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シシゴラン

ししごらん

『ウルトラマンA』第41話「怪談! 獅子太鼓」に登場に登場する超獣。別名「獅子超獣」
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「うう...っ! とれないよー! ケンちゃんとれないよー! あっ...とれないよー!!ううーーっ! うっ! ううっ! うわああああ! とれないよーーっ!! ううっ!!」

「いてててっ! いたいよー! 父さんたすけてー! ケンちゃーん! 父さんよんで来てくれよー! うっ! ああああああ!! うああああああっ!!!うっうーーーっ!!!」



データ編集

  • 身長:57メートル
  • 体重:3万3千トン
  • 出身地:神社の倉庫

概要編集

その見た目通り獅子舞超獣。猪突猛進の性格で、ひたすら破壊活動を行う。


その容姿はやや身体中央寄りにある頭部は獅子舞の面で、その頭上はトゲつきの尖ったものになっており、その尖った頭部で頭突きを食らわす。また、頭部の後方は小札(こざね)があり、後方からの攻撃から頭部を守る役割をもつ。

身体の色は獅子舞の胴体部分の布の色と同じく濃い緑色をしており、腹は太鼓腹で太い体格である。

両手足はそれぞれ尖った白色の爪を持つ4本の指があり、50万馬力の怪力を発揮して攻撃をしかける。

腹の側面と足には長くて薄い笹の葉のような緑色の豪毛がたくさん生えていて、相手の攻撃から守る役割がある。

足裏はX字型の肉球があり、プレス時の衝撃を和らげると同時にキックの効果を倍増させる役割を持っている。

背中には獅子舞模様のマントを羽織っており、そのマントはあらゆる攻撃を跳ね返す。


武器は口から吐く火炎や目から放つ破壊閃光、大型トラック1台分を軽く噛み砕くなど。足は1分間に大型トラック30台をプレスするパワーを持ち、誕生直後に住宅街をプレスして火の海にした。


悪ふざけで獅子舞を使い遊んでいた新太少年(演:神田一郎)がカイマンダの呪いで変身した姿で、牛神超獣カウラに次ぐ人間が超獣化した存在である。


出自及び活躍*編集

梅津ダンとクラスメイトで小学3年生の新太は5人の友達と神社でかくれんぼやっていた時に、神社内で新太の父親(演:堺左千夫)が何所からか拾ってきた神像に祈る姿があった。父親は正月に酔っ払いに喧嘩を売られて足に怪我をしてしまったのである。


二人は神社の近くにある新太の自宅の倉庫に隠れた時に獅子舞を見つけ、ダンは獅子舞がうっすらと涙を流しているのを見たが、典型的なわんぱく小僧である新太は気にもせず獅子舞を乱暴に扱い、ダンの反対にもかかわらず、獅子舞をかぶって自分が超獣になりきるという超獣ごっこで友人達と共に遊んでしまうのであった。

この時、獅子舞をぶった新太には身体の変異が始まっており、TAC本部の超獣センサーには新太から微かながらも超獣反応が出ていたのである。


超獣ごっこで遊んで獅子舞の太鼓を持った友人のケンちゃんと共に倉庫に戻って獅子舞をしまおうとした時、新太は獅子舞が呪いによって取れなくなってしまったのである。あまりの痛みに新太は悲鳴を上げながらケンちゃんの助けで無理しても獅子舞を取ろうとしたが、すでに呪いで新太が獅子舞と同化してしまい、取ろうとするほど痛みが増すばかりだった。

ケンちゃんが父親を呼びに行った直後、新太の痛みはさらに激しくなり、獅子舞の目が光ると同時に新太の父親がケンちゃんに連れられてやってきたが、再び獅子舞の目が光って父親は身体が硬直したかと思うと暗示にかかったかの様に目の前にあった獅子舞の太鼓を持ち、それを打ち始めた。

その様子を影で隠れて見ていたケンちゃんは思わず叫びながら倉庫から飛び出した瞬間、獅子舞の目が光ると同時に新太の身体と細胞は超獣に変異し、新太は閃光と轟音を発しながら変身及び巨大化し、獅子のような咆哮と共に倉庫の屋根を突き破ってシシゴランが誕生してしまった。


催眠術をかけられた新太の父親が叩く太鼓の音で操られ、カイマンダと共に街を破壊した。


カイマンダがウルトラマンエースに倒されても呪い故か元に戻らず、攻撃をためらうエースを追い詰めるが、TACによって操っていた太鼓を破壊された隙に、メタリウム光線を浴びて閃光と共に元の姿に戻った。


ウルトラ銀河伝説では、ベリュドラの胴体を構成する怪獣の一体として登場した。


関連タグ編集

ウルトラマンA 超獣 ウルトラ怪獣 カイマンダ

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