概要
公称身長は153cm(2022年時点)。
2000年、モーニング娘。(娘。)。第4期メンバーとしてデビュー、その後ミニモニ。のメンバーも兼任する。後にWを組む辻希美とは、同じ歳で小柄な体格と共通点も多く、卒業後も親交が深い。
所属事務所は、アップフロント→メインストリーム→威風飄々→アルカンシェル→フリー。
卒業後の経歴
2004年5月、辻希美とともにW(ダブルユー)を結成。8月に辻と揃ってモーニング娘。を卒業した。
2006年になって、未成年者でありながら喫煙している場面をある週刊誌にスクープされて謹慎処分を受ける。
吸い始めたきっかけは、一緒に住んでいた祖母が喫煙者で家にタバコがあったことによる好奇心と、当時は可愛い声にコンプレックスがあり、声をつぶしてハスキーになりたかったからであるとのこと。
スクープを撮られた経緯は、その某週刊誌の記者2人が加護の新恋人をスクープしようと打ち合わせしている店に、偶々加護が友人と来たことが原因であることを、後に加護がその某週刊誌側から聞いたという。
謹慎明けも近いと言われていた2007年3月に、別の週刊誌によって再び喫煙をスクープされ(ハロプロの一部メンバーおよび運営の復帰反対派による陰謀説がある。しかし加護本人によると、謹慎中はずっと吸っていなかったが、謹慎明け直前に(付き合っていた男性と)旅行に行った際、気が緩んだか泊まった旅館で吸ってしまい、しかもその旅館に、またも偶々旅館の料理の掲載写真を撮るためにその週刊誌の記者が来ており、それでスクープを撮られてしまうことになったのだとか・・・・記者の運が良いのか加護の運が悪いのか・・・。ちなみに、このスクープが撮られた日はPASMO登場と同じ日である)、当時の所属事務所アップフロントから解雇処分を受ける。
これ以降大人の事情もあり、かつての娘。メンバーとも疎遠になってしまう。バラエティ番組でモーニング娘。が紹介される際も、4期メンバーは「石川梨華、吉澤ひとみ、辻希美など」と表現されていた。
但し、元相方の辻は長らく会わなかった時期も彼女を気にかけ続けていたことがブログなどで明らかになっており、近年は辻との家族ぐるみの交流もあることが明かされている。
2008年に、別事務所に移籍し芸能活動を再開。以降はジャズ歌手としての活動やタレント活動も行なっていたが、心身の不調やスキャンダルが重なり活動状況は安定しなかった。また、娘。時代の稼ぎも殆ど親族に使い込まれてしまったこと、不倫疑惑が報じられるなど、公私とも波乱が続いた。
2011年に実業家の男性と結婚。翌年第一子となる女児を出産した。
2014年には自ら募集した2人の女性メンバーとともにユニット「Girls Beat!!」を結成したが、同年に夫が事業絡みで不祥事を起こして逮捕され、とばっちりで芸能活動停止を余儀なくされた。
2015年に夫と離婚する意向を公表した直後、離婚調停中の夫に暴行を受け、夫は傷害容疑で逮捕されたことが報じられている。離婚成立後は事務所と契約を終了し「Girls Beat」から脱退、新たな所属事務所に移籍した。
2016年に一般人男性と再婚し、第二子を出産。
2018年にハロプロ20周年公演ゲスト出演のオファーを受け、OGとしての出演を果たす。これにより、やっと「禊が済んだ」形となった。また、翌2019年の「ひなフェス 2019」では辻と12年ぶりの共演を果たし、Wとして久々に歌唱を披露した。
2020年12月、YouTubeチャンネルを開設。YouTuberとして活動を始めた。
しかし、2023年には韓国で反社の一員の男性と写った写真が掲載され、さらには2024年5月にはラウンジ嬢勤務疑惑が掲載されてしまう。
加護本人は「(どちらも)親族や知り合いの手伝い等で偶々会っていたり店に入るところを撮られた」と釈明しているが、「仮にそれが事実でも、過去の不祥事もあるのに脇が甘すぎる」と厳しい目で見るファンも多い。
その結果なのか、ライブチケットが売れていないと自身のYouTubeチャンネルでも悲鳴を上げてる状態である。
辻希美との関係
前述の通り辻希美と並べられることが多いが、辻が色黒で男顔なのに対して加護は色白な女顔。歌唱力に関しても双方とも高めではあるが、辻がかっこよく勢いのある歌を得意とするのに対して加護はしっとりとしたバラード系を得意とするなど真逆なことも多い(ただし、普通にがなったりはできる)。
モーニング娘。時代は辻と揃って問題児で先輩や同期に多大なる迷惑をかけていたが、後輩が加入した後はややマイルドになった。(ちなみに、モーニング娘。時代はややぽっちゃりな体型だったがWでは少し痩せていた。)。
ハロプロを離れてからも辻とは良好な関係を築いており、度々連絡を取り合っていたことが辻のブログに綴られている。