「モズー!いくぞー!」
登場話:第11話「恐怖のマグマ作戦」、第28話「甦った亡霊モズー」
概要
獅子の特殊遺伝子から作り出された合成怪獣。口から吐く「火炎地獄」や、爆発を起こす「火炎攻撃」、トラバサミ型の「シシバサミ」を射出して攻撃する。
口からの火炎放射で「マグマボール」を灼熱化させ、火口に放り込むことで、富士火山帯の全ての火山を活性化させ、マグマによる地上攻撃と列島分断を目論む「日本列島切断作戦」を実行した。
後に第28話で亡霊モズー軍団の一員として登場する。
活躍
マズルカの指揮の下、火山にマグマボールを投入する。
山の調査に赴いたゴーグルファイブを幹部と共に襲撃し、レッドを火炎放射で攻撃する。その後、残る4人が駆けつけたため、デスギラー将軍の指揮棒の起こした爆発に乗じて撤退する。
マズルカを見た山番の吾作老人はゴーグルファイブに知らせるべく狼煙を上げ、彼等もその場に駆けつけるのだが、それはゴーグルファイブを引き離すための陽動作戦であり、その隙に火山を一つ噴火させることに成功する。
その後、ザゾリヤ博士の開発した、より巨大かつ強力なマグマボールを仕掛けるべく、ゴーグルファイブの撤退した隙にデスギラーやマダラマンと共に再度火山地帯に赴く。その場に居合わせた吾作とタケルをデスギラーの命令で始末せんとするも、撤退したふりをして敵をおびき出すというゴーグルファイブの策に逆にしてやられ、攻撃を阻止される。
戦闘ではトラバサミや火炎地獄で応戦し、リングスピンタイフーンを火の輪くぐりのようにくぐり抜けて無効化し、ゴーグルボールも巨大マグマボールで打ち破るものの、ゴーグルキックでマグマボールを跳ね返されてからは形勢逆転され、最後はゴーグルビクトリーフラッシュを受けて倒される。
シシコング
リフレッシュパワー光線で甦ったシシモズーが搭乗するコング。両手が拳状に大型化しており、モズー同様火炎地獄やシシバサミを繰り出す。
火炎地獄やシシバサミでゴーグルロボを攻撃し、シシバサミからの光線も繰り出すが、ゴーグルフラッシュでかき消された後にハンドミサイルを喰らい、最期は地球剣・電子銀河斬りでシシモズー諸共爆散した。
余談
資料を見て描くのは邪道、というデザイナーの考えの下、獅子舞のような顔つきのデザインとなった。
関連タグ
ライオギン:『地球戦隊ファイブマン』に登場した隕石を火山(桜島)に落としてその大噴火を誘発するという似た作戦に従事したライオン=獅子繋がりの戦隊怪人。ただし、こちらは根っからの悪党ではなく善良な怪人である。