概要
元々は『クレヨンしんちゃん』のメインキャラクターの一人、野原ひろしを主人公とした公式スピンオフ作品『野原ひろし 昼メシの流儀』から生まれたミームの一つ。
本家の野原ひろしに似ているようで微妙に違う絵柄や、時折見せるどこか読者に恐怖心を与える顔芸、劇中に登場する野原しんのすけの脚部がどう見ても本家のしんのすけのそれとはかけ離れているなどの様々な理由から、一部では「この漫画の主人公は野原ひろしではなく、野原ひろしに化けた他人である」という認識が生まれた。そこで生じたのが「自分を野原ひろしだと思いこんでいる一般人」概念である。これを定着させたのがメイン画像の元となっているコラ画像である。
その独特の絵柄を生かしたコラ画像やBB素材がいくつも作られ、中でも不気味な笑みを浮かべながら、
「俺は野原ひろしだ 誰が何を言おうと野原ひろしなんだ」
と必死に思い込もうとしているシーンは迫真の表情と相まって違和感がなく、本当にそういう漫画だと誤認されるほどであった。
尚、このコラ画像の元ネタは「回転寿司で普段食べない寿司を頼もうとするシーン」からの切り取りである。
その後も「自分のことを野原ひろしだと思い込んでる精神異常者のサイコスリラーグルメ漫画」というネタが拡散され、pixivでもパロディイラストが投稿されるようになった。
ただし、前述の通りこの作品は公式スピンオフであるため、あくまでpixivやX(Twitter)でのネタ程度に抑えるべきである。TPOは大事。
これから転じて、従来とはかけ離れているキャラクターを「自分を○○だと思い込んでいる一般人」と呼ぶこともある。
関連イラスト
関連タグ
- ロボひろし:一般人ではなくロボットだが、自分自身を野原ひろしだと思い込んでいた(ただしこちらはある意味本物の「とーちゃん」である)。
- テーマパークに来たみたいだぜ:『昼メシの流儀』における野原ひろしのもうひとつのネタ。
- オラのとーちゃんはとーちゃんじゃないゾ:同時期に放送されていたアニメの登場人物との中の人ネタ。