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僕たちの本丸は―――今日も花丸。

あらたな日々も、笑顔とともに―!

概要編集

2016年3月に発表された、DMM.com配信のオンラインゲーム刀剣乱舞-ONLINE-の第一弾アニメ化作品。2016年10月~12月に全12話が放送された

本作と同時に制作会社の違うもう一作品の制作も発表されており、そちらは『活撃/刀剣乱舞』のタイトルで2017年7月~9月に放送された。(制作:ufotable)。


放送局はTOKYO MXBS11関西テレビ。その他、DMM.comニコニコ動画生放送、チャンネル両方)を含む25の動画サイトで配信された。

また、アニメに先駆け、「安定・清光の『花丸通信』」のタイトルでWEBラジオが配信、7月18日よりプレ配信がスタートされた。本配信は全10回。

ウェブコミックサイト「少年ジャンプ+」にてコミカライズも2016年12月~2019年4月まで連載された。作画は橋野サル。全5巻。


売り上げはufotableの『活撃/刀剣乱舞』を大きく上回り早々に2期が決定。

2017年2月5日幕張メッセで開催されたイベント「スペシャルイベント 花丸◎日和!」にて続編の制作が決定「続『刀剣乱舞-花丸-』」のタイトルで2018年1月~3月まで全12話が放送

更に、続編記念に総集編となる劇場版「『刀剣乱舞-花丸-』~幕間回想録~」が12月1日から2週間限定で劇場上映が決定。“とある本丸”の最古参である清光の視点を通して描かれる。上映館は各地の東宝系で上映された。

第2期終了後にもイベント「続『刀剣乱舞-花丸-』スペシャルイベント 花丸◎まつり」が2018年6月16日に開催されている。会場は前回と同じ幕張メッセ。


Blu-ray&DVDは共に全6巻。イベントはDVDのみ刊行。


最初に公開されたティザービジュアルには大和守安定加州清光が描かれている。声優はゲームと同じ。

とある本丸のとある刀剣男士の日常を描いたほのぼの系となっている。

審神者は存在しているが画面には出ない方式。


物語編集

時は西暦二二〇五年。

歴史改変を目論む“歴史修正主義者”(※1)による、過去への攻撃が始まった。

歴史を守る使命を与えられた“審神者”によって励起された最強の付喪神刀剣男士”。

これは、そんな彼らが“とある本丸”を舞台に、ひたむきに、そして朗らかに生きる“花丸”な日々の物語。


※1…本作ではもっぱら「時間遡行軍」と呼ばれる。(参考:刀剣乱舞・関連用語集


登場キャラクター編集

第1期編集

第1話の時点では17振りの刀剣男士が登場する。回を追うごとに刀剣男士は増え、10話CパートでOPに登場する47振全員が顕現を果たした。

大和守安定(CV:市来光弘“とある本丸”に17番目に顕現した打刀。元主沖田総司を「沖田くん」と呼び、憧れている。当初は沖田のことばかりであったが、次第に今の主のために強くなりたいと成長する。2期では修行の旅に出る。
加州清光(CV:増田俊樹1番目に顕現した初期刀。元主は沖田総司。貧しい環境で生まれたせいか、綺麗にしていれば主に可愛がってもらえると思っている。2期では「新刀剣男士お世話係」に任命される。
へし切長谷部(CV:新垣樽助2番目に顕現した初鍛刀。織田信長由来の打刀。審神者の「お世話係」で、忠誠心が厚い。審神者の公私の世話を甲斐甲斐しく行い、出不精を助長するダメ審神者製造機。ハーブ畑の世話も任されている。
今剣(CV:山下大輝3番目に顕現。三条派の短刀。源義経の守り刀であり自刃した刀として伝わるが実物は不明。元気で小生意気な鞍馬の小天狗。
前田藤四郎(CV:入江玲於奈4番目に顕現。粟田口派の短刀。前田家伝来。主人思いで気遣いに長ける。
にっかり青江(CV:間島淳司5番目に顕現。備中青江派の大脇差。幽霊すら斬る伝説のある名刀。どこか妖しい空気を身に纏っている。
蜂須賀虎徹(CV:興津和幸6番目に顕現。虎徹派の打刀。蜂須賀家伝来の虎徹の真作。弟の浦島虎徹を可愛がる反面、贋作である兄の長曽祢虎徹には反発している。
陸奥守吉行(CV:濱健人7番目に顕現。坂本竜馬の佩刀。元主に由来して拳銃を持つ。新しい物好きで先を見据えた考え方を大切にする。カメラでみんなを撮影するのが趣味で、審神者がよく買い与えている。
鯰尾藤四郎(CV:斉藤壮馬8番目に顕現。粟田口派の脇差。焼けたせいで過去の記憶が一部無い。快活で茶目っ気ある少年。
歌仙兼定(CV:石川界人9番目に顕現。兼定派の打刀。之定の異名を持つ二代目兼定の作。細川忠興由来。風流と雅を愛する自称文系名刀。和歌も茶道も料理も何でもござれ。
宗三左文字(CV:泰勇気10番目に顕現。左文字派の打刀。不幸三兄弟の次男。天下人の象徴とされ、主人を何度も変えてきた傾国の刀。トラクターは竹馬の友。
薬研藤四郎(CV:山下誠一郎11番目に顕現。粟田口派の短刀。戦場育ちのため、少々医術の心得あり。
燭台切光忠(CV:佐藤拓也12番目に顕現。備前長船派の太刀。伊達政宗由来。格好の良さに拘る伊達者。料理上手で厨に立つ場面も多い。
五虎退(CV:粕谷雄太13番目に顕現。粟田口派の短刀。上杉家伝来。5匹の虎を連れている。小心者ですぐ内省する。
山姥切国広(CV:前野智昭14番目に顕現。堀川派の打刀。霊剣「山姥切」の写し。オリジナルでないことがコンプレックスで色々拗らせてしまっている。実力は充分。
獅子王(CV:逢坂良太15番目に顕現。源頼政退治の恩賞で授かった平安時代の太刀。元主を「じっちゃん」と呼び慕うおじいちゃん子。
石切丸(CV:高橋英則16番目に顕現。三条派の大太刀。石切剣箭神社の御神刀であり御神体。のんびりおおらか。

審神者この“とある本丸”で刀剣男士たちを顕現し、指揮する人物。姿を見せないのは、究極の出不精で二階の部屋に籠っているから。清光曰く、だらしなくおっちょこちょいで何を考えてるのかわからないが頑張り屋で可愛いところがある人。

第2話登場編集

秋田藤四郎(CV:山谷祥生18番目に顕現。粟田口派の短刀。長年秘蔵されていたため好奇心旺盛。
乱藤四郎(CV:山本和臣19番目に顕現。粟田口派の短刀。粟田口としては珍しい乱れ刃で、男の娘。内番服ではスパッツ、戦闘服ではスカートを履いている。
鳴狐(CV:浅沼晋太郎20番目に顕現。粟田口派の打刀。会話のほとんどをお供の狐が行っている。
愛染国俊(CV:山下誠一郎)21番目に顕現。来派の短刀。愛染明王の加護を信じて突っ走る、お祭り好きの活発な少年。
同田貫正国(CV:櫻井トオル22番目に顕現。実質本位に徹して作られた質実剛健の実戦刀。戦好きでぶっきらぼう。
鶴丸国永(CV:斉藤壮馬)23番目に顕現。平安時代の太刀。「驚き」を好む軽妙で酔狂な性格だが、戦うことを忘れたことはない。

第3話登場編集

平野藤四郎(CV:浅利遼太24番目に顕現。粟田口派の短刀。主人思いで、しっかり者で真面目な性格。3話Aパートでは主役を務めた。
骨喰藤四郎(CV:鈴木裕斗25番目に顕現。粟田口派の脇差。焼けたせいで過去の記憶をほとんど失っており、言葉数も少ない。
厚藤四郎(CV:山下大輝)26番目に顕現。粟田口派の短刀。「鎧通し」という組み打ちで使う実戦的な短刀。竹を割ったような性格で、藤四郎兄弟の中では年長。2期5話でになった。
小夜左文字(CV:村瀬歩27番目に顕現。左文字派の短刀。不幸三兄弟の三男。自身にまつわる逸話から「復讐」に生を見出した。
鶯丸(CV:柿原徹也28番目に顕現。古備前派の太刀。平安時代生まれで、おおらかな性格。お茶が大好き。第2期では大包平が来てから密かに観察日記をつけている。

第4話登場編集

堀川国広(CV:榎木淳弥29番目に顕現。安土桃山時代に活躍した刀工・堀川国広作(という説のある)の脇差。新撰組副長・土方歳三が愛用していたと言われる。和泉守兼定の相棒兼助手。礼儀正しく面倒見良く、熱い闘志を持つ。
太郎太刀(CV:泰勇気30番目に顕現。破格の大きさを持つ大太刀。生い立ちには諸説あるが、現在は神社の御神体となっている。俗世が苦手。次郎太刀とは兄弟。
次郎太刀(CV:宮下栄治31番目に顕現。太郎太刀には及ばずとも、それでも破格のサイズの大太刀。大太刀は武士階級の腕力自慢の道具でもあり、所謂かぶき者が装備していたため、華やかで女性的な姿をしている。第2期では本丸内で飲み屋を開いている。
和泉守兼定(CV:木村良平32番目に顕現。兼定派の打刀。幕末から活躍した兼定の作であり、堀川国広同様に土方歳三愛用。美と実力をテーマに生きる短気。

第5話登場編集

大倶利伽羅(CV:古川慎33番目に顕現。相州伝の広光作と言われる打刀。伊達家伝来のため、光忠や鶴丸とは旧知の仲だが、必要以上の馴れ合いを嫌う孤高の存在。
三日月宗近(CV:鳥海浩輔34番目に鍛刀部屋で顕現。平安期の刀工・三条宗近作の太刀。天下五剣の一つで、その中で最も美しいとされる。平安貴族のような優雅な姿で、器の大きい究極のマイペース。

第6話登場編集

博多藤四郎(CV:大須賀純35番目に顕現。粟田口派の短刀。名の由来は博多から出たため。筑前福岡城主 黒田忠之から小笠原忠真に贈られ、以降小笠原家に伝来。博多の豪商から受け継いだ商売人魂を持っている。
山伏国広(CV:櫻井トオル)36番目に顕現。堀川派の太刀。鍛練が大好きで、すぐ修行に行くといって山に籠る悪癖がある。「全てを笑い飛ばせるほどに強くありたい」という志を抱いている。
御手杵(CV:浜田賢二37番目に顕現。天下三名槍のひとつ。駿河国島田の刀工、五条義助作の槍。参勤交代用に名を強調して作られた大きな手杵型の鞘がある。突くための運用に特化した作りで、支援してくれる脇差と仲が良い。

第7話登場編集

江雪左文字(CV:佐藤拓也)38番目に顕現。左文字派の太刀。不幸三兄弟の長男。僧侶の姿だが、瞳は凍てつくように冷たい色をしている。戦いを忌み、「祈る」ことで悲しみを癒そうと考える。
浦島虎徹(CV:福島潤39番目に顕現。虎徹派の脇差。鳥取藩主の池田家に伝来し、刀身に浦島太郎の像が彫られてる。天真爛漫な性格で、誰とでも友達になることができる。
一期一振(CV:田丸篤志3話から弟達に顕現を願われていたが、審神者が富士札(課金アイテム)を使い40番目にやっと顕現。粟田口派の太刀。藤四郎兄弟からは一番上の兄として「いち兄(にい)」と呼ばれ慕われている。いつも優しく穏やかな笑顔だが、時折どこか物悲しい表情も。

第8話登場編集

蜻蛉切(CV:櫻井トオル)41番目に顕現。下三名槍のひとつ。藤原正真作の槍。笹穂の槍身で樋に美しい梵字と三鈷剣が描かれている。穂先に止まった蜻蛉が両断されたという逸話が名の由来。本多忠勝が愛用。大きななりだが、質朴で誠実な性格。
日本号(CV:津田健次郎42番目に顕現。天下三名槍のひとつ。「日の本一の槍」と称えられる。黒田藩の重臣母里太兵衛が、福島正則との呑み賭で勝ち取った伝承から、別名「呑み取りの槍」とも呼ばれる。槍でありながら正三位の官位持ち。虎が苦手…?

第9話登場編集

小狐丸(CV:近藤隆43番目に顕現。三条派の太刀。能の「小鍛冶」に登場し、稲荷明神の援助によって作られたと伝えられる。名は小狐だが、まったく小さくはなく、主に構ってもらえるのは好き。
岩融(CV:宮下栄治)44番目に顕現。武蔵坊弁慶が振るっていたとされる薙刀。他を圧する巨大さで、性格は豪放磊落だが、素性は良く佇まいには品がある。小さくてすばしっこいのが好きで、今剣を可愛がっている。

第10話登場編集

蛍丸(CV:井口祐一)45番目に顕現。来派の大太刀。小さな体に大きな大太刀の少年。刃こぼれに蛍が集まる夢を見た後、それが実際に治っていたという伝説が名前の由来。自由奔放な彼の振る舞いは強さの表れ。
明石国行(CV:浅利遼太)46番目に顕現。来派の太刀。一応愛染国俊と蛍丸の保護者だが、蛍丸贔屓の困った人物。やる気がないのが売りという言葉も語り口調もどこか訝しく、彼の本心=真実がどこにあるのかは掴めない。
長曽祢虎徹(CV:新垣樽助)47番目に顕現。虎徹の贋作といわれる打刀。元主は新撰組局長 近藤勇。池田屋事件で活躍した剛刀。のびやかな性格だが、自身の刀としての在り方に対しては厳しい一面も。

第11話登場編集

とある人物(CV:小野大輔池田屋で安定が出会った人物。

第2期編集

2017年12月15日に配信されたPVにて、髭切膝丸こんのすけが登場することが判明。

こんのすけは第1期では本人のセリフはなく、時々小さなカットなどで登場するなどマスコット的出番だったが、CV実装と共に本格的に登場する模様。

翌週12月22日に髭切と膝丸をはじめとする登場予定15名の新刀剣男士が一挙解禁された。


第1話登場編集

髭切(CV:花江夏樹48番目に顕現。源氏の重宝で、試し斬りで罪人の首を斬った際に髭まで切れたことに由来する。長い年月を経て大抵のことはどうでもよくなったと大らかに語る。ただ、どうでもよくないことまで忘れたりし、弟の膝丸の名前もいちいち忘れる。
膝丸(CV:岡本信彦49番目に顕現。源氏の重宝で、試し斬りで罪人の首を斬った際に両膝まで一刀で断ったことに由来する。長い年月の間に失意を繰り返すとさすがに立ち直りも早いらしく、慕っている兄の髭切にいつも名を忘れられて絶望してもすぐ立ち直る。
こんのすけ(CV:新祐樹先代こんのすけ(CV:飛田展男)と交代で「とある本丸」に赴任してきた。姿形はどちらも同じだが、後任は首飾りをしており、とてもおしゃべりな性格をしている。

第2話登場編集

数珠丸恒次(CV:緑川光50番目に顕現。天下五剣のひとつで、青江恒次作との説がある太刀。鎌倉時代の僧、日蓮が護身用として所持していたと伝わり、柄に数珠が巻かれていたことが名の由来ともされている。祈るように伏せられた眼差しから、その心の機微を読み解くことは難しい。細身でとても身軽。写経や読経など仏道にも励んでいる。

第3話登場編集

太鼓鐘貞宗(CV:髙橋孝治51番目に顕現。相州貞宗の作で、長く伊達家に在った短刀。伊達者という言葉が今に残るだけあって、派手でおしゃれを尊ぶ性質をこの太鼓鐘貞宗も受け継いでいる。伊達家所縁の刀とは仲が良く、燭台切光忠とは「みっちゃん」「貞ちゃん」、大倶利伽羅とは「伽羅」「貞」と呼び合う。

第4話登場編集

不動行光(CV:阪口大助52番目に顕現。織田信長の愛刀。信長は酔うと膝を叩いて「不動行光、つくも髪、人には五郎座御座候」歌ったという。森蘭丸が拝領、後に本能寺の変で焼け身になったとされる。名は不動明王と矜羯羅童子、制多迦童子が浮彫されていたことに由来している。いつも酒を飲んでいるように見えるが、甘酒。
小烏丸(CV:保志総一朗53番目に顕現。古来、重宝として名高い太刀。一説では日本の刀剣が日本刀と呼ばれる形になる成立過程にある一振り。故に、烏の童子を思わせる形で励起されるが、他の刀剣たちは言わば我が子であり、自らはその父として振る舞う。

第5話登場編集

大典太光世(CV:浪川大輔54番目に顕現。天下五剣のひとつで、三池典太光世作の太刀。同時代の刀剣とは作風が隔絶しており、その異質からか枕元に置けば病も治るとされた霊刀。小鳥などの動物が恐れて近寄れないほどの強い霊力を持つ。普段は厳重に蔵に仕舞われていた正真正銘の蔵入り息子。少々根暗でネガティブ物静か。
ソハヤノツルキ(CV:浅利遼太)55番目に顕現。無銘であるが、三池典太光世作と伝わる太刀。坂上田村麻呂の佩刀であった「ソハヤの剣」(坂上宝剣)の写し。徳川家康が所持し、死後霊刀として一緒に葬られたと言われている。強い霊力を持つため長く仕舞われていたことを少々根に持つ。基本明るく前向きで、他人思い。

第6話登場編集

後藤藤四郎(CV:村田太志56番目に顕現。粟田口吉光作の短刀。藤四郎兄弟の一人。後藤生圧三郎光次が所持していたことから名づけられたとされる。のちに尾張徳川家に伝わる。藤四郎兄弟の中では身長は高めの部類に入るが、もっと大きくなりたいお年頃。少々はねっ返りだが面倒見がよいお兄さん
信濃藤四郎(CV:小林裕介57番目に顕現。粟田口吉光作の短刀。藤四郎兄弟の一人。永井信濃守尚政所持であったことが名の由来。後に庄内藩酒井家に伝来。主の懐に入りたい折り紙つきの秘蔵っ子。背は高めだが人懐っこく可愛い寒がり。

第7話登場編集

包丁藤四郎(CV:宮田幸季)58番目に顕現。粟田口吉光作の短刀。藤四郎兄弟のひとり。武家にとって吉光の短刀は最上級の贈物。それが徳川家康の元にひと時でもあったものとなればさらに意味は増す。そして、お菓子が大好きな甘えん坊だが、彼の嗜好誰譲りのものかは言うまでもない。
物吉貞宗(CV:小野賢章)59番目に顕現。相州貞宗作の脇差。徳川家康の愛刀で、これを帯びて出陣すると必ず勝利を得たことから「物吉」と名付けられたと伝わる。好きなことはお手伝い。戦慣れした幸運の王子。物腰柔らかで心優しい。

第8話登場編集

亀甲貞宗(CV:山中真尋)60番目に顕現。相州貞宗作の無銘の打刀。茎に亀甲菊花文の彫刻があることが名の由来。気品薫る貞宗の風格で白菊の如き美青年。そして極まるご主人様至上主義なのだが、服の下に秘密を持つ。
千子村正(CV:諏訪部順一)61番目に顕現。初代村正の作で、恐ろしいほどの切れ味を持つ実戦向き打刀。ミステリアスな立ち居振る舞いは、長く妖刀として眼差しを向けられてきた彼の物語から来るものか。同派の蜻蛉切の心配の種だが、本人はお構いなしの奇行をやりたがる。
大包平(CV:小野友樹)62番目に顕現。古備前派の刀工包平作の太刀。共に刀剣の横綱級とされ天下五剣でもある童子切安綱をライバル視する。歴史的逸話や伝説が乏しい分、池田輝政に見出されたという一説は彼の拠り所。生真面目で融通が利かない熱血派だが、仲間思いで礼儀正しい。

制作スタッフ編集

原案「刀剣乱舞-ONLINE-」(DMM.com/Nitroplus)
監督直谷たかし(第1期)→越田知明(第2期)
キャラクターデザイン谷口淳一郎
シリーズ構成・脚本ピエール杉浦(第1期)→ライトワークス(第2期)
総作画監督
  • 谷口淳一郎・飯田恵理子・吉川真帆(第1期)
  • 古賀美裕紀・熊田明子・森光恵(第2期)
美術監督安田ゆかり
美術設定高橋武之
色彩設計真壁源太・石黒けい(第1期)→竹内優太(第2期)
撮影監督伊藤邦彦(第1期)→呉健弘(第2期)
編集坪根健太郎
音響監督郷文裕貴
音楽川井憲次
アニメーション制作動画工房

主題歌編集

オープニングテーマ編集

第1期編集

『花丸◎日和!』
作詞 - ミズノゲンキ / 作曲・編曲 - 睦月周平
歌 - 大和守安定(CV:市来光弘)・加州清光(CV:増田俊樹

第2期編集

『花丸印の日のもとで』
作詞 - ミズノゲンキ / 作曲・編曲 - 睦月周平
歌 - 大和守安定(CV:市来光弘)・加州清光(CV:増田俊樹)

第2話以降は毎回異なる6振りのゲストボーカルが顕現順で参加している。


エンディングテーマ編集

EDは各話毎に違う刀剣男士が歌う。第1期第11話、第2期11話ともにインストだけで歌詞はなし。

第1期編集

第1話 『明け暮れ日記』
作詞 - ミズノゲンキ / 作曲・編曲 - 睦月周平
歌 - 大和守安定(市来光弘)、加州清光(増田俊樹)
第2話 『心魂の在処』
作詞 - eNu / 作曲・編曲 - R・O・N
歌 - へし切長谷部(新垣樽助)、宗三左文字(泰勇気)、薬研藤四郎(山下誠一郎)
第3話 『花の薫りは叶枝垂れ』
作詞 - eNu / 作曲・編曲 - 睦月周平
歌 - 前田藤四郎(入江玲於奈)、薬研藤四郎(山下誠一郎)、五虎退(粕谷雄太)、秋田藤四郎(山谷祥生)、乱藤四郎(山本和臣)、平野藤四郎(浅利遼太)、厚藤四郎(山下大輝)
第4話 『時ぞとも無し兼備の華よ』
作詞 - ミズノゲンキ / 作曲・編曲 - 設楽哲也
歌 - 堀川国広(榎木淳弥)、和泉守兼定(木村良平)
第5話 『出づる月、招宴の宴』
作詞 - ミズノゲンキ / 作曲・編曲 - 稲毛謙介
歌 - 歌仙兼定(石川界人)、燭台切光忠(佐藤拓也)、鶴丸国永(斉藤壮馬)、三日月宗近(鳥海浩輔)
第6話 『お気楽珍道中』
作詞 - eNu / 作曲・編曲 - 設楽哲也
歌 - 陸奥守吉行(濱健人)、博多藤四郎(大須賀純)、山伏国広(櫻井トオル)、御手杵(浜田賢二)
第7話 『恋と浄土の八重桜』
作詞・作曲 - 芥田貴弘 / 編曲 - 宮崎誠
歌 - 前田藤四郎(入江玲於奈)、鯰尾藤四郎(斉藤壮馬)、薬研藤四郎(山下誠一郎)、五虎退(粕谷雄太)、秋田藤四郎(山谷祥生)、乱藤四郎(山本和臣)、平野藤四郎(浅利遼太)、骨喰藤四郎(鈴木裕斗)、厚藤四郎(山下大輝)、博多藤四郎(大須賀純)、一期一振(田丸篤志)
第8話 『にっかり妖かし数え唄』
作詞 - ピエール杉浦 / 作曲・編曲 - 睦月周平
歌 - にっかり青江(間島淳司)と幽霊退治戦隊
第9話 『暁の星』
作詞 - eNu / 作曲・編曲 - R・O・N
歌 - 今剣(山下大輝)、岩融(宮下栄治)
第10話 『心馳せから縁あり』
作詞 - ミズノゲンキ / 作曲・編曲 - 稲毛謙介
歌 - 愛染国俊(山下誠一郎)、蛍丸(井口祐一)、明石国行(浅利遼太)

第2期編集

第1話 『天と暦』
作詞 - ミズノゲンキ / 作曲・編曲 - R・O・N
歌 - 髭切(花江夏樹)、膝丸(岡本信彦)
第2話 『明日天気になあれ』
作詞 - eNu / 作曲・編曲 - 睦月周平
歌 - 鯰尾藤四郎(斉藤壮馬)、骨喰藤四郎(鈴木裕斗)、一期一振(田丸篤志)
第3話 『奇しき巡りは粋な縁』
作詞 - eNu / 作曲・編曲 - 設楽哲也
歌 - 燭台切光忠(佐藤拓也)、大倶利伽羅(古川慎)、太鼓鐘貞宗(髙橋孝治)
第4話 『めでたしつくりごと』
作詞 - ミズノゲンキ / 作曲・編曲 - 睦月周平
歌 - 山姥切国広(前野智昭)、獅子王(逢坂良太)、小烏丸(保志総一朗)
第5話 『みちゆき、寄り合い』
作詞 - eNu / 作曲・編曲 - 設楽哲也
歌 - 蜂須賀虎徹(興津和幸)、浦島虎徹(福島潤)、長曽祢虎徹(新垣樽助)
第6話 『花色衣』
作詞 - ミズノゲンキ / 作曲・編曲 - 睦月周平
歌 - 宗三左文字(泰勇気)、小夜左文字(村瀬歩)、江雪左文字(佐藤拓也)
第7話 『鈴生り時にて』
作詞・作曲 - ヤナガワタカオ / 編曲 - R・O・N
歌 - 前田藤四郎(入江玲於奈)、鯰尾藤四郎(斉藤壮馬)、薬研藤四郎(山下誠一郎)、五虎退(粕谷雄太)、秋田藤四郎(山谷祥生)、乱藤四郎(山本和臣)、平野藤四郎(浅利遼太)、骨喰藤四郎(鈴木裕斗)、厚藤四郎(山下大輝)、博多藤四郎(大須賀純)、一期一振(田丸篤志)、後藤藤四郎(村田大志)、信濃藤四郎(小林裕介)、包丁藤四郎(宮田幸季)
第8話 『一対の火花、秘め事に触れ』
作詞・作曲・編曲 - 滝沢章
歌 - 亀甲貞宗(山中真尋)、千子村正(諏訪部順一)
第9話 『刃生道』
作詞 - ミズノゲンキ / 作曲 - 山田智和 / 編曲 - 宮崎誠
歌 - 太郎太刀(泰勇気)、次郎太刀(宮下栄治)
第10話 『閃の刻印』
作詞 - eNu / 作曲・編曲 - 馬渕直純
歌 - 大典太光世(浪川大輔)、ソハヤノツルキ(浅利遼太)

挿入歌編集

第1期 第12話 『いつ、何時も』
作詞 - ミズノゲンキ / 作曲・編曲 - 保科潤
歌 - 大和守安定(市来光弘)、加州清光(増田俊樹)
第2期 第12話 『花丸な日々の物語』
作詞 - ミズノゲンキ / 作曲・編曲 - 睦月周平
歌 - 大和守安定(市来光弘)、加州清光(増田俊樹)


1期のうどんミュージカルの再来。まさかの虎徹による料理ミュージカル。中の人も再び。

第2期 第5話 『浦島のために』
作詞 - 猫田 幸 / 作曲 - 櫻井真一
歌 - 蜂須賀虎徹(興津和幸)、長曽祢虎徹(新垣樽助)
第2期 題5話 『卵ふわふわ』
作詞 - 猫田 幸 / 作曲 - 櫻井真一
歌 - 蜂須賀虎徹(興津和幸)、長曽祢虎徹(新垣樽助)

各話リスト編集

第1期編集

話数サブタイトル話数サブタイトル
睦月(1話)ちょーしにのんな如月(2話)言いたいことなんて…、何もない
弥生(3話)一万分の一なんですって卯月(4話)強さって、なんだろうな
皐月(5話)優しいは、強い水無月(6話)この本丸は、めでたいね
文月(7話)誰かを想う幸せ葉月(8話)幽霊退治戦隊、結成!
長月(9話)その過去があるから神無月(10話)本当に大事な思い出
霜月(11話)沖田譲りの、冴えた一撃師走(12話)僕たちの本丸は、今日も花丸

第2期編集

話数サブタイトル話数サブタイトル
睦月(1話)強くならなきゃ如月(2話)明日もいい日になりますように
弥生(3話)絶対負けねーッ!卯月(4話)この本丸の仲間だからだ
皐月(5話)俺だから、できること水無月(6話)これからもよろしく
文月(7話)いざ、大勝負葉月(8話)このことは秘密だからな
長月(9話)たまにはいいですね…神無月(10話)ね、大丈夫でしょう
霜月(11話)期待しているよ師走(12話)花丸な日々の物語

劇場版編集

2017年末に映画製作が発表され、その後の続報で2022年に劇場版『特「刀剣乱舞-花丸-」~雪月華~』が5月に「雪の巻」、7月に「月の巻」、9月に「華の巻」と三部作に分けて公開する、劇場限定上映の予定となった。劇中では新たな刀剣男士たちが登場する。


関連動画編集


関連イラスト編集

祝


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