は多いが、現時点で分かっている事はとてつもない破壊力をもった衝撃を操るというもの。

攻撃としては単純なものとはいえその破壊力は凄まじく、全盛期の力とは程遠いものではあったとはいえ、エキドナの精神世界に現れた『嫉妬の魔女』サテラを一方的に叩きのめす程。『暴食の魔女』ダフネ曰く「大兎」程度なら一瞬で皆殺しにできるらしい。生前はこの能力で龍を屠った。
衝撃は目に見えず、さらにセクメト自身もノーモーションで繰り出すことができる。

またこのような攻撃機能以外にも、食事や排泄を行う必要が無くなる機能が付いている模様。
このため彼女は今のように『怠惰』な生活を送っている。







「はぁ、呼吸するのも面倒臭い。一生分の空気をいっぺんに肺に送り込んだら、それでもう一生呼吸しなくて済むとかそんな風に思わないかい、はぁ」







彼女の最期は「大瀑布からの墜落」だったという。

余談

  • 妻にするなら

未婚の彼女だが、妻としてはあらゆることをめんどくさがることを除けば、意外と良妻になるらしい。

  • 龍との関係
龍といえば、リゼロの舞台となるルグニカ王国と盟約を結んだ『神龍ボルカニカ』が存在するが、かつて彼女にボコボコにされた経験から彼女に苦手意識があるという。
とんでもない話だが、争いを望まない彼女がなぜ、そうまでして龍を世界から追いやろうとしたのかは不明である。

  • ペテルギウスとは
同じ因子を持つ彼だが、彼が崇拝しているのはあくまでサテラでありサテラ至上主義であるため、当然セクメトの存在は到底許されるものではないらしい。
とはいえ彼女と争いになったとしても一瞬で粉々にされて終わりとなるが。

関連タグ

Re:ゼロから始める異世界生活
魔女教 , 魔女 , 怠惰
テュフォン(リゼロ) , ペテルギウス・ロマネコンティ

※第6章のネタバレを含みます!※







































その正体は、巨人族の始祖を目指して産み落とされた存在。

かつて巨人族は一族の中で神格化されていた始祖の再臨を目指し、様々な秘術を執り行い、そのためにあらゆる非道と禁忌を繰り返していたという。

しかし、儀式は失敗。彼女は産まれたその日から疎まれる存在となり、愛されることも一切なく、森の中へ捨てられてしまった。

本来ならば赤子に生きていける術はなかっただろうが、皮肉にも秘術によって得られた知見から彼女は野生でも生きていくことができた。
しかし、成長していくごとに野生で生きていくことも難しくなり、やがて彼女は山を荒らす生き物として退治される対象となり、捕らえられてしまった。

が、美女であった彼女はそのまま殺される事はなく、男達に「飼われて」生活するようになる。そこで彼女は今まで得ることがなかった言葉、知識、感情を学ぶことになる。

健全とは言い難い生活ではなかったにしろ、今までロクに愛されてこなかった彼女は男達に恩義を感じるようになり、ある程度知見を得た後は一瞬の苦痛も与えずに男達を殺害。
その後はかつて自身を棄てた故郷へ帰還。

そして一族を一人一人、ゆっくりと嬲り殺しにした上で壊滅させた。
そうしてゴミのように同族を打ち捨てたのちに、男達と共に過ごした住処へと戻り、男達の遺体は丁寧に埋葬した。

何もかもにケリをつけ、全て終わらせた彼女はそこで初めて幸福を得たという。

もう誰にも邪魔されない、考えることも行動することも不要となった「安息」を噛みしめ、彼女は眠りについた。






巨人族は内戦と、戦争に利用されてきた歴史から、もうかなり希少な種族となっているそうであるが、
その大元はセクメトの大量虐殺によって滅ぼされている。




――『怠惰の魔女』は、延々と続く惰眠を、飽くなき安寧を貪り続ける。

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