「ぼくベーコンムシャムシャくん! ベーコン食べるの大好きさ!
今日はね、ぼくの大好きなベーコンを焼いていきたいと思います!
まずフライパンに油をひいてそこにベーコンを乗せたら…」
ジリジリジリジリ…(焼けるベーコン)
「熱ッヅぅぅうううっ!」
概要
『ポプテピピック』ファーストシーズン1-7話に登場したキャラクター。「いっぱいちゅき」や「カツ丼くえよ」よりも登場が早い
どこからどう見てもベーコンの姿をしているが、当人曰く「ベーコン食べるの大好き」らしい。完全に共食い。
ベーコンをフライパンで焼いて食べようとするが、焼く時間が我慢出来なかったのか、それとも自分の根源が焼かれているのが見るに堪えなかったのかは不明だが、あろうことか加熱されたフライパンからベーコンを素手で取ろうとし、
あ゙っヅッ
と火傷した。そりゃそうだ
TVアニメでは第8話の一発目に登場。顔や輪郭などは一応原作通りなのだが、色を塗る代わりにベーコンの写真をテクスチャのように使用しており、異様に生々しいベーコンそのものな姿となっている。また、原作では閉じっぱなしだった口を開いて歯茎を見せつけたりもしてくる。
CVはAパートは引坂理絵、Bパートは小西克幸が担当。特に前者では放送終了後に中の人ネタが生まれ、後者では小西氏の筆舌に尽くしがたい怪演が光りベーコン中毒者が多数発生してしまった。なお2021年に放送されたリミックス版でもCVは一切変更されなかった。
記事冒頭のセリフの内、原作にあるのは1・4行目に当たる部分のみ。
Aパートはおおむね原作通りだったがBパートではアニメオリジナルの2・3行目が加えられ、それによりかなり多弁なキャラクターに変貌している。「再放送」であるBパートは基本的にはAパートそのままの映像だが、ベーコンムシャムシャくんの場合セリフ量に合わせた口の動きや熱がる時の身悶えぶりなどに変化が見られる。
なお余談だが、一般的にベーコンは「肉自体が含む油分で焼けるので、油を使わず素焼きで良い」と言われる。
だが、手間をかけるなら、多めの油で揚げるように焼き、焼いた後にキッチンペーパーなどで余分な油を抜く、と言う手順を取るとより美味しく仕上がるので、彼もこの方法で焼いていたのかもしれない。
いずれの方法にせよ、真似するときは火傷に注意。
アニメーション制作は、中国南京市出身のアニメーター・胡ゆぇんゆぇんが担当。本作初参加となった。
海外版ではAパートはステファニー・シェー、Bパートはジョニー・ヨング・ボッシュが担当しており、デビルメイクライ4でそれぞれキリエとネロを演じた声優である。ジョニー氏のパートでは日本語版の小西氏に近づけた怪演を見せている。