『手の込んだ手抜き』とは
「現場で手を抜くために入念な下準備をすること」である。
つまり、「戦いは戦う前から始まっている」というわけで、手抜きを成すにもいろいろと根回しや準備が必要なのだろう。
むしろ発明や技術は楽するため=手を抜くために発展したものと言ってもよく、手の込んだ手抜きも真面目に取り組めば決してバカにできないものになるのだ。
たとえば……
- ファストフードのお店で前日中にパーツを作り置きしてから当日にパーツを組み立てて『手作り』する手法
- 現場での手抜き工事のために土台の杭打ちのデータを前日中に偽装する手法
- ベタ塗りの手間を惜しんで生まれた第二形態
- 働く時間を減らすために現場での仕事だけに集中して力を入れる某作品のニート系アイドル
- (ピクシブ的に)手の空いた時間に少しずつ書き加えて仕上げた『落書き』
- サブタイトルは総集編だが、蓋を開けて見れば……。
- アニメ版第1話がいらすとや仕様だった100万の命の上に俺は立っている。コミックス版でも過去にいらすとやコラボを行っているため、そちらを踏まえたものかもしれない。立ち位置としては最速配信版に近かった。
ピクシブ的に『手の込んだ手抜き』の一例
「手抜き?ははぁ、なるほど、手の込んだ手抜きですねぇ。」
- …表情の練習で手抜きをするために表情の変化の少ないキャラをチョイスする。
- …顔を描く手間を省くために顔を一部分が隠れたキャラをチョイスして顔の見えないアングルで描く。
- …キャラの絵画の手間を省くために特徴の少ないキャラクタをチョイスして、その特徴的なパーツ“だけ”を描く。
- …観客を描く手間を省くために観客の来ない歌手のライブ風景を描く。
- …『消える(見えなくなる)』性質を持つキャラクターを利用して、そのキャラクターがそこにいる(いた)ことを絵画せずに表現する手法。