「ワシの女に手ぇ出したら…
ワシの女が黙っとかへんからのぉ!!!」
概要
下級悪魔。特技はセクハラ。見かけは犬面のデブだが、これは悪魔を弱体化させる術
「ソロモンリング」の効果によるもので、本来は筋骨隆々としたイケメン。
犬面なのは本作の一つ前のネーム『犬マン』の主人公のデザインをそのまま流用したためである。
劇中では学習能力の低さと要領の悪さゆえか、芥辺の制裁やグリモアの罰によって一番酷い目に遭わされており、出血量は間違いなくNo.1。
粉々になったり首を落とされたりしても蘇るその不死身っぷりには、自身も呆れている。
東中(通称ガッチュー)卒業。パートで働く母親がいる。
三叉の槍「性槍セクスカリバー」を持つ。
契約者は芥辺であったが、佐隈りん子に譲渡された。
イケニエは豚足→シャアザク(プラモデルの片足)→脂身。
連載が進むにつれ加速度的にヘタレ化しており、もはや居ない方がマシなほどの役立たずとなってしまった。能力が限定的なこともあるだろうが、それ以前にアザゼルが無能なだけである。
性格
基本的には悪ガキそのものだが、時に良心的な一面や友人思いな面を見せると思えば、時に悪魔らしい冷酷な面も見せ、魔界では自室で弟分達に拉致させてきた人間の女を弄ぶ。
しかし、過度の流血を見て気分を悪くしたり、キヨコから殺人を促されて動揺したりと悪魔にしては小心な面がある。
大阪弁で喋り、職能とは関係ない笑いの部分にシビア。
他の登場人物をあだ名で呼ぶことが多く、自身も「あっちゃん」と呼ばれることがある。
交友関係
ベルゼブブ優一とは小学校・中学校まで一緒だったが、学力に決定的に差があり、高校進学を機に疎遠になっていた、みたいな間柄。
モロク義伸とも同級生だったことがあり、ベルゼブブとともに「モッさん」と呼んでいる。
交友関係は広く、多くのセフレや舎弟を抱えているが、先述の通り役立たずと化してからは家族や恋人からも幻滅されており、着実に居場所がなくなりつつある。
職能
淫奔。性的な本能やフェロモンに働きかける能力。性器の大小・ホルモンバランスを操作したり、女性の生理周期や性的関係を見抜いたりできる。
さらに性欲を増大させるエロパワーを放出し、反エロパワーを溜めることで相手を不能にする
「THE END OF SON」という奥義が使える。
本作の下ネタ要素の筆頭とも言える能力だが、アザゼルがヘタレ街道を進み始めてからは何の役にも立たない場合が大半となっている。色気のいの字もない佐隈と組んだのが運の尽きであったのだろうか。
余談
演じた小野坂にとっては首領パッチに並ぶ嵌り役の一つで「(完全に素の自分で演じられたので)台本要らない」とまで言わしめている。
ちなみに、タイトルこそ『よんでますよ、アザゼルさん。』だが、劇中で彼を「アザゼルさん」とさん付けで呼ぶのは、佐隈りん子ぐらいである。
最初の頃こそ敬称として呼んでいたが、アザゼルのアカン子ぶりが露呈するにつれ「めんどくさい奴に対する敬遠」として使われている節も見られてきた。
また、pixivでは橙色の短髪と言う共通点だけで某スクールアイドルと一緒に描かれることがある。普通なら嫌悪の対象になるはずなのに、大体満面の笑みを浮かべている(むしろアザゼルの方が疲れている)が、不思議と納得できてしまう。楽しそうで何よりです。
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