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Earth,Wind&Fire

あーすうぃんどあんどふぁいあ

Earth,Wind&Fireとは、アメリカのファンク、ソウルミュージックのバンド。
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概要編集

Earth,Wind&Fire(略記:EW&F、EWF)とは、ジャズドラマーであった故モーリス・ホワイト(2016年2月5日没、享年74歳)を中心として結成されたファンク、ソウルミュージックの分野において最大級のヒットを飛ばしたバンド。

日本でもアメリカ本国に劣らぬ人気を誇り、1970~1980年代のディスコでは彼らの曲がヘビーローテーションで流された。

またドリカムことDreamsComeTure(特にベーシストの中村正人)は彼らの影響を色濃く受けた部分があり、「決戦は金曜日」などEarth,Wind&Fireの楽曲をモチーフとしたのではと言う曲も多く、モーリス・ホワイト自身がレコーディングに参加した曲も。


関連動画編集

September

読売ジャイアンツ阿部慎之助が出囃子として使用していたので、耳にした事のある人も多いであろう、同グループを代表する1曲。

曲そのものもさることながら、一度見たら忘れられないサイケデリックなPVも有名である。

なお、タイトルの関係から9月(September)に有線やラジオでヘビーローテされるが、歌詞を読むと実は12月の歌だったりする。


Boogie Wonderland

エモーションズをコーラスに迎えた、同グループ最大クラスのヒット曲。

日本でもディスコ・ナンバーの定番曲として人気を博した。


Fantasy(邦題:宇宙のファンタジー)

アメリカより、日本でヒットした曲。スピルバーグの「未知との遭遇」からインスパイアを受けて作ったと言う発言がある。


Let's groove

前年に出したアルバムがコケたため、ブームの終焉が囁かれていたEW&Fが起死回生を賭けてリリースした楽曲。

結果的には前述の曲たちにも劣らぬ大ヒットを記録し、EW&Fは見事に返り咲いた。

Septemberと同等か、それ以上にサイケなPVはもはや語り草で、ぶっちゃけこの文章を読むより実際に動画を見てもらったほうが理解は早いだろう。

このテのファンクやソウル・ミュージックといった、いわゆる黒人音楽を中心としたグループとしては珍しく、彼らは当時最先端の電子楽器を積極に取り入れ、作風を広げることにも意欲的なグループだったのである。

リリースから30年以上が経過した2018年1月、何を思ったか某クソアニメの1コーナーで思い切りパロディ化され「元ネタの曲」として妙なところで人気が再燃している(後述)



余談編集

  • 「September」や「Let's groove」のPVの視覚効果は強烈だが、当時流行っていたアフロ・フューチャリズム(アフリカ未来主義)をイメージ・コンセプトに取り入れたもので、サイケデリックとは無関係。EW&Fもリーダーであるモーリス・ホワイトの方針により、当時の音楽界につきもののドラッグもやらない、非常にクリーンなグループだった。
  • 日本のイラストレーター長岡秀星が全盛期のアルバムのアートワークを手掛け、いずれもアフロ・フューチャリズムを体現した派手派手しいものだった。
  • 前述の通り、「Let's groove」のリリースから30年以上が経過した2018年、「往年の名曲」のイメージがすっかり定着したこの曲とPVを、縁もゆかりも無いはずのクソアニメが唐突にパロって、この曲に(十中八九意図的に)酷似させたMVを放送。本家そっくりなMVをわざわざ人形を使って再現するという、手の込んだ無駄に出来の良い無駄なMVのせい(おかげ?)で、元ネタとなった「Let's groove」も突如脚光を浴びるハメになり、ニコニコ動画でも同曲の動画が放送後いきなりランキング上位に急浮上するなど、妙なかたちで人気が再燃。これにはモーリス・ホワイトも草葉の陰で苦笑いしていることだろう。

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