CV
概要
ズートピア市長として、「動物たちの楽園」の維持を最優先に考えるライオン。
人一倍大きな身体と声にパワーとカリスマ性を滲ませ、常にリーダーシップを発揮している。
一見、ライオンとしても「政治家」としてもステレオタイプだが、社会を改善したいという気持ちは本物であり、「誰でも何にでもなれる」というズートピアのスローガンの発案者でもある。小型の草食動物が社会で活躍できる日がいつか来るのを楽しみにしていて、ジュディ・ホップスの就任を心から喜んだ。
とは言え、いささか横暴かつ身勝手な面もあり、得票目的でヒツジのベルウェザー副市長に取り立てつつ実際は細かな雑用まで押し付けて秘書同然にこき使い、結果としてそういう側面が後に自身の首を絞める要因となる。
たてがみが自慢(※2)。
名前は、かの「セオドア」と「レオンハート」を捩った感があり、名字はどちらも「獅子」の意を含んでいるだけでなくリーダーらしい名前である。特に後者は同じ称号を名乗った暴れん坊の王様がおり、ディズニーでも屈指のマザコンも同じ名字であるので、パワフルな彼にはお似合いと言える。奇しくも、マザコンの方はニックのモデルと同作品に由来する。(※3)
ちなみに、レオドア市長のフルネームの語感は、リーダー職としてはあまり縁起が良くない。
ちなみに、企画段階では「Swinton」というメスの豚が市長になる予定だった。
美人だがいかにも政治的で凶悪なヴィランだった。ちなみに、彼女のモデルを再利用した雌ブタが二名ほどエンディングに出ているし、劇中で見られたすべての雌ブタは彼女のモデルを基調にしている。
(※1):玄田氏はディズニーファンにはライオンハートと同じヒョウ科の動物モチーフのティガー(くまのプーさん)役でお馴染み。
(※2):同じく恵体であり、リーダーの雄ライオンであるムファサ(ライオンキング)もたてがみがトレードマークである点が共通。信頼していた者に裏切られて破滅する点も同じ。
(※3):絶対的な悪では無いのだが、悪い部下を放置したり反対者を弾圧するなどの問題を起こして逮捕という末路が類似している。
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主要:ズートピア/ディズニー/ディズニー映画/ズートピアの登場人物一覧
関連キャラクター:ドーン・ベルウェザー副市長