リコ編。原作の2層までのストーリーを追ったいわゆるチュートリアルモード的な立ち位置だが、装備品や探索アイテムの購入･遺物の売却･スキル･アイテムボックスなど多くの機能に使用制限がかかった縛りプレイを強要されるため、必ずしも簡単という訳ではない。レグのサポートによりロープが必要なく戦闘自体は楽ではある。

また拠点に戻れない期間が長いため、塩を大量に買い込んでおかないと探索がかなり厳しくなる。

DEEP IN ABYSS

本編。キャラメイクで作成したオリジナルキャラを操作するモードで、HELLO ABYSSモードをクリアする事で選択可能となる。リコ編で使えなかった機能やSHOPが解放されており、攻略範囲も5層までと長い。

ゲームオリジナルキャラクター

主人公

※デフォルト名はアキ

CV:鬼頭明里

DEEP IN ABYSSモードのプレイヤーキャラ。見た目はプレイヤー自身で決めることが出来、名前・声・顔以外の髪型・髪色・目の色は自室でいつでも変更可能となっている。また性別は不定で私服を男子用・女子用の好きな方にいつでも変更できる。

リコとレグがアビスに潜ってから程なくベルチェロ孤児院にやってきた。目標は白笛となってアビスの底に行くこと。

始めこそナットやシギーの後輩として面倒をよく見られていたが、彼らやマルルクと同世代であるにもかかわらず異例のスピードで出世し、同期はまだ赤笛で先輩のナットですら蒼笛の昇格試験に挑んでいる頃に、黒笛に到達している。

ゲームの主人公らしく無口だが、意志が強く表情は豊かで、嫌なことには嫌とはっきり意思表示することもある。また白笛を目指しているためか、深い層に潜って欲しいと頼まれた時でも積極的に依頼を引き受けたりする。

ティアレ

CV:諏訪彩花

金髪でオッドアイの少年。主人公の同期の1人で、主人公と同じく白笛を目指しており、2人で白笛になろうと約束する。身体能力が高いが走るのは苦手で、原生生物と戦うことには消極的な面を見せる。

ドロテア

CV:藤田茜

赤毛の少女。主人公の同期の1人で、リコに憧れている。

ラウル

CV:藤原夏海

青い髪の少年。主人公の同期の1人。元気な性格で、アビスの原生生物とも積極的に戦おうとする意思を見せる。

カノア

おとなしい性格の赤笛の少年。アビスの天候情報を収集して予測する研究をしている。父の形見のオルゴールを運悪くベニクチナワに飲み込まれ、深界3層に持ち去られてしまうが……

オクタビオ

四層の原生生物であるコウベウツシが一層に出現した際に、討伐隊としてこれに対処していた月笛の青年。目の前で仲間を失う事を恐れており隊で行動する事を避け単独行動をとっている。主人公と共闘した際には、いつか主人公と共に探窟をしたいという気持ちを吐露していた。

デチュアンガ

CV:福島潤

アビスに魅せられた富豪。もともと探掘家を雇い遺物を収集していたが、アビスでの臨死体験を通じて、生きているうちに自分の目でもっとアビスを見たいと思うようになる。

主人公を気に入っており、依頼の達成の度に気前よく多額の報酬をくれる。

探索時のいくつかの注意点

調味料

本作ではクラフト機能で食材を調理する事が可能だが、それらの料理の大半には塩や棒ミソなどの調味料が不可欠であり、これがないと手に入れた食材の殆どが食べられない生ゴミと化す。特に塩は安価かつ軽量なので常に50個以上は確保した状態で探索に向かいたい。

所持品の重量

全てのアイテムには重量があり、これがプレイヤーの所持上限をオーバーすると歩行･崖登り･攻撃・エリア移動などに制限がかかる。特に崖登り中に採掘によってオーバーするとそのまま落下して死に繋がるので採掘前に確認してから行いたい。基本的には探索に向かう前にアイテムボックスや店での売却などで荷物を減らしてから探索に向かうのが得策である。また食材は意外と重量がかさむので重量がきつくなって来たらクラフトで加工するとかなり重量が減る。これは食材以外も同様。食料自体も重量がかさむ事が多いのでヘグイの実などはあまりため込まず直ぐに食べてしまった方がよい。最後の手段として、ガス玉胞子というアイテムを使う事で30秒ほど重量制限を無視できる様になる。

敵の無限湧き

一部の小型の原生生物の中には倒しても無制限に援軍が生えてくるものが存在する。これらの無限湧きの主な特徴として以下の要素が挙げられる(ヤドカカエ等の例外有り)

縄張りを持たず、無制限にこちらを追尾し続ける。
プレイヤーと一定以上距離が離れると倒されなくても勝手に消滅する。
討伐･消滅すると追加の援軍がカメラ視点の背後の死角に出現する。

これらの特性により、ダッシュで振り切ろうとしても消滅&再出現のコンボにより常にプレイヤーの周囲にテレポートしてくるので絶対に振り切れない様になっている。単にエリア間を移動するだけならそのままダッシュし続けて逃げ切る事は可能。

採集や食事など行いたい時の対策としては隠密性の非常に高いしゃがむ行動を活用して敵が消えない程度に距離を取るか視認されない物陰に隠れて行うとよい。

また出現場所が常にカメラの死角に固定されているため、『歩行時は壁沿いに歩いて壁側を死角にする』『崖登り時には崖側を死角にする』『釣りの際には川の方を死角にする』といった具合に出現不可能な場所をカメラの死角に持ってくる事で、ある程度出現を抑える事が可能である。特に崖登り時に襲ってくる蝶のようなブスチラシは、まともに倒しながら進むと武器が何本有っても足りなくなるのでカメラ視点を利用した出現数の抑制は必須と言える。

この無限湧きはプレイヤーがエリア内に侵入した直後は出現せず、同一エリア内に長く滞在するほど同時出現数が増大する。別のエリアに移動するとこの無限湧きに関する状態はリセットされるため、無限湧きが増えすぎてしまった場合はエリア間を往復してから探索を再開するという手もある。

またこれらの無限湧きするタイプと同一の原生生物であっても、初期配置されている個体は縄張りの外までは追って来ない・距離が離れても自動消滅しないなど、無限湧き個体とは性質が異なる場合があるので混同しないように注意したい。

セーブ

通常のセーブを行う方法は拠点の自室でのセーブとアビス内での探索アイテムの伝報船を消費しての2種類、オートセーブの発生タイミングはエリア間の移動とイベントムービーの発生時となる。

探索中に死んだ場合は基本そのエリアの進入場所からとなるがイベントが起こった場合は上書きされてイベントからの再開となるので、仮にイベント戦で武器を使い切った状態から更なるイベント戦へ連戦となった場合詰んでしまう可能性がある。イベント発生のタイミングはマップのイベントアイコンでおおよそ察知できるので、その前に伝報船を使用しておいた方が無難である。高い崖を連続して登るような難所もリセットされてのやり直しはきついので崖を攻略し終えたら伝報船を使っておいた方がよいだろう。

ガイドライン的な制限

オープニング・エンディングムービー以外は映像配信(投稿許可のあるYouTubeなど)によるプレイ動画投稿は認めているとのこと。その理由はお察しください→おそらく上記映像を制作した側のアニメ制作会社の大人の事情らしいので。

ゲームスペック

タイトル	メイドインアビス　闇を目指した連星
機種	PlayStation®4 / Nintendo Switch / PC（Steam）
発売日	2022年9月1日（Steam版：2022年9月3日）
希望小売価格	7200円+税
ジャンル	度し難いアクションRPG
プレイ人数	1人
CERO	Z（18歳以上のみ対象）