概要
この世界において最高位のアビス探窟家だけに与えられる称号である「白笛」の一人。「獣相」と呼ばれる異形の隊員を多数率いる呪詛船団(ヘイルヘックス)という探掘隊のキャプテンを務めているが、スラージョ自身は「獣相」ではないらしい。
作中では長らく「神秘卿」と呼ばれていること、ペストマスクとフードを被ったような外見のみが判明していたが、第六層にて遂にリコ達と対面する事となる。
人物
毛皮を羽織り乳間を大胆に晒した服装、首から下げた白笛と様々な色の大量の笛、肩には成れ果てのような謎の生物を乗せている等、印象的な装いをした容姿端麗な女性。オーゼンやプルシュカのような上昇負荷の影響を受けた髪型をしている。
一人称は「オレ」で仰々しい物言いが特徴的な男性口調で話す。「お日柄ァ」と独特な挨拶をするが、会話の初めで使われる常套句「本日はお日柄もよく」を雑に略したものと思われる。
臆病を自称しているが、実際は明朗快活、怖いもの知らずな性格で、柄の悪さも目立つ(例としてガンを飛ばす、人前で鼻をほじる等)。また臆病というのは自分を卑下する意味合いで自称してる訳ではないらしい。