ゴドウィン・ドリュール
ごどうぃんどりゅーる
CV:若本規夫
ガレット獅子団領国の将軍。直接仕えているガウル・ガレット・デ・ロワ王子に対して、尊敬と敬意を抱いている。
怪力を誇る巨漢で、王子と同じく、戦場で暴れ回ることを楽しむ豪快な性格の持ち主。
戦場ではモーニングスターが付いたバトルアックスを振り回して敵を薙ぎ倒すパワー重視の突撃型だが、指揮官としては部下への目端が利く様で、豪快で楽しい戦いぶりもあり戦興行では人気殺到の部隊との事。
戦場では昔の癖が出るのかかなり荒っぽい口調だが、普段は礼節あるガレット紳士なので安心されたし。また非常に愛妻家でもある（2期・3期の最終回エンドカードをよく見ると奥様とラブラブしていらっしゃる）
自身が実際目にした事しか信用しないのか、ファンタジー世界の住人ながらオカルトや御伽話の類が嫌いらしい。
実は、ガレットの戦士団に仕えるようになったのは最近のことで、軍人としてはジェノワーズより後輩である。
かつては街道で強者に賭け試合を挑んでは金銭を巻き上げるという、武芸者気取りの浪人であったが、ある日通りかかったガウルに因縁を吹っかけた結果敗北。更に行きがかりからレオと一戦構えることになり、またしても敗北（この時、けだま化させられている）。
しかし、負けはしたもののレオ相手にかなり善戦したことからガレット姉弟に気に入られ、半ば強引に戦士団に迎えられることに。環境の激変に戸惑いながらも次第に頭角を現していき、短期間で武勲を上げ、出世していった。
当初は「王になって楽をしたい」程度の子供じみた野心しかもっていなかったが、実際にレオやガウルの苦労を知るにつれ自分の考えが浅はかであることに気づいていき、ガレットに忠誠を誓うことになった。
また、スカウト当初から（生活力が乏しかったため）彼の食事の世話をしていた王宮メイドのエリーナ（CV:田中理恵）とはゴドウィンが術の発動に使っている紋章をデザインしたり、彼が愛用することになる鉄球斧を手配してくれたりと、食事以外にもいろいろとサポートをしてもらううちに次第に仲良くなっていく。
そしてある戦興行に勝利した直後、風邪と過労で倒れた彼女に語った思いやりの言葉をジェノワーズがプロポーズと勘違いしてしまい、それに反論した彼がエリーナに本心を聞いたのがきっかけで結婚することに。
しかも、話を聞いたレオや対戦相手までもがノリノリで、戦勝の宴を二人の婚約パーティーにしてしまったほど。
このように、半ば周りに乗せられてエリーナと夫婦になってしまったのだが、彼女を大切にしているのは紛れもない本心であり、新たに「この幸せな家庭を守る」という人生の目標も持つことができた。
中の人の演技も相俟ってキャラ自体は非常に濃いのだが、残念ながらアニメ本編での出番はあまり多くない。
ただし1期ドラマCD2巻は実質彼が主人公であり、上記エピソードなど中々にカッコイイ一面も見れる。しかも妻と共にED曲を歌ったことでガレット勢メインキャラで唯一のキャラソン持ちという快挙まで成し遂げた。
手に入れた際はED曲で脱力したりしつつ愛妻・エリーナ殿との馴れ初めを楽しんで頂きたい。
（ただし、エリーナは残念ながらアニメ本編には未登場）
