概要
表面に糊が塗られ、その上に保護紙が貼られた厚紙と、10色程度の砂、カッターナイフ等を用いて作成される。保護紙には鉛筆やボールペンなどで絵を描くことができ、一般的にオリジナルの絵を描いたり、カーボン紙で絵をトレスしたりしたうえで、その下絵を目印にカッターナイフ等で保護紙を切り取り、露わになった糊面に砂をかけ、貼り付けることで描写してゆく。
その作業の簡単さや絵の具とはまた違った魅力から、美術教育の教材として使用されることが多い。過去にはテーマパーク等で子供向けの砂絵体験コーナーが設けられることもあった。小さい頃の思い出として、押し入れの奥に砂絵をしまっている読者も多いのではないだろうか。