CV:小清水亜美
概要
略称は「レオ」。
16歳。ガレット獅子団領の領主の地位にある少女で、武勇にも優れる。「姫」と呼ばれることを好まず、周囲には「閣下」と呼ばせている。
敵対関係にあるミルヒとは姉妹同然に育った幼馴染みの間柄だが、現在は「犬姫」などと呼んでいる。
ミルヒが治めるビスコッティと敵対することについては何らかの思うところはあるものの、その真意は伏せられている。勇猛果敢に皆を率いて「戦」に参加する時と、独りでいる時には異なる態度を見せる。
戦闘では主に斧や剣などを使い豪快で苛烈な戦いをする、作中でも上位の実力者である。
国に伝わる宝剣である魔戦斧グランヴェールの所有者でもあるが、通常の装備でも
並みの騎士たちではまるで歯が立たないほどの圧倒的な力を振るう。
防御や耐久力もかなり高く、それ故に作品中での戦闘で脱がされることがほぼ無い。
大半の女性キャラが防具破壊などで全裸経験がある中で、下着以上になったのは
弟のガウルの技が失敗した際の巻き添えを食らった時、『竜喰い』討伐の際に竜喰い退治後の竜の涙を浴びた時、自分のお見合い興行で聖ハルヴァー王国のリーフ王子と激しい対戦の末KOさせた後荒れた石舞台に躓いた時防具が完全破壊したその瞬間、である。
真意
ビスコッティに戦を仕掛けた真の理由は、1期の物語開始時点の半年前、自らの星詠みによる未来予知に
突如ミルヒの死が予言されるようになり、それを阻止するためだった。
厳密に言えばビスコッティの宝剣の所有者の死を予言するものであり、シンクが召喚され、
神剣パラディオンの所有者となったことでシンクもこの死の予言に組み込まれてしまう。
ミルヒの身を守るために様々な助言や提案を提示するも、それをすればするほど
予知はハッキリと見えるようになってきてしまい、最後の手段として
戦による勝利の報酬としてビスコッティの宝剣を押収することで予言の未来を変えようとした。
しかしそれすらも裏目に出てしまい、結果的に自らの宣言した戦にミルヒが乗ってしまったことで
彼女の持ち出した宝剣に反応し魔物“キリサキゴホウ”が復活してしまう。
その攻撃でミルヒが瀕死の重傷を負い、激昂して立ち向かうものの流石に真っ向からでは力負けし、
自身も反撃を食らいしばらくの間気絶してしまう。
その後、シンクとミルヒが魔物から引き抜いた禍太刀がシンクを取り込もうとしたところで目覚め、
魔戦斧グランヴェールを弓型にして放った矢により禍太刀の柄を撃ち抜き危機を救った。
事件後はミルヒと無事に和解。以前よりさらに深い絆を築いた。
ミルヒと和解した第2期以降はミルヒに甘える一面を見せるようになり、新たに地球からやって来た高槻七海ともすぐに打ち解けて見せた。
魔戦斧グランヴェール
ガレットに代々伝わる二つの宝剣の一つ。エクスマキナと対となる。
元々のレオンの戦闘力が高いが故に通常装備でも十分に強すぎるため、使用頻度はあまり多くはない。
しかし他の宝剣同様幾つかの形態を持っており、作中では
通常の戦斧型、1期10話での弓矢型、2期5話での太刀型が判明している。