概要
1978年にライオンズ球団がクラウンライターから西武グループに身売りされたのを機に、
西武線沿線在住の漫画家である手塚治虫の作品『ジャングル大帝』の主人公・レオをペットマークに採用、以後ライオンズのマスコットとして活躍している。
着ぐるみの登場時期は不明だが、現在活躍中のマスコットの中では一番の古株である。
手塚治虫によると、これはレオではなくレオの父親の「パンジャ」がモデルとのこと。
レオとパンジャの違いは、耳の先が黒いのがレオ、白いのがパンジャである。
顔つきもかなり異なり、ジャングル大帝での成長したレオはほっそりとした面長の顔つきであり、目も大きく優しく、柔らかい曲線で描かれている。
対してライオンズマスコットとしてのレオはパンジャと同じく角ばった厳めしい顔つきをしており、目つきも鋭く精悍な表情をしている。
本来のレオは、プロチームのマスコットとしては少々顔つきが優しすぎると判断されたのかもしれない。
精悍なマスク、引き締まったボディを有し、試合に負けてブーイングを受ける選手を庇うシーンもある。
ファンサービスも旺盛で、球場では気軽に写真撮影やサインに応じるシーンがよく見られる。
一部の球団マスコットがパフォーマンスとして取り入れている、バク転などのアクロバットも得意としており、2023年8月26日に行われたファイターズ戦で、『30秒間にマスコットが後方倒立回転跳び(バック転)を行った最多数』に挑戦し、結果31回を樹立。ギネス世界記録に登録された。