概要
ストーリー
芥辺探偵事務所で働く女子大生・佐隈りん子。彼女は雇い主である芥辺に素質を見出され、助手として依頼をこなしていくうちに、「悪魔探偵」という芥辺の裏の顔を知ることになる。
ある日、「夫と浮気相手を別れさせてほしい」という人妻からの依頼を受け、芥辺がグリモアという魔術書を使い魔界から召喚したのは、とんでもなく下品な悪魔・アザゼル。イケニエと引き換えに、依頼に向かったアザゼルだったが、事態は思わぬ方向に…!?
役に立ちそうで立たない個性豊かな悪魔たちと佐隈の騒がしい日々は今日も続く。
用語
悪魔使い
悪魔と契約を交わした人間。「人としての何かが欠落した者」に悪魔を見る素質が現れるとされている。
契約者でなくても悪魔を呼び出すことができ、悪魔を使役するグリモアが無くとも契約可能。
悪魔に対して優位な立場にあるが、契約を守らなかったりグリモアに対して冒涜的な行動を取ると重い罰を受けることになる。
悪魔
魔界の住人。契約を交わし、イケニエを受け取ることで悪魔使いに使役される。
社会形態は人間のものとほぼ同じらしく、小中高大と学校があり、義務教育が施されている。寿命や世代交代も人間と同様と思われる。
悪魔たちはそれぞれに一族を形作っており、グリモアの力で現世に召喚され、活躍できる悪魔は一族の中から選ばれた代表者のみである。
グリモアの制約により契約者に害を与えることはできないが、「行使した能力を直接契約者に」であって、能力の影響下にある人間が契約者に危害を加えた間接的なケースもある。
登場する多くの悪魔はデフォルメされた姿をしているが、これは「ソロモンリング」と呼ばれる悪魔を弱体化させるための術によるもの。
グリモア
契約した悪魔の全てが記載されている魔術書。内容は悪魔によって異なり、召喚方法・契約方法・能力の詳細な説明・好き嫌い・基本給・サービス残業の有無など、業務に関わる内容に留まらず、プライベートにおけるあらゆる弱味も網羅している。特殊な言語で書かれているため解読は困難。
悪魔はグリモアに触れることができず、触れれば超常現象的な罰を受ける。その反面、悪魔が常識では修復困難な傷を負っても無事でいられるのはグリモアの力によるものであり、自身のグリモアを持たない悪魔は容易に死亡する。
また、天使にグリモアを回収された悪魔は消滅し死亡する。消滅した悪魔は復活することはないが、グリモアは時が経てば再び人間界に現れ、やがて悪魔使いの手に渡る。
それまでに消滅した悪魔の一族はその悪魔の後継者を立て、グリモアが復活し人間界に召喚される時を待つ。
登場キャラクター
悪魔使い
悪魔
アザゼル篤史(CV:小野坂昌也) | ベルゼブブ優一(CV:神谷浩史) | モロク義伸(CV:玄田哲章) |
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サラマンダー公威(CV:中井和哉) | アンダイン恵(CV:小林ゆう) | キヨコ(CV:釘宮理恵) |
グシオンまさる(CV:山口登) | オセ健太郎(CV:山口太郎) | ルシファー(CV:子安武人) |
ベヒモス | エウリノーム(CV:谷山紀章) | サルガタナス(CV:金田朋子) |
インキュバス(CV:豊永利行) | ||
神・天使
アニメ
単行本第4の特装版、第5巻の初回限定版に同梱されたDVDで初アニメ化。
その後、2011年4月から6月までTOKYO MX、毎日放送、AT-X、BS11にて放送された。
また、2013年4月から6月にかけて、「よんでますよ、アザゼルさん。Z」というタイトルで第2期が放送。第1期の4局の他、新たにテレ玉、チバテレ、tvk、テレビ愛知、TVQ九州放送が加わっている。
単行本第8、11巻の初回限定版にも新作アニメを収録したDVDが付属する。
スタッフ
監督 | 水島努 |
---|---|
脚本 | 谷村大四郎 他 |
キャラクターデザイン | 谷口淳一郎 |
音楽 | 高木隆次 |
アニメーション制作 | Production I.G |
関連タグ
カップリングタグ
芥辺受け | ベーアク / アザアク / ルシアク / 芥辺受け |
---|---|
佐隈受け | アクさく / べーさく* / アザさく / ルシさく / おささく |
アザゼル受け | ベルアザ / アクアザ |
ベルゼブブ受け | アクベル / アザベル / ルシベー |
アンダイン受け | 光アン |
*べーさくの「べー」のみひらがな表記
ネタ・カテゴリタグ
ブックマーク数タグ
イラスト・漫画・うごイラ
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表記揺れタグ
アザゼルさん…キャラ名としてではなく、タイトルの略称としてタグ登録する投稿者も少なくない。
よんでますよ…「よんでますよ」「アザゼルさん」と分割してタグ登録する投稿者もチラホラ。
コラボ
魔人探偵ですよ、アザゼルさん。 よんでますよ、イザナギさん。 島耕作