曖昧さ回避
- イギリスのビクトリア朝時代(1837〜1901)に流行ったファッションスタイル。ヴィクトリアンとも。フリルやレースを多用したブラウスやベルベットのペプラムジャケットなど、装飾的でロマンチックなデザインが特徴。タグとしてはこちらでの使用が多く、Googleで検索してもこちらの意味合いで多くヒットする。
- ウルトラマンギンガSに登場する地底人の種族。本項で解説する。
概要
遥かな昔、神秘のエネルギー結晶体「ビクトリウム鉱石」の守り人となるために、地底にその生活圏を移した種族で、『ギンガS』本編に登場するビクトリアンはその末裔である。
地底で自給自足の生活を営んでおり、地上の人々とは関わらず争いのない平和な生活を続けていた。
地上のビクトリウムを巡る人間たちの争いによって発生したシェパードンの暴走を終結させたビクトリアンは、その時ウルトラマンビクトリーによってビクトリーランサーを授けられ、またビクトリウムのパワーはいつかまた世界を破滅させるであろうと考えたためビクトリーランサーの力を利用してビクトリウムを地底に封印し、自らをその守り人としたのである。
ちなみに貨幣の概念がないらしい。
一覧
キサラ女王
女王として地底世界にエネルギーをもたらすビクトリウムを守護しており、シェパードンと共振する力を持っている。他にもショウに地上に関する知識を授けたり、ナックル星人グレイを一瞬で倒すほどの念動力を扱うなど、女王の名に恥じぬ強大な力を有している。
全ての生物に慈愛の心を持っており、地上とビクトリアン両方の平和を望んでいる。
ショウ
古代の勇者。詳細はショウ(ウルトラマンギンガ)参照
サクヤ
ショウの幼馴染の少女で、彼を兄のように慕っている。
神殿の女官であり、キサラの血を継いでいる為彼女もシェパードンと共振できる。
地上へ旅立ったショウの身を案じており、彼がビクトリーとして戦う事に内心抵抗している。
『決戦!ウルトラ10勇士!!』にてUPGに入隊した。
レピ
サクヤの弟。彼もまたショウを兄のように慕っており「兄貴」と呼んでいる。一人称は「オイラ」
好奇心旺盛な性格で、地上の世界と人類に興味を持っており、勝手に地上に出て言ってはサクヤを悩ませている。
カムシン
キサラに仕える側近。
キサラからは大きな信頼を寄せられており、彼自身もキサラに意見することもある。
性格は少々心配性のきらいがあるが、平和を愛する心の持ち主。
最終決戦では杖に仕込まれていた剣を振るい、老齢ながら高い実力を見せ付けた。
ヒヨリ
地球を追われた勢力の一人で、ビクトリーランサーを扱う素質がある女戦士。詳細はヒヨリ(ウルトラマンギンガS)を参照。
歴史の真実
※ネタバレ注意
一見すると平和そのものビクトリアンだったが、第6話にて真実の歴史が明らかとなった。
かつてビクトリーランサーを巡って同族間での争いが勃発し、勝った勢力は現代のビクトリアンの祖先であり、このような争いを無くす目的で争いに関する記憶消去及び歴史の改ざんを行い、負けて地球を追放された勢力の事は時間の経過とともに風化していった事が、負けた勢力の生き残りであるヒヨリの口から語られている。女王であるキサラも知らなかった真実であり、知っていたのはシェパードンのみだった。
余談
カムシン役を演じた斉藤洋介は『ウルトラマンメビウス』のシキ査察官、ヒヨリ役を演じた春川芽生は『ウルトラマントリガー』のナナセ・ヒマリ役を演じている。