概要
婚期を逸したハイミス悪魔。特技は口技。見かけは魚っぽく、触感はヌメッとしている。嫌いなタイプはタコ。
惚れた相手と同じ種族に変身する能力を持ち、ソロモンリングによる外見の変化をある程度無視できるが、人間の姿になった時の外見はソロモンリングの影響を受けた姿に順ずる。
契約者は芥辺で、上述の変身能力を利用し「助手の暗堕陰さん」として行動することもある。
ちなみに「アンダイン」という名は、古来よりファンタジー作品などでも有名な水の精霊「ウンディーネ」(Undine:ドイツ語)を英語読みにしたもの。
性格
色々と思い込みが激しい上、惚れっぽい。イケニエとして「『好き』と言って」と要求したことを始め、召喚の度に昼ドラのような展開を作り出し、芥辺をうんざりさせている。
魔界での姿は涼やかな目元の美人なのだが、嫉妬深く、自意識過剰で勘違いが多く、プライドが高いので不相応に理想も高く、相手に何事よりも自分を優先させたがる。
その性格ゆえか3000代半ばに至っても結婚できず、父親からはタコ型悪魔との見合いを勧められていた。悪い男によく騙される、ステレオタイプなダメ女。
母が末期の尾ぐされ病で、もってあと300年の命であり、母に花嫁姿を見せようと焦っている。
職能
嫉妬。アンダインが嫉妬した対象からその嫉妬の原因……つまりそのものの「長所」を奪い去る。その力は大和撫子を怪物に、メガネっ娘を裸眼に、二重瞼を一重瞼に、平和な学校を荒廃した世紀末に……と、有形・無形・規模を問わず行使される。
しかし、アンダインが幸せを感じると能力から解放される。能力はアンダイン自身が対象物に嫉妬しないと発動しないため、故意に能力を利用したい場合は対象物に細かく嫉妬させる必要がある。