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キングレオ

きんぐれお

キャラ名や肩書き。ここでは、主にドラゴンクエストシリーズに登場するモンスターについて解説する。
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曖昧さ回避編集

  1. ドラゴンクエストⅣ』に登場するモンスター。当記事にて解説
  2. ロールプレイングゲーム『ペルソナ2』の登場人物。⇒ 須藤竜也
  3. アプリゲーム超破壊バルバロッサ』の登場人物。ライオンがモチーフの悪魔っ娘
  4. アーケードゲームアイカツ!』に登場する紫吹蘭の衣装コーデ。⇒ プレミアム星座ドレス

概要編集

初登場は『ドラゴンクエストⅣ』の第4章「モンバーバラの姉妹」におけるラスボス。アームライオン系のモンスターで、同系統の最上位種。キング(King:)とレオ(Leo:獅子)を足した名称。言わば獅子王である。


公式イラストや近年のゲーム作品では青い肌に三白眼という外見で表されているが、リメイク版では紫色の肌に赤い目という外見に変更されている(『星のドラゴンクエスト』に登場するデスキングレオはこちらの外見を採用している。ただしリメイク版のキングレオよりは肌が幾分か白く黒いオーラを出している。更にファラオ・レオという亜種も存在する)。


ファミリーコンピュータ版ではその来歴が一切描かれない謎の存在であったが、小説版では「キングレオ城の王子であったが、なかなか譲位しない父王に業を煮やし、バルザックと結託した上で父を幽閉し王位を簒奪。更に進化の秘法で自らを魔物に変えた」という設定が付加された。のちのリメイク版にはこの設定が逆輸入され、彼を倒すと人間に戻るようになった。

小説版やCDシアター等では、実はキングレオ王はマーニャかミネアを王太子妃として迎え入れると同時に、エドガンに舅として息子の補佐役を任せる構想を抱いており、エドガンが固辞していた為に先延ばしになっていた事情が明かされた。



作品別の解説編集

ドラゴンクエストⅣ編集

モンバーバラの姉妹編集

モンバーバラの姉妹によって苦戦を強いられたバルザックの前に現れ、二人の姉妹とオーリンを返り討ちにする。因みにこの状態のキングレオは非常に強く、毎ターンHPが全快するなど、通常のプレイでは絶対に勝てない仕様になっている強制敗北イベントである(データをいじって倒しても、負けたのと同じ状態でストーリーが進む)。


ドラゴンクエストシリーズで主人公が戦うバトルでの強制敗北はこれが初(主人公が戦わないものとしては『ドラゴンクエストⅢ』終盤の勇者オルテガ対キングヒドラがある。なお余談ながらデータをいじってオルテガを勝利させた場合、勝ったものの力尽きるという負けたのとは違うストーリーが展開される)であり、これによりキングレオは多くのプレーヤーの記憶に残る事になる。

『ドラゴンクエスト マスターズクラブ』に投稿されていた葉書の中では、「死の緊張感を増すために「全滅したらセーブデータを消す」という縛りを掛けてプレイしていたが、4章で強制全滅するため先に進めず、友達に「4章は強制全滅しないと先に進めない」と教えられてやっと先に進めた、という内容の投稿があったほどだ。


リメイク版では毎ターン時に回復するHPの量が100に変更されており、運が良ければ「バギクロス」と「メラゾーマ」のゴリ押しで倒す事が可能。無論、こちらも勝っても負けた事になり物語が進行する。

仮に全滅したとしても、全滅回数にカウントされる事はない(全滅回数が獲得条件となる「不死身の勇者」「完全無欠ヒーロー」を取る際も安心)ので安心して全滅しよう。


導かれし者たち編集

主人公達と組んで彼と勝負する際には何故か弱体化しており、普通に倒せる様になっている。ファミリーコンピュータ版は通常攻撃が強力なだけだが、リメイク版ではHPが2倍に増加し「こごえるふぶき」でHPの半分ものダメージを与えてくる凶悪な強敵になっている。

この時点で「こごえるふぶき」に耐性を持つ装備をできる(PlayStation版では移民の町を「レディースタウン」にすれば女性陣も耐性を得られるが、プレイ時間が増えるため一部称号獲得の壁となる)のが主人公のみであるのが辛く、また長期戦になると、2回連続で「こごえるふぶき」を起こされ即全滅ということも珍しくない。


彼を倒すと、最後に残った導かれし者ライアンが仲間になる。


ドラゴンクエストモンスターズシリーズ編集

パオーム2体と配合させる事で作る事が可能で、けもの系最強の実力を併せ持つ。

特に『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド』では格闘場Fクラスクリアという序盤に配合で加入させることができてミレーユ撃破以降も使える最強格として名高い。自力で「れんぞくこうげき」系統を覚えることもさることながら、キラーマシン血統(キラーマシンは物質系だが、例外的に獣系の子供が生まれる)×ユニコーン相手で、「つめたいいき」「ホイミ」「ザオラル」といった系統の特技を覚えるため、鬼に金棒である。他にも、親に使うキラーマシンのレベルや能力値をそれなりに上げれば「しっぷうづき」「さみだれぎり」まで遺伝させることができる。対戦でもお見合いによる耐性強化ができるため、エニックスルールでの採用に値する水準まで耐性を確保できる。

あまりに強すぎるこの配合パターンは『ドラゴンクエストモンスターズ 星降りの勇者と牧場の仲間たち』や『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド3D』では削除されている。


ドラゴンクエストモンスターズ3 魔族の王子とエルフの旅』では『ドラゴンクエストⅣ』を下地にしているにもかかわらずシナリオ内にキングレオのキの字もない。虹のタマゴから入手方法がなく、出現テーブルに含まれるのもクリア後。本作ではヘルバトラーひいてはデスピサロ、エスタークの素材となっており、シナリオ内でデスピサロやエスタークを使えるようになるのはさすがにどうかと思われたための措置だと思われる。

しかし、本作のシナリオに大きく関わっているエビルプリーストはクリア前でも普通に作れるのに何故キングレオ及びヘルバトラーがクリア後限定に選ばれたのか謎。



ドラゴンクエストヒーローズ編集

光の塔のボスとして登場。光の祭壇を守る扉を破壊しようとしている最中に一行と遭遇し、扉の破壊を阻止すべく戦うこととなる。跳び回ったり走り回ったりするため攻撃が当たりにくい。爪による攻撃のほか、本編同様に呪文やブレスも使用してくる。

アリーナやクリフトといった『ドラゴンクエストⅣ』からの出演者とは以前も戦ったことがあることを仄めかしている。


商品化編集

『ドラゴンクエストⅣ』発売当時、その名もズバリ『キングレオ』という名称のカードゲームが発売された。

……まあ只のドラゴンクエスト版UNOなのだが。

対象年齢は8~135歳と、さらっととんでもない事が書かれている。

後に『ドラゴンクエストⅤ』が発売された際には、キャラクターを同作のものに置き換えた改訂版も発売されている。


いずれもあまり出荷されなかった為、現在では入手するのは困難である。


担当声優編集


関連タグ編集

ドラゴンクエスト DQモンスター・獣系 アームライオン

モンバーバラの姉妹

バルザック

ライオン 負けイベント

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