ザゾリヤ博士
ざぞりやはかせ
蠍の様な衣装を身にまとった暗黒科学帝国デスダークの科学開発局に所属する女性の暗黒科学者。
冷酷かつ利己的な性格で、特にメカの特性を生かしたコングの製作を得意としており、彼女の開発するコングには飛び道具等が搭載されている事が多く、大勢の助手達に命じて設計図通りに製造させる。
その一方で不注意な一面もあり、第10話において細胞融合装置「ミニサイザー」を紛失してしまうシーンが存在する。
同じ開発局所属の組織の幹部であるイガアナ博士とは反りが合わず、その高い競争心を利用されて彼をライバル視していたが、後に高い資金を注ぎ込んでもなかなか成果を上げられないことを指摘された為、不本意ながら彼と共同研究及び開発を余儀なくされる事となる。
一度、ゴーグルファイブ達を欺くために度重なる失態が続き、身に危険を感じたという理由で組織を裏切ったと偽り、彼らを罠にはめたことがあるが、後にその嘘は現実となり、イガアナ博士と共同研究開発を行っても一向に戦果を上がられずに失態を続けたため、第15話において組織最高の暗黒科学者、デスマルク大元帥が悠久の眠りより目覚め復活を遂げたこともあり、総統タブーに無能者の烙印を押され、その命を受けた彼にイガアナ博士共々粛清されるという最期を遂げた。
当初は武闘派のイガアナ博士と対になる痩せた頭脳派の男性で、イメージは『超電磁ロボコン・バトラーV』のワルキメデスであったが、企画書がまとめられた時点で女性の博士となった。
演者の西口久美子は1971年に高田真理・岩久茂とともにフォークグループ「青い三角定規」を結成。「太陽がくれた季節」などのヒット曲を飛ばした。
またNHKの『第23回NHK紅白歌合戦』に出場。(ボーカルだったが白組で出場。)
1973年のグループ解散後はソロ歌手として現在も活動。